
外国で教育を受けた、建設会社の2代目と彼の家で働く地方出のメイド(寡婦)のストーリー。
この作品について語るべきは、日本社会では失わ
れてしまったこと:
・持てる者のつましい生活
・仕える者の分のわきまえ方
・分を越えそうになった時の羞恥心
それらが、現代インド社会には厳然と存在するということ。
インドにおける階級と因習が、人の生活の隅々まで根づいていることを抜きにしても。
何より、主人公のメイドは、夢を胸に秘め格差社会の底辺に居ながら毅然とし、それでいて奥ゆかしさを失わない女性であるところ、
この作品で最も印象的でした。
インド映画の定石どおり、唐突なダンスのシーン入ってます。
(BUNKAMURA ル・シネマにて鑑賞)