2011年 J2第8節 コンサドーレ札幌 0-1 湘南ベルマーレ @スカパー
震災による中断からの再開第1戦。開幕試合でボロボロだった我がコンサドーレは、このホーム開幕戦こそが今シーズンの開幕戦として、しっかりした再スタートを切って欲しいところ。しかし、相手は昨年度J1の湘南。昔から何度も当たっているだけに、いろいろ嫌な記憶も甦るが、良い記憶だってたくさんあるので、期待は大だ。
本当はFootNikにでも出かけようかと思っていたのだけれど、お腹の調子が悪かったので家観戦。うちの試合前に見ていた水戸-徳島、川崎-仙台がいずれも感動的な逆転勝ちということで、この試合もそんな好ゲームになって欲しいところ。
選手入場でひときわ目を惹くデカイ男。あれ、と思ったら山下。こんなにでかいんだったっけと思ったら、両隣が小さいだけだった(笑)
先発メンバーは、ハンジェ、高木、山下、河合、岩沼、宮澤、芳賀、古田、近藤、アンドレジーニョ、三上。
なんでブルーノを使わない。愛媛戦では唯一、まともな働きをしていたと思うんだけど。そして左サイドが近藤。高木のSB起用は、選手不足で仕方ない処もあるが、明らかに補強の失敗。ここの位置は西嶋鉄板だったからなぁ。日高の怪我復帰待ちか。
キックオフ直後、いきなり近藤のドリブル突っ込み。さらには宮澤のミドルシュートと、驚くような攻撃を見せる札幌。近藤の重戦車ドリブルが凄すぎて、逆サイドの古田が目立たないくらいだ。
この攻撃の立役者が、初登場のアンドレジーニョ。
アンドレがボールをキープしながら上がる。その大外を近藤、岩沼が追い越してスイッチ。中へマイナスへ折り返し、中央からミドル。という攻撃がうまくいっていた。
逆に、右サイドの古田は中へ入りがちだし、高木は守備に気を使いすぎなのか、オーバーラップがまったく目立たなかったというのが前半の印象。
序盤は中央からサイド、サイドから中央の意識が、比較的見えたのが良かった。
アンドレがキープできるので、1 Topは三上みたいなオールラウンダーじゃなくって、ストライカータイプの方がいいかも。横野とか横野とか横野とか。あと、宮澤。さもなくば、中山(笑)
これまでは、1トップの内村がキープして、という感じだったので、周りが上がって来ないで孤立していた。それに対し、一列後ろでしかりキープできるというのがこれまでとの最大の違い。
ホスンはペナルティエリア外まで飛び出してくるのが、ちょっと怖い。大丈夫か?
古田は右よりも、中に入ってきたときの方が仕事をしている。だから最初から左で育てろと(以下略)
そして後半。
前半から変わらず、足が止まらない。こんなコンサドーレは久しぶり。いったい何があった。ホスンもナイスセーブ。怖いのはアジエルだけ。
しかし、ゴール前、ラストパスの精度が悪い。悪すぎる。そこまではいいのだが。調子のいいときにゴールが奪えないと……と誰もが思った頃。
宮澤がボールを奪われ、その直後に守備陣の足が止まってゴールを割られる。
攻撃は変わったが、守備はそのままか。いや、後ろで回しているうちに出しどころがなくなるのは攻撃陣のせいか。セカンドボール奪えていたんだから、五分五分のボールでもいいから蹴っちゃえば良かったのに。
近藤に変えて砂川、宮澤に変えてブルーノ。どうして先発がこの二人じゃないのか疑問な程度なのだが、時間帯が悪すぎたのか、攻撃を組み立てなおすことは出来ず。さらに、アンドレジーニョに変えて横野。アンドレ不在のコンサドーレは、やはりこれまでのコンサドーレに戻ってしまった。
一方の湘南はアジエルがアウト。
札幌の失点後は湘南の出足が良くなって、札幌の足が止まる。さらにアンドレが交替したせいか、ロングボールを放り込んでもキープできないいつものコンサへ。放り込むにしたって、サイドのオープンスペースへ走らせるとか、FWが下がってボランチが飛び出すとか、いくつでもパターンはあるだろうに。劣勢になればなるほど焦って単調になるんじゃ、逆転なんてできはしませんわよ。
