台湾総統選挙で勝利した蔡英文氏は、早速日台FTA締結などに意欲を示しているが、
我が国固有の領土である尖閣諸島については、「尖閣諸島は台湾領」と明言した。
以前台湾総統であった李登輝氏は「尖閣は日本領」と述べていた。
親日国台湾ではあるが、「尖閣」がやがては「トゲ」になるのかも。
以前台湾総統であった李登輝氏は「尖閣は日本領」と述べていた。
親日国台湾ではあるが、「尖閣」がやがては「トゲ」になるのかも。
台湾新総統の蔡英文氏、日台FTAに意欲示す 2016/01/18 15:44
http://www.epochtimes.jp/2016/01/25100.html
16日の台湾総統選で圧勝し、総統に当選した民進党の党首、蔡英文主席(59)は翌17日、党本部で日本の対台湾窓口機関である交流協会の大橋光夫会長らと会談した。蔡氏は、日台間の自由貿易協定(FTA)に関する協議を進めることも含め、経済貿易面における双方の協力体制は、今後の日台関係における重要な部分になるとの見解を示した。
2001年10月、当時の平沼赳夫経済産業相と台湾の林義夫経済部長は会談で、日台FTAについて民間レベルの対話と研究を開始することを合意したものの、現在はまだ締結に至っていない。
民進党の同日夜の公式発表によると、蔡党首は、持続的なコミュニケーションと理性的な姿勢は外交の要であると強調した上、経済分野の課題に対処し、経済貿易交流を促進させていくなど、日台関係をさらに発展させるとの方針を示した。
民進党秘書長の呉燮氏と同交流協会台北事務所代表の沼田幹夫氏も会談に同席。蔡氏は、民進党が2008年の総統選挙で大敗して野党に下ってからの8年間、日本側が同党との良好な関係を維持し続けてきたことに感謝の意を表したという。
16日投開票された台湾総統選で56・12%の得票率で他党の候補らに大差をつけて、総統に当選した蔡氏は、中台関係において独立志向であるが、親日家として知られている。 (翻訳編集・桜井信一、叶子)
http://www.epochtimes.jp/2016/01/25100.html
16日の台湾総統選で圧勝し、総統に当選した民進党の党首、蔡英文主席(59)は翌17日、党本部で日本の対台湾窓口機関である交流協会の大橋光夫会長らと会談した。蔡氏は、日台間の自由貿易協定(FTA)に関する協議を進めることも含め、経済貿易面における双方の協力体制は、今後の日台関係における重要な部分になるとの見解を示した。
2001年10月、当時の平沼赳夫経済産業相と台湾の林義夫経済部長は会談で、日台FTAについて民間レベルの対話と研究を開始することを合意したものの、現在はまだ締結に至っていない。
民進党の同日夜の公式発表によると、蔡党首は、持続的なコミュニケーションと理性的な姿勢は外交の要であると強調した上、経済分野の課題に対処し、経済貿易交流を促進させていくなど、日台関係をさらに発展させるとの方針を示した。
民進党秘書長の呉燮氏と同交流協会台北事務所代表の沼田幹夫氏も会談に同席。蔡氏は、民進党が2008年の総統選挙で大敗して野党に下ってからの8年間、日本側が同党との良好な関係を維持し続けてきたことに感謝の意を表したという。
16日投開票された台湾総統選で56・12%の得票率で他党の候補らに大差をつけて、総統に当選した蔡氏は、中台関係において独立志向であるが、親日家として知られている。 (翻訳編集・桜井信一、叶子)
【台湾・総統選】尖閣諸島は台湾領 勝利した蔡英文氏が明言
http://www.sankei.com/west/print/160117/wst1601170039-c.html
台湾総統選で勝利した民主進歩党の蔡英文主席は16日夜の記者会見で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)について台湾領だとあらためて主張した。
蔡氏は「平和で安定した中台関係の現状維持」を目指すと述べ、中国との関係悪化を避ける姿勢を示した。総統選で圧勝したことについては「民主主義の精神を示したことが最大の意義だ」と強調した。
蔡氏は会見で、中国との対話の重要性を強調し、相互交流は「中台相互に責任がある」と述べ、民進党との公式対話を拒む中国側に対応を求めた。
一方で蔡氏は、台湾の民主制度や国家意識、国際活動などへの圧力は「中台関係の安定を損なう」と述べ、中国をけん制した。
日本とは経済や安全保障の分野で関係を強化したいと述べた。南シナ海問題については「平和解決を望む」と述べた。(台北 共同)
