定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

マチネの終わりに (迷ったけど)

2019年11月05日 21時46分00秒 | 日記


タイトル『昼興行の終わりに』ならば、さしずめ主演は大泉洋であろうか。
令和イチのすれ違いドラマ、まだ元年だけど。

映画は片っ端から行きますよ、の僕がなかなか足を向けなかったのは、配役が過度にキレイキレイであることと、尺が長いこと。ストーリーが平坦に傾くと90分以上は集中できないマニアであるから。

福山のキザンチョ(昭和語)ぶりは、もはや国宝級であるので、かつての森田知事の言を借りれば、出過ぎた杭は打たれまい。
伊勢谷友介も良し、ストーリーのキーとなる桜井ユキも更に良かった。

だが僕を全編眠らせなかったのは、石田ゆり子のピュアなオトナ女子ぶりである。
抑えた演技ではない、女優の素がそのまま役に乗り移った感がある。

若き日にブレイクし、歳を重ね再度ブレイクしている女優に熱くなるのは、にわかラグビーファンのようで、気恥ずかスィー。
だが、今後の出演作はチェックせざるを得なかろう。