かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

手の塑像

2010-02-18 04:25:19 | アトリエ
塑像とは可塑性のある素材を使って作る像のことで一般的には粘土で作った像のことを指します。 私は専門が立体系では無いので本格的な塑像の指導は無理ですが、生徒さんには造形の基礎として、むしろデッサンの勉強の一環として塑像を取り入れることがあります。 立体造形は平面的な絵画と違い、三次元であるため、制作時により物の“塊”や“構造”の把握が必要、よく観察して制作するため、デッサンの勉強にもなると思うのです。 昔聞いた話ですが、ある予備校の先生も「彫塑一点はデッサン三枚に匹敵する」と言ったとか言わないとか・・・。 今回制作してくれたのは一般コースのFくん、初めてで大変でしたが、水粘土を使って『自分の手』に挑戦してみました。
コメント
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