©2016 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL All rights reserved
http://www.sankei.com/west/print/160117/wst1601170039-c.html
台湾総統選で勝利した民主進歩党の蔡英文主席は16日夜の記者会見で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)について台湾領だとあらためて主張した。
蔡氏は「平和で安定した中台関係の現状維持」を目指すと述べ、中国との関係悪化を避ける姿勢を示した。総統選で圧勝したことについては「民主主義の精神を示したことが最大の意義だ」と強調した。
蔡氏は会見で、中国との対話の重要性を強調し、相互交流は「中台相互に責任がある」と述べ、民進党との公式対話を拒む中国側に対応を求めた。
一方で蔡氏は、台湾の民主制度や国家意識、国際活動などへの圧力は「中台関係の安定を損なう」と述べ、中国をけん制した。
日本とは経済や安全保障の分野で関係を強化したいと述べた。南シナ海問題については「平和解決を望む」と述べた。(台北 共同)
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李登輝氏訪日「尖閣は日本領」、安保法案も評価 中国、台湾が声明で批判 更新日:2015年7月27日
http://newsphere.jp/world-report/20150727-2/
台湾の元総統、李登輝氏が、19日から25日まで日本を訪問した。来日中の会見で「尖閣は日本領」という見解を示し、自国の政治家から批判を受けた。また、李氏は台湾独立の立場を明確にしており、中国は氏の入国を許可した日本に反発。「一つの中国」の再確認を求めた。
◆民主主義を求め、安倍首相を評価
台湾の通信社、中央社のサイト「Focus Taiwan」の英文記事によれば、92歳の李登輝氏は、22日に開かれた「李登輝先生の公演を実現する国会議員の会」主催の講演会で、「残された時間は推定約5年」、「台湾がより成熟した民主主義社会となる手助けに、残りの人生を捧げたい」と話した。李氏は台湾の民主化、自由化、憲法改正について語り、非公開で行われた日本の政治家たちとの質疑応答では、アベノミクスや安倍首相の安保法案成立への努力を評価したという(Focus Taiwan 1)
李氏の訪日を受けて、中国外交部の報道官は、日本が李氏の訪日および台湾分離派の活動への手助けをしたと批判。日中共同宣言を含む日中間の合意における原則に従い、中国とのその堅い約束を果たすことを日本に求めるとともに、「一つの中国」という方針を忘れず、台湾に関連する問題は慎重かつ適切な態度で対応し、日中間の新たな政治的障壁を作ることを慎むべきだと述べた(新華社)。
◆李氏が尖閣問題について大胆発言
台湾のメディアが注目したのは、23日の日本外国特派員協会での記者会見で、李氏は「尖閣諸島は日本領で、台湾領ではない」と発言したことだ。敢えて台湾で使われている「釣魚台列島」という呼称を使わず、「尖閣諸島」と日本式に呼んだこともいくつかのメディアが報じた(台北タイムズ1)。
台湾総督府の陳以信報道官は、釣魚台列島は、台湾が福建省の1県として清朝に編入された「1683年以来、台湾固有の領土だ」と説明し、議論の余地なく台湾領だと述べている。珍氏は、日本での李氏の発言を「国家を辱しめ、その主権をはく奪する行為だ」と批判。台湾外交部も「台湾の立場からそれたどのような発言も、(釣魚台)列島への主権の主張に影響をあたえない」との声明を発表し、台湾国民党の報道官も遺憾の意を表している(台北タイムズ1)。
李氏は、以前から繰り返し、尖閣はずっと沖縄に属してきたと主張している。自国からの批判に対し、「歴史が示すまま」にこの問題を捉えたまでだと述べ、馬英九総統はもっと勉強して、自分が理解していない物事へのコメントは慎むべきだと反論している(台北タイムズ2)。
中台両政府の李氏批判に対し、元台湾駐日代表の許世楷氏は、「李氏が総督府を去ってからもう15年以上が経った。普通の市民として、彼の海外訪問に制約が加えられるべきではない」と主張。また、民主主義、相互尊重、法の支配の価値観を擁護した李氏の訪日に対する馬政権、国民党、中国の反応は、現代において普遍的に取り入れられる価値への理解を欠く表れだと指摘。国民党と中国は、18世紀に遡る愛国主義にいまだに執着しているとした(台北タイムズ2)。
