父親の月命日。
雨も降っているし、台風前だから、お墓に行くのはやめたほうがいいのでは?と母を説得したけれど、「行く」という。
言い出したら、誰も止められないので、仕方なく指名された私が連れていく事に。
いつも行く花屋さんの前にある錆びたカエルさんは、雨に濡れて何か嬉しそうに見えました。
そんなに激しい雨ではありませんでしたし、墓掃除して線香・ろうそく・花・水をお供えした頃には雨は止んでいました。
晩御飯、台風前なので、カレーライスを沢山作りました。
ジャガイモが沢山になってしまったので、ジャガイモをお玉の背でつぶしていたら、父親もそうしてたなぁと思い出す。
母親がわざとジャガイモをつぶさないのが嫌で、台所にちょこちょこと来ては、母親がいない間にこっそりとジャガイモをつぶしていました。
私と父親は同じ好みなので、私がカレーを作ると「〇子が作ったカレーは美味しい」と言って食べてくれました。
誰からもあまり褒められる事がなかった私でしたので、父親の盲目的な愛情は唯一でした。
そんな事を思いながら、ジャガイモを潰していました。
雨も降っているし、台風前だから、お墓に行くのはやめたほうがいいのでは?と母を説得したけれど、「行く」という。
言い出したら、誰も止められないので、仕方なく指名された私が連れていく事に。
いつも行く花屋さんの前にある錆びたカエルさんは、雨に濡れて何か嬉しそうに見えました。
そんなに激しい雨ではありませんでしたし、墓掃除して線香・ろうそく・花・水をお供えした頃には雨は止んでいました。
晩御飯、台風前なので、カレーライスを沢山作りました。
ジャガイモが沢山になってしまったので、ジャガイモをお玉の背でつぶしていたら、父親もそうしてたなぁと思い出す。
母親がわざとジャガイモをつぶさないのが嫌で、台所にちょこちょこと来ては、母親がいない間にこっそりとジャガイモをつぶしていました。
私と父親は同じ好みなので、私がカレーを作ると「〇子が作ったカレーは美味しい」と言って食べてくれました。
誰からもあまり褒められる事がなかった私でしたので、父親の盲目的な愛情は唯一でした。
そんな事を思いながら、ジャガイモを潰していました。