さすがに若い首領様も米を相手に能力不足を感じたか、米朝会談を前に、北朝鮮の金正恩氏は再度訪中した。中国が北朝鮮の代弁者として会談に介入するらしい。
在韓米軍の撤退と、北朝鮮の核放棄が主題と思われるが中国が介在するとより複雑になるだろう。
威嚇するように核実験を繰り返していた頃とはエライ違いだが、米朝会談で何を得ることが出来るのだろうか。、
在韓米軍の撤退と、北朝鮮の核放棄が主題と思われるが中国が介在するとより複雑になるだろう。
威嚇するように核実験を繰り返していた頃とはエライ違いだが、米朝会談で何を得ることが出来るのだろうか。、
【金正恩氏再訪中】北朝鮮の“後ろ盾”鮮明 習近平氏、代弁者として米朝会談に介入へ 2018.5.8 23:37
http://www.sankei.com/world/print/180508/wor1805080065-c.html
中国国営通信新華社が8日に配信した、中国遼寧省大連で会談する中国の習近平国家主席(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の写真(新華社=共同)
【北京=藤本欣也】中国の習近平政権は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の再訪中を受け入れ、朝鮮半島問題で北朝鮮の代弁者として米国に交渉する姿勢を打ち出した。今後、中国が北朝鮮の“後ろ盾”の地位を誇示し、米朝会談などに積極的に介入する構図が鮮明となった形だ。
今回の中朝首脳会談が異例なのは、金氏が中国を再訪して行われたことだ。前回3月下旬の首脳会談で中朝両国は習国家主席の訪朝で合意しており、次は習氏が訪朝する番だった。
その疑問を解くカギは、米朝首脳会談の日程がなかなか発表されない点にありそうだ。北朝鮮の非核化をめぐって米朝間の事前調整が難航する中、北朝鮮側が中国に助けを求めた可能性が高い。
中国国営新華社通信によると、金氏は今回の首脳会談で「中国との戦略的な意思疎通と協力をさらに強化することを希望する」と述べ、中国頼みの姿勢をあらわにしている。金氏は「習氏の遠見卓識を高く評価」することも忘れなかった。
中国としても、助けを求める北朝鮮を保護することは同国への決定的な影響力を確保できるチャンスだ。習氏はトランプ米大統領との電話会談などで北朝鮮の主張を代弁、米朝首脳会談の実現に向けて調整するとみられる。
また、中国側が金氏の再訪中を受け入れた背景には、9日に日中韓首脳会談が開催されることも影響している。最新の金氏とのやりとりを材料に、日中韓首脳会談での北朝鮮問題の協議をリードできる。
今回、中朝首脳会談の場所として大連が選ばれた理由は定かではない。大連では中国初の国産空母の試験航海に向けた準備が進められており、習氏の式典出席が取り沙汰されている。習氏の都合に合わせる形で、金氏が大連を訪れた可能性もある。
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中国国営通信新華社が8日に配信した、中国遼寧省大連で会談する中国の習近平国家主席(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の写真(新華社=共同)
【北京=藤本欣也】中国の習近平政権は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の再訪中を受け入れ、朝鮮半島問題で北朝鮮の代弁者として米国に交渉する姿勢を打ち出した。今後、中国が北朝鮮の“後ろ盾”の地位を誇示し、米朝会談などに積極的に介入する構図が鮮明となった形だ。
今回の中朝首脳会談が異例なのは、金氏が中国を再訪して行われたことだ。前回3月下旬の首脳会談で中朝両国は習国家主席の訪朝で合意しており、次は習氏が訪朝する番だった。
その疑問を解くカギは、米朝首脳会談の日程がなかなか発表されない点にありそうだ。北朝鮮の非核化をめぐって米朝間の事前調整が難航する中、北朝鮮側が中国に助けを求めた可能性が高い。
中国国営新華社通信によると、金氏は今回の首脳会談で「中国との戦略的な意思疎通と協力をさらに強化することを希望する」と述べ、中国頼みの姿勢をあらわにしている。金氏は「習氏の遠見卓識を高く評価」することも忘れなかった。
中国としても、助けを求める北朝鮮を保護することは同国への決定的な影響力を確保できるチャンスだ。習氏はトランプ米大統領との電話会談などで北朝鮮の主張を代弁、米朝首脳会談の実現に向けて調整するとみられる。
また、中国側が金氏の再訪中を受け入れた背景には、9日に日中韓首脳会談が開催されることも影響している。最新の金氏とのやりとりを材料に、日中韓首脳会談での北朝鮮問題の協議をリードできる。
今回、中朝首脳会談の場所として大連が選ばれた理由は定かではない。大連では中国初の国産空母の試験航海に向けた準備が進められており、習氏の式典出席が取り沙汰されている。習氏の都合に合わせる形で、金氏が大連を訪れた可能性もある。
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