2015年の夏にカトー折りの出前授業を希望された高校がありました。そこでエコにもなる防災の知恵を考えて、実際に作りながら試してみる体験授業を準備しています。これを機会に他の学校でも参考にしていただければと思います。
<古新聞紙で折った器にサランラップを巻いて食器に>
食器が割れてしまったときに、新聞紙でおわんや、お皿をつくり、それにサランラップを巻きます。新聞紙の絵柄に気をつければ、食器らしいものも出来ます。
<新聞紙を毛布やタオル代わりに >
〇汗や雨などで濡れた身体を拭くときに、古新聞紙が役立ちます。拭かないと体温が下がり、体調を崩します。また足拭きマット代わりに使います。泥だらけになった足や靴を室内や車の中に持ち込まないように古新聞紙を敷いて、マットにします。→カトー折りで袋をつくり、使った新聞紙を仕舞います。乾かせば、また他のものに使えます。
<紙屑が枕にする>
〇使った新聞紙の使い道がなく、ごみしかないと思ったら、乾かして、ちぎって、カトー折りの袋に詰めます。これがクッションや枕になります。
<汚れた下着の一時保存に>
〇汚れた衣類や下着を一時的に仕舞うところがありません。新聞紙の袋に詰めて、仕舞っておきます。間違えて捨てないように袋にはマジックで中身のものを書いておきます。
<食べ残しの始末に>
〇配給されたごはんの食べ残しをレジ袋に入れたままで、数日放置するとハエや虫が来ます。レジ袋に入れたあと、古新聞紙をカトー折りの袋でしっかり密閉します。臭いも減り、見た目もよく、衛生的です。
<水を貯めるバケツに>
〇古新聞紙で大きいな正方形の箱を作り、レジ袋を被せれば、バケツができます。水を入れても大丈夫。貴重な水を洗い物や歯磨きに使います。
<サランラップのロープ>
〇サランラップがたくさんあれば、それを捩じって、よって、ロープをつくることができます。人を救出するときやモノを下したり、あげたりするときに使います。普段使わないときは、いたずらされないように、巻いて、新聞紙で包んでしまっておきます。
<三角きん代わりに>
〇腕や足を骨折したときに新聞紙を丸めて、棒にして、骨折部分にあて木として使い、レジ袋を巻いて、固定し、またレジ袋をちぎって、首にかけることができます。
<簡易トイレに>
〇水洗トイレが使えないとき、屋外に毛布やグランドシートの囲いのあるトイレを作ります。地面に穴を掘り、3枚ほど重ねた新聞紙で折った袋の中にして、それをカトー折りで密閉して、隣の深いの穴に落とします。
このブログが、カトー折り考案者様の公式ブログだと今知りました!たいへん、驚いています!!
少し経緯を説明するとですね・・・
元々わたくしはYouTubeを徘徊していて、たまたまカトー折りを知りました。
そして、そのあまりの簡単&便利さに感激しました。それ以来、うちは新聞を取っていない事情から、フリーペーパーなどを持ち帰って、カトー折りを実践しております!
カトー折りで作った煙草入れは頑丈で、試しに、ビニール袋に身近な物を乱暴に投げ入れた後でも、取り出した時、カトー折り煙草入れはタバコの箱が散らばること無く原型をとどめていました!
他にも、生活に使える、簡単な工作はないかなー、と思って、色々調べていました。その都度、このブログがヒットするので、カトー折りが好きな人が、それをまとめたサイトだと思い、流し読みしていましたw
そして今回、どうしても、できるだけ丈夫でフタ付きの箱が必要になり、細かく読みながらこのブログにまたしても辿り着いたのですが、今まで読んでいなかったプロフィールを見てびっくり!!カトー折りの受賞者様、ご本人のブログではないですか!w
今まで、流し読みしていたのが失礼すぎて・・・・申し訳ありません・・・w
という訳で長文になってしまいましたがカトー折りは、非常に重宝しております。ありがとうございます!
そして今回、フタのついた箱を作る方法がないか調べに来た、という次第であります。
もし、そういう方法があったら、ご教授頂ければ幸いです!
話は変わりますが、このブログは気軽にコメントをしてよろしいのでしょうか?
今回は、とても長文になってしまいましたが、もしコメントで会話などできたら、フタつき箱の作り方の希望を言ってみたり何か別の便利な折り方を情報提供できたり・・・なども含めて、色々アイディアを話してみたいです!
例えば、2枚の紙を使うとか、手で少しだけ切込みを入れて工夫するなど・・・
私は特に折り紙ができたり、特別な何かを持っているわけではないのですが、ヒントを元に工夫したり、思案したり、応用したり。そういう事をするのが好きなので、もし私の思いつきが、何かに繋がれば幸い・・・と思います。
では、本当に長文で失礼致しました。カトー折り最高です。もっと、色んなおり方を覚えて生活で役立てたり、部屋の整理を全て紙でまとめたり・・・なんて出来たら最高の夢ですw
Ps.
キッチンなど身近で灰皿がない時、アルミホイルでカトー折りをしてみましたが、どう丁寧にやっても切れてしまいます。アルミホイル(特殊な素材)をつかった、箱やフタ付きや、そういった折り方などあると、嬉しいです。あとは、お菓子袋を閉じる時や(まだブログを読んでいないので、既にあるかもしれませんw)、洋服をまとめる時などに使える方法があったら、面白いなーなんて、自分で応用できないか試行錯誤しておりますw 滑るジャンパーみたいな素材のものを織り込むだけでまとめるのは摩擦が薄く滑りやすいので、どうも大変で、1時間30分ぐらい模索し、諦めましたw
それとも、体験授業に参加しないと分からないものでしょうか・・・
有料で良いので、細かく知りたいです!
特に、カトー折りを密封する・・・というのが、どうやるのか気になります!もの凄く知りたいです!(なんせ、まだブログを全部見ていないので、既に記事になっていたら、すみませんw)
何気なくメールチェックしていたらブログにコメントが入ったというメールを見つけ、今読み終えたばかりです。非常に興奮しています。このようなコメントが私を振るい立たせて、次なる意欲を沸かせるか。
コメントにある通り簡単で丈夫な袋や箱だからすぐに役立ち、エコや防災に役立つというコンセプトで、折るだけで使えるものを目指したもの、これがカトー折りの特長だと思っています。
いろいろ質問があるのでお答えします。
蓋の付いた箱は考案してあります。この折り方はまだアップしていないかもしれませんね。方法はありますのでそのうち紹介しましょう。
アルミホイールやサランラップ、ティッシュでもチラシやカレンダーの紙と重ねたり、巻いたりして、折ることでお好み箱や袋を作ることできますよ。
洋服をまとめる方法もありますよ。旅行のときに便利です。特に使用済みの下着をまとめるのよい方法があります。それもそのうちにアップします。
滑りやすいジャンパーも滑らない素材と一緒に折ればできるかもしれません。
ところで体験授業はこれからで、都内の高校で、8月に実施予定でのものです。
加藤