◆いまだ強い影響力
「Focus Taiwan」は、李氏が23日に安倍首相と面会し、中国が話題に上ったようだというテレビ東京のニュースを報じた。もっとも、安倍首相との会談があったかどうかという質問に対しては、李氏はノーコメントと返答。安倍首相からの招待で訪日したのかという問いにも、「ノー」と答えたらしい(Focus Taiwan 2)。
今回民間人として訪日した李氏だったが、日本を支持し、台湾独立を求める元総統の発言は、意見を異にするものを刺激するには充分であったようだ。帰国した李氏は、空港でさっそく、「釣魚台は台湾領」と叫ぶ団体からの抗議の声で迎えられている(中央社Focus Taiwan 3)。 (山川真智子)
http://newsphere.jp/world-report/20150727-2/
台湾の元総統、李登輝氏が、19日から25日まで日本を訪問した。来日中の会見で「尖閣は日本領」という見解を示し、自国の政治家から批判を受けた。また、李氏は台湾独立の立場を明確にしており、中国は氏の入国を許可した日本に反発。「一つの中国」の再確認を求めた。
◆民主主義を求め、安倍首相を評価
台湾の通信社、中央社のサイト「Focus Taiwan」の英文記事によれば、92歳の李登輝氏は、22日に開かれた「李登輝先生の公演を実現する国会議員の会」主催の講演会で、「残された時間は推定約5年」、「台湾がより成熟した民主主義社会となる手助けに、残りの人生を捧げたい」と話した。李氏は台湾の民主化、自由化、憲法改正について語り、非公開で行われた日本の政治家たちとの質疑応答では、アベノミクスや安倍首相の安保法案成立への努力を評価したという(Focus Taiwan 1)
李氏の訪日を受けて、中国外交部の報道官は、日本が李氏の訪日および台湾分離派の活動への手助けをしたと批判。日中共同宣言を含む日中間の合意における原則に従い、中国とのその堅い約束を果たすことを日本に求めるとともに、「一つの中国」という方針を忘れず、台湾に関連する問題は慎重かつ適切な態度で対応し、日中間の新たな政治的障壁を作ることを慎むべきだと述べた(新華社)。
◆李氏が尖閣問題について大胆発言
台湾のメディアが注目したのは、23日の日本外国特派員協会での記者会見で、李氏は「尖閣諸島は日本領で、台湾領ではない」と発言したことだ。敢えて台湾で使われている「釣魚台列島」という呼称を使わず、「尖閣諸島」と日本式に呼んだこともいくつかのメディアが報じた(台北タイムズ1)。
台湾総督府の陳以信報道官は、釣魚台列島は、台湾が福建省の1県として清朝に編入された「1683年以来、台湾固有の領土だ」と説明し、議論の余地なく台湾領だと述べている。珍氏は、日本での李氏の発言を「国家を辱しめ、その主権をはく奪する行為だ」と批判。台湾外交部も「台湾の立場からそれたどのような発言も、(釣魚台)列島への主権の主張に影響をあたえない」との声明を発表し、台湾国民党の報道官も遺憾の意を表している(台北タイムズ1)。
李氏は、以前から繰り返し、尖閣はずっと沖縄に属してきたと主張している。自国からの批判に対し、「歴史が示すまま」にこの問題を捉えたまでだと述べ、馬英九総統はもっと勉強して、自分が理解していない物事へのコメントは慎むべきだと反論している(台北タイムズ2)。
中台両政府の李氏批判に対し、元台湾駐日代表の許世楷氏は、「李氏が総督府を去ってからもう15年以上が経った。普通の市民として、彼の海外訪問に制約が加えられるべきではない」と主張。また、民主主義、相互尊重、法の支配の価値観を擁護した李氏の訪日に対する馬政権、国民党、中国の反応は、現代において普遍的に取り入れられる価値への理解を欠く表れだと指摘。国民党と中国は、18世紀に遡る愛国主義にいまだに執着しているとした(台北タイムズ2)。
◆いまだ強い影響力
「Focus Taiwan」は、李氏が23日に安倍首相と面会し、中国が話題に上ったようだというテレビ東京のニュースを報じた。もっとも、安倍首相との会談があったかどうかという質問に対しては、李氏はノーコメントと返答。安倍首相からの招待で訪日したのかという問いにも、「ノー」と答えたらしい(Focus Taiwan 2)。
今回民間人として訪日した李氏だったが、日本を支持し、台湾独立を求める元総統の発言は、意見を異にするものを刺激するには充分であったようだ。帰国した李氏は、空港でさっそく、「釣魚台は台湾領」と叫ぶ団体からの抗議の声で迎えられている(中央社Focus Taiwan 3)。 (山川真智子)