勝どき駅から歩いて5分くらいの月島第一小学校で行われました。今回は「子どもとためす」という場面をメインにして、カトー折りを企画してみました。
新聞紙を折っただけの袋に、水を入れたらどうなるかと投げかけると、水が漏れると答えます。入れてみると漏れないことに気づくと、今度はどれだけ放置しても漏れないのか興味が湧きます。
コップに水を戻して、成功したことを喜びます。それを見ていたお友達も実験します。初めて折っても成功したので驚きます。それから折り方を教えました。
今度は教わらずに、覚えた折り方で自分で折って、再度、実験します。
ほんとだ、漏れないという納得してから、次にその使い方を教えました。
砂を入れても漏れない。そしていい香りのする匂い袋を入れると、匂わなくなることを体験します。
災害で避難所に行くと、水が使えなくて、トイレがたいへんになります。するとオムツやトイレの始末もたいへんです。
こういったもので、包めば、見えないし、匂わなくなるし、捨てられます。
日ごろからは、生ごみ入れ、また野菜入れ、食べ残したものを入れたり、日ごろから使うことで、いざ、災害時に新聞紙が役立つことに気づき、使うことが自然になります。
日ごろから新聞紙は重宝なものだと身体で覚えて、使うことがエコにもなりますし、防災にも役立ちます。
新聞紙は身体に巻けば、暖かくなるし、焚き付けにもなりますし、バスタオルの代わりにもなります。折り方に関係なく、防災に役立ちます。
スリッパにもなるんですと話すと、大人も真剣に、この折り方を覚えてくださいました。
とても充実したお祭りになりました。