4~7日行われた欧州議会選挙で中道右派が最大会派の地位を維持し、さらに英国、蘭では極右政党も台頭著しいとのこと。
日本と違い、人権擁護法案、外国人参政権が先行し治安や移民問題が起きた。そのため、それらの対応を強化する右派に支持がまわったという。
我が日本では、これらの法案を通そうとする民主党の支持率が小沢問題で低迷したのも束の間、あっという間に回復した。
一度民主党に政権を取らせてみようという人が多いのだろう。NHK、民放の偏向報道に批判が見られるようになったが、まだまだTV新聞だけが情報源という方が圧倒的に多いなか、行くところまでいくしかないようだ。
戦後GHQが残していった日本人の国への帰属意識を削ぐ政策がここにきて実を結んだということか、国を思い、強力なリーダーシップを発揮する政治家が少なくなった。
「友愛」外交で核の脅威が収まり、拉致家族が帰ってくれば云うことはないが・・・
関西 梅雨入り
日本と違い、人権擁護法案、外国人参政権が先行し治安や移民問題が起きた。そのため、それらの対応を強化する右派に支持がまわったという。
欧州議会選、経済危機背景に中道右派勝利 極右政党も台頭 (1/3ページ)
2009.6.8 20:17 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090608/erp0906082019005-n1.htm
【パリ=山口昌子】欧州連合(EU)の加盟27カ国で欧州議会選挙が4~7日に行われ、仏独などの与党政党でつくる中道右派の会派「欧州人民民主党」が最大会派の地位を維持して勝利した。
英国で与党労働党が大敗するなど、中道左派の会派「欧州社会党」は大きく後退した。
英国やオランダなどでは極右政党が台頭し、欧州社会に経済危機への不安やそれに伴う移民への反感が募っている実情を映す結果となった。
欧州議会選挙は、定数736議席を人口などに応じてEU加盟国に配分し、国別に比例代表制で選出される。議員の任期は5年。
欧州議会の暫定集計によると、定数が改選前の785から736に減る中、欧州人民民主党は267議席と改選前の288議席から微減にとどまり、第1党を維持した。これにより同党所属のバローゾ欧州委員長の再任が確定的となった。
欧州社会党は159議席で改選前の217議席を大幅に減らした。投票率は43.09%で過去最低だった。
(2/3ページ)
主要国では軒並み右派が勝利した。ドイツではメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が得票率37.9%で、大連立を組む社会民主党の20.8%を大幅にリード。フランスでも与党の国民運動連合(UMP)が約27%で、社会党が約17%だった。経済危機で大きな打撃を受けたスペインでは野党の右派、国民党が約42%で、サパテロ首相を支える与党の左派、社会労働党の約39%を上回った。
右派が勝利した背景には、経済危機による社会不安が増す中、治安や移民問題への対応を強化している右派への支持がある。移民への反感には失業問題が深刻化し、移民に職場を奪われるとの危機感もある。
経済危機の悪影響は、各国で極右政党の勢力拡大にもつながった。英国では、移民排斥を訴える英国民党(BNP)から2人が当選し、初の議席を獲得した。オランダでも反移民の自由党が得票率16.9%で4議席を得た。このほか、ハンガリーとブルガリアでも、極右政党がそれぞれ3議席を獲得して躍進した。
(3/3ページ)
■英労働党、欧州議会選でも惨敗 ブラウン首相の進退を協議へ
【ロンドン=木村正人】経費乱用問題に揺れる英国で、与党労働党は欧州議会選(72議席)でも、最大野党保守党だけでなく、脱欧州連合(EU)を唱える英国独立党にも敗れて第3党に転落した。地方選と欧州議会選の惨敗を受け、労働党は8日夕(日本時間9日未明)に国会議員総会を開き、ブラウン首相の進退を協議する。
英BBC放送によると、各党の得票率は(1)保守党28.6%(2)英国独立党17.4%(3)労働党15.3%(4)自由民主党13.9%。既存政党への不信が広がっていることが浮き彫りになった。
2009.6.8 20:17 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090608/erp0906082019005-n1.htm
【パリ=山口昌子】欧州連合(EU)の加盟27カ国で欧州議会選挙が4~7日に行われ、仏独などの与党政党でつくる中道右派の会派「欧州人民民主党」が最大会派の地位を維持して勝利した。
英国で与党労働党が大敗するなど、中道左派の会派「欧州社会党」は大きく後退した。
英国やオランダなどでは極右政党が台頭し、欧州社会に経済危機への不安やそれに伴う移民への反感が募っている実情を映す結果となった。
欧州議会選挙は、定数736議席を人口などに応じてEU加盟国に配分し、国別に比例代表制で選出される。議員の任期は5年。
欧州議会の暫定集計によると、定数が改選前の785から736に減る中、欧州人民民主党は267議席と改選前の288議席から微減にとどまり、第1党を維持した。これにより同党所属のバローゾ欧州委員長の再任が確定的となった。
欧州社会党は159議席で改選前の217議席を大幅に減らした。投票率は43.09%で過去最低だった。
(2/3ページ)
主要国では軒並み右派が勝利した。ドイツではメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が得票率37.9%で、大連立を組む社会民主党の20.8%を大幅にリード。フランスでも与党の国民運動連合(UMP)が約27%で、社会党が約17%だった。経済危機で大きな打撃を受けたスペインでは野党の右派、国民党が約42%で、サパテロ首相を支える与党の左派、社会労働党の約39%を上回った。
右派が勝利した背景には、経済危機による社会不安が増す中、治安や移民問題への対応を強化している右派への支持がある。移民への反感には失業問題が深刻化し、移民に職場を奪われるとの危機感もある。
経済危機の悪影響は、各国で極右政党の勢力拡大にもつながった。英国では、移民排斥を訴える英国民党(BNP)から2人が当選し、初の議席を獲得した。オランダでも反移民の自由党が得票率16.9%で4議席を得た。このほか、ハンガリーとブルガリアでも、極右政党がそれぞれ3議席を獲得して躍進した。
(3/3ページ)
■英労働党、欧州議会選でも惨敗 ブラウン首相の進退を協議へ
【ロンドン=木村正人】経費乱用問題に揺れる英国で、与党労働党は欧州議会選(72議席)でも、最大野党保守党だけでなく、脱欧州連合(EU)を唱える英国独立党にも敗れて第3党に転落した。地方選と欧州議会選の惨敗を受け、労働党は8日夕(日本時間9日未明)に国会議員総会を開き、ブラウン首相の進退を協議する。
英BBC放送によると、各党の得票率は(1)保守党28.6%(2)英国独立党17.4%(3)労働党15.3%(4)自由民主党13.9%。既存政党への不信が広がっていることが浮き彫りになった。
我が日本では、これらの法案を通そうとする民主党の支持率が小沢問題で低迷したのも束の間、あっという間に回復した。
一度民主党に政権を取らせてみようという人が多いのだろう。NHK、民放の偏向報道に批判が見られるようになったが、まだまだTV新聞だけが情報源という方が圧倒的に多いなか、行くところまでいくしかないようだ。
戦後GHQが残していった日本人の国への帰属意識を削ぐ政策がここにきて実を結んだということか、国を思い、強力なリーダーシップを発揮する政治家が少なくなった。
「友愛」外交で核の脅威が収まり、拉致家族が帰ってくれば云うことはないが・・・
関西 梅雨入り