そして、2試合連続完封負け。まぁ、J1出戻りの優勝候補と、去年より戦力の落ちた万年J2チームの試合と思えば善戦したと思う。何より、アンドレジーニョと近藤が元気だった時間帯は、久しぶりにワクワクする試合が見られた。
後はシュート意識を高めること、ラストパスを落ち着いて決めること。それだけだな。いやそれだけっていっても、大変なのはわかっているけど。
この試合、もうちょっとやれるだろうと思ったのは古田と三上の若手二人。
特に、三上はボールが納まっていたとはいえ、そこからゴールチャンスにはなかなか結びついていなかった。古田は何度かシュートチャンスはあったものの、怖さが感じられなかった。このままだと二人とも、なんだか器用貧乏で終わりそう。何かひとつ、日本代表でも通用するくらいの武器が欲しいところ。
後は高木がSBの作法を思い出して、攻撃的SBとして覚醒し、三上に枠が見えたらシュートの意識が見えれば、それなりに戦えそうな気がする。
ただ、アンドレジーニョのパートナーは、ワンタッチでシュートまでいける宮澤か、とにかくゴールを向いている横野の方がいいかもなぁ。もちろん、内村が出場できればそれに越したことは無いのだけれど。
それにしても、チアゴもブルーノも、ベンチに置いておくなら助っ人枠使う必要ないんじゃないのか。これも戦術やチーム事情に合わない選手を獲得したという、補強の失敗なのか。
別に解任希望じゃないけど、次の監督は、理想の戦術に選手を当てはめるのではなくて、足りないコマでやりくりできるのが得意な人がいいな。しかし、そんな人いるんかいな。
震災による中断からの再開第1戦。開幕試合でボロボロだった我がコンサドーレは、このホーム開幕戦こそが今シーズンの開幕戦として、しっかりした再スタートを切って欲しいところ。しかし、相手は昨年度J1の湘南。昔から何度も当たっているだけに、いろいろ嫌な記憶も甦るが、良い記憶だってたくさんあるので、期待は大だ。
本当はFootNikにでも出かけようかと思っていたのだけれど、お腹の調子が悪かったので家観戦。うちの試合前に見ていた水戸-徳島、川崎-仙台がいずれも感動的な逆転勝ちということで、この試合もそんな好ゲームになって欲しいところ。
選手入場でひときわ目を惹くデカイ男。あれ、と思ったら山下。こんなにでかいんだったっけと思ったら、両隣が小さいだけだった(笑)
先発メンバーは、ハンジェ、高木、山下、河合、岩沼、宮澤、芳賀、古田、近藤、アンドレジーニョ、三上。
なんでブルーノを使わない。愛媛戦では唯一、まともな働きをしていたと思うんだけど。そして左サイドが近藤。高木のSB起用は、選手不足で仕方ない処もあるが、明らかに補強の失敗。ここの位置は西嶋鉄板だったからなぁ。日高の怪我復帰待ちか。
キックオフ直後、いきなり近藤のドリブル突っ込み。さらには宮澤のミドルシュートと、驚くような攻撃を見せる札幌。近藤の重戦車ドリブルが凄すぎて、逆サイドの古田が目立たないくらいだ。
この攻撃の立役者が、初登場のアンドレジーニョ。
アンドレがボールをキープしながら上がる。その大外を近藤、岩沼が追い越してスイッチ。中へマイナスへ折り返し、中央からミドル。という攻撃がうまくいっていた。
逆に、右サイドの古田は中へ入りがちだし、高木は守備に気を使いすぎなのか、オーバーラップがまったく目立たなかったというのが前半の印象。
序盤は中央からサイド、サイドから中央の意識が、比較的見えたのが良かった。
アンドレがキープできるので、1 Topは三上みたいなオールラウンダーじゃなくって、ストライカータイプの方がいいかも。横野とか横野とか横野とか。あと、宮澤。さもなくば、中山(笑)
これまでは、1トップの内村がキープして、という感じだったので、周りが上がって来ないで孤立していた。それに対し、一列後ろでしかりキープできるというのがこれまでとの最大の違い。
ホスンはペナルティエリア外まで飛び出してくるのが、ちょっと怖い。大丈夫か?
