落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

昭和30年代の映画

2019年06月03日 | 音楽、映画
昭和30年代と云えば、当方小学校〜高校時代だった。
まだ家にはTVもなくラジオ全盛だった。
ふと思い出して、当時のドラマを検索してみた。
当時は毎週ラジオに耳を傾けたが、動画サイトでまたお目にかかったのはありがたい。

花菱アチャコ、浪速千栄子主演。
「お父さんはお人好し」1955年
夫婦に子供1ダースの賑やかな一家の物語。
子供の頃、父親と仕事仲間のSさんがバイクで私と弟を尼崎の映画館に連れていってくれた。
残念ながらネットの動画では後半がなかった。後半は、店にアイスキャンデーを導入したが、水が噴き出して冷却器の蓋が閉まらなくなり、堺俊二が必死で閉めようとするシーンがあったのを覚えている。
https://www.dailymotion.com/video/x6y4o1u

「アチャコ青春手帳」1952年
落第を隠す大学生アチャコの下宿に浪速千栄子さんの母親が訪ねてくる騒動。
https://www.youtube.com/watch?v=fQBxnv8QPKc

アチャコさんの「もー めちゃくちゃでござりまするがな」というギャグは当時大流行した。
高校で国語の先生が、浪速千栄子さんの大阪弁を「素晴らしい、あれは本物よ」と絶賛していたのを思い出す。








岩屋防衛相の安易な融和姿勢

2019年06月03日 | 政治・外交
昨年暮れ、海上自衛隊のP1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦から火器管制用レーダーを照射された。今年2月韓国の文議員の「天皇陛下への謝罪要求」という常軌を逸した非礼発言があった。日本政府は謝罪や撤回を要求したが応じていない。
中国は相変わらず尖閣諸島付近の領海侵犯を繰り返している。
これらの国々に先ずは抗議の姿勢を見せるべき防衛相が課題棚上げで融和姿勢とは・・・
相手に非があるのに、課題“棚上げ”で… 岩屋防衛相、中韓に安易な融和姿勢  2019.6.3
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/190603/pol1906030002-n2.html

写真: 「アジア安全保障会議」に臨む韓国の鄭景斗国防相(左)と岩屋防衛相=1日、シンガポール(共同 「アジア安全保障会議」に臨む韓国の鄭景斗国防相(左)と岩屋防衛相=1日、シンガポール(共同)

 岩屋毅防衛相はシンガポールで開かれたアジア安全保障会議に合わせ、中韓両国の国防相とそれぞれ会談し、防衛交流の強化や再開をアピールした。ただ、中国とは尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域での領海侵入、韓国とは自衛隊機への火器管制レーダー照射という看過できない課題が未解決のままだ。安易な融和姿勢は国内外に誤ったメッセージを発信しかねない。

 ■「抑制」気配ない中国

 「年内のできるだけ早い時期に訪中を実現することで一致をみた」

 岩屋氏は中国の魏鳳和国防相との会談後、記者団にこう明かした。防衛相による中国訪問は日中関係の悪化を受けて平成21年3月を最後に途絶えているが、岩屋氏はかねて訪中したい意向を公言していた。

 しかし、安全保障面で中国が抑制する気配はない。日本にとっても重要なシーレーン(海上交通路)である南シナ海では国際法を無視して人工島の軍事化を進めている。尖閣諸島をめぐっては1日、中国海警局の船が領海外側にある接続水域で51日連続で確認され、過去最高記録を更新した。

 中国海警局は昨年7月に中央軍事委員会の指導下にある中国人民武装警察部隊に編入され、事実上軍隊の一部となっている。岩屋氏は中国の海洋進出に懸念を表明したと記者団に語ったが、「今回の主眼は日中防衛交流の活性化だ」と強調し、直近の尖閣周辺の動きを提起したかどうかについては明言を避けた。

■韓国に秋波、30分会談

 一方、岩屋氏が意欲を示していた韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相との正式な会談は見送られた。レーダー照射問題をめぐり日本は再発防止を求めてきたが、韓国は事実を認めず、自衛隊機の飛行を「低空脅威飛行」と非難してきた。事務方の調整でも折り合わず「会っても建設的な議論にならない」(防衛省幹部)と判断した。

 それでも岩屋氏は「ぜひお目にかかりたい」と秋波を送り、約30分の非公式会談に臨んだ。レーダー照射問題は双方が従来の主張を繰り返し、平行線に終わった。岩屋氏は記者団に「話し合って答えが出てくるという状況ではない。未来志向の関係を作っていくために一歩踏み出したい」と述べ、今後は関係改善を優先する考えを示した。

 中韓に非がある重大な課題を棚上げして融和に転じれば、相手から侮られるだけでなく同盟国や友好国の信頼をも失いかねない。何より自衛隊員の士気低下が懸念される。(石鍋圭 産経新聞)