私のいとこに松浦徹君がいます。彼は映画監督です。いとこの会で何十年ぶりに会いました。先日、いとこの泰ちゃんが彼が映っているDVDを手渡してくれました。それで日曜日じっくり観ました。
久しぶりのよい映像に出会いました。ホームページの「ロックの会」もみました。引き込まれました。
原発と放射能と日本の問題をこんなにも整理してくれる映像はありません。みなさんきっとこの「friends after 3.11」の劇場版も素晴らしいと思います。まだ消化しきれていないのですが、ともかく切れ味のよい番組でした。
○石油を運ぶために、石油を得るために、どれだけの国力、また命をかけてきたか、それは歴史をみればよくわかる。石油は原発より安いというが、違うという論点。決して原発を推進しているわけでない。原発の放射能と石油の戦争という両者の苦しみを人間は背負っているという究極の選択をいま、突きつけられた。
○放射能がDNAを破壊して、それが子孫に何代にわたり蝕む。赤ちゃん、幼児を守りなさい。逃げなさいというメッセージ。
○東日本の海は放射能で汚染された。日本海が汚染されたらおしまい。原発は稼動してはいけないというメッセージ。
○日本の海流、黒潮を電力に変える研究、天城抗火石が放射能を吸着する力があるらしい、その研究などの光のメッセージがある。
苦しみ、辛さをいっぱい感じるのに、そこに光に向かおうという力が湧く。いったいなんだろう。
自分ができること。歯車になれるところ、継続できること。何かを発信すること。変える力。それは仲間であり、友達であるということ。
震災が起きてから友達が増えたとこの映像では伝えている。それがこのタイトル。お薦めです!!