古田は右よりも、中に入ってきたときの方が仕事をしている。だから最初から左で育てろと(以下略)
そして後半。
前半から変わらず、足が止まらない。こんなコンサドーレは久しぶり。いったい何があった。ホスンもナイスセーブ。怖いのはアジエルだけ。
しかし、ゴール前、ラストパスの精度が悪い。悪すぎる。そこまではいいのだが。調子のいいときにゴールが奪えないと……と誰もが思った頃。
宮澤がボールを奪われ、その直後に守備陣の足が止まってゴールを割られる。
攻撃は変わったが、守備はそのままか。いや、後ろで回しているうちに出しどころがなくなるのは攻撃陣のせいか。セカンドボール奪えていたんだから、五分五分のボールでもいいから蹴っちゃえば良かったのに。
近藤に変えて砂川、宮澤に変えてブルーノ。どうして先発がこの二人じゃないのか疑問な程度なのだが、時間帯が悪すぎたのか、攻撃を組み立てなおすことは出来ず。さらに、アンドレジーニョに変えて横野。アンドレ不在のコンサドーレは、やはりこれまでのコンサドーレに戻ってしまった。
一方の湘南はアジエルがアウト。
札幌の失点後は湘南の出足が良くなって、札幌の足が止まる。さらにアンドレが交替したせいか、ロングボールを放り込んでもキープできないいつものコンサへ。放り込むにしたって、サイドのオープンスペースへ走らせるとか、FWが下がってボランチが飛び出すとか、いくつでもパターンはあるだろうに。劣勢になればなるほど焦って単調になるんじゃ、逆転なんてできはしませんわよ。
そして、2試合連続完封負け。まぁ、J1出戻りの優勝候補と、去年より戦力の落ちた万年J2チームの試合と思えば善戦したと思う。何より、アンドレジーニョと近藤が元気だった時間帯は、久しぶりにワクワクする試合が見られた。
後はシュート意識を高めること、ラストパスを落ち着いて決めること。それだけだな。いやそれだけっていっても、大変なのはわかっているけど。
この試合、もうちょっとやれるだろうと思ったのは古田と三上の若手二人。
特に、三上はボールが納まっていたとはいえ、そこからゴールチャンスにはなかなか結びついていなかった。古田は何度かシュートチャンスはあったものの、怖さが感じられなかった。このままだと二人とも、なんだか器用貧乏で終わりそう。何かひとつ、日本代表でも通用するくらいの武器が欲しいところ。
後は高木がSBの作法を思い出して、攻撃的SBとして覚醒し、三上に枠が見えたらシュートの意識が見えれば、それなりに戦えそうな気がする。
ただ、アンドレジーニョのパートナーは、ワンタッチでシュートまでいける宮澤か、とにかくゴールを向いている横野の方がいいかもなぁ。もちろん、内村が出場できればそれに越したことは無いのだけれど。
それにしても、チアゴもブルーノも、ベンチに置いておくなら助っ人枠使う必要ないんじゃないのか。これも戦術やチーム事情に合わない選手を獲得したという、補強の失敗なのか。
別に解任希望じゃないけど、次の監督は、理想の戦術に選手を当てはめるのではなくて、足りないコマでやりくりできるのが得意な人がいいな。しかし、そんな人いるんかいな。