2013 J2 第39節 コンサドーレ札幌 1-0 ジェフユナイテッド千葉 @スカパー
リアルタイムでは見られずに、翌日にビデオで視聴。いやー、残念だ。こんないい試合を見られなかったなんて。
実は入間の航空祭に行っていたのだが、今年はどういうわけか運営がザル過ぎて、大混乱で大変だった。これなら、おとなしく家でスカパー見ているべきだった。でも、その後の飲み会は良かったんだけどね。
とにかく、何が何でも、プレーオフ圏内に辿り着きたい札幌。京都に続いての上位陣との直接対決。連敗は避けたいものだが、相手は相性のいい千葉。フクアリでの開幕戦を再現するような好ゲームを期待したい。
札幌のスタメンは、両サイドに砂川と荒野を使って来たぐらいで、あとはいつものメンバー。レコンビンや岡本も悪くないと思うのだけれど、攻守の安定性を考えるとこの二人の選択になってしまうか。
試合は序盤から札幌が絶好調。出足早くボールを奪って、うまくサイド攻撃につなげられている。前半は互角と聞いていたが、完全な札幌ペース。
怖いのはケンペスと、ケンペスと区別のつかない田中(笑)。しかし、それ以上に怖い感じだったのが、千葉の右SB米倉。札幌の左SB上原と攻撃的なSB同士のマッチアップは、序盤こそ上原が押し込んだが、次第に米倉に押し返され、攻撃の起点を作られてしまった。
前半の前半は札幌、後半は千葉のペース。全体で見ればほぼ互角。しかし、得点機会を考えれば、もしかしたら千葉の方が多かったかも。
そして後半。札幌が気合を入れ直したのか、千葉が失速したのか、千葉にボールを持たせてもまともなシュートを一本も打たせず、一方的に札幌が攻め込んだ。
財前監督は砂川に変えて岡本を早目に投入。勝負をかける。
そして、上原からのクロスを内村がスルーして宮澤が押し込むという理想的な攻撃シーンも生まれたが、無情にもオフサイド。宮澤は前節、軽い怪我でベンチ入りもできなかったが、その前の山形戦に続いて攻撃的なポジションを取り続けた。ボールを奪っても、すぐに隣の選手に預けてしまっていたプレーは見られなくなった。それでこそ「俺らの10番」である。上里の離脱が責任感を生んで、結果的に宮澤を成長させたのだったりして。
それでもゴールを奪えない札幌は疲れの見える前田に変えてフェホを投入。0-0でフェホを入れると、そこからリズムを崩してしまうことが多いので、この交代はどうかと思ったが、いきなり、惜しいヘディングシュートを強烈に放ち、今日は違う雰囲気。
そしてついに内村が相手DFのミスをついて、無人のゴールに流し込む。内村は笑顔で抱きつきにきたフェホが怖くなかったのか(笑)
ここから千葉がムキになって攻め込んでくるが、かえって雑になって攻撃でもミスを連発してくれたので助かった。
ベトナムデーということで、お疲れ様の内村に替えてレコンビンも登場。盛り上がるベトナム人サポーター。お祭り騒ぎ状態で、試合終了。
振り返ってみれば、ドフリーで空振りしたり、ドフリーでシュート打たずにパスしたり、といった千葉の攻撃のミスに助けられ、DFとGKの連係ミスに乗じて得点し、大きなミスなくまとめた札幌の勝利。自分たちのミスで自滅した京都戦とは正反対。
これだからおもしろいと言っていいものかどうか。とにかく、毎回ドキドキできる試合日も今年はあと3回。次の神戸戦に勝つと負けるでは大違い。最大のドキドキがやってくる。
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