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タイトル『昼興行の終わりに』ならば、さしずめ主演は大泉洋であろうか。
令和イチのすれ違いドラマ、まだ元年だけど。
映画は片っ端から行きますよ、の僕がなかなか足を向けなかったのは、配役が過度にキレイキレイであることと、尺が長いこと。ストーリーが平坦に傾くと90分以上は集中できないマニアであるから。
福山のキザンチョ(昭和語)ぶりは、もはや国宝級であるので、かつての森田知事の言を借りれば、出過ぎた杭は打たれまい。
伊勢谷友介も良し、ストーリーのキーとなる桜井ユキも更に良かった。
だが僕を全編眠らせなかったのは、石田ゆり子のピュアなオトナ女子ぶりである。
抑えた演技ではない、女優の素がそのまま役に乗り移った感がある。
若き日にブレイクし、歳を重ね再度ブレイクしている女優に熱くなるのは、にわかラグビーファンのようで、気恥ずかスィー。
だが、今後の出演作はチェックせざるを得なかろう。