
自分と母のルーツであるシンガポールで、ラーメンと郷土料理の融合に挑戦するストーリー、
『家族のレシピ』を観る。
高崎のラーメン店とシンガポールが舞台。
この作品のテーマメニューである肉骨茶(バクテー)、海南鶏飯、フィッシュヘッドカレー等、スクリーンに次から次に出て来て、シンガポール英語と共に堪能した。
ただ配役に違和感あり。もとよりストーリーはフィクションにせよ、映画監督までこなす才人・斎藤工も既に有名すぎる。それにも増して松田聖子演じるシンガポール在住の有名フードブロガー。
アジアの歌姫としての知名度が買われての抜擢らしいが。
主演と共演のキャラが立ちすぎて、どうしても話に入り込めない。
僕の中でのアジアの歌姫は、ひとりテレサ・テンのみなのであるが。それにしても、57歳 松田聖子のツルツルおでこには驚愕。
かつての聖子ちゃんカットを踏襲しているのは、現安部内閣の女性大臣のみになりました。
監督はシンガポーリアンのエリック・クー。