おはようございます。4月26日月曜日です。広島は晴れ、しかし、空気が冷たい、、、。初夏と思い、相応の薄着にして、散歩に出かけましたが、日向ばかり選んで散歩を実施。木陰はまだまだ寒い朝でした。
さて、相場です。先週金曜日のNY市場では、株価は3市場ともに上昇。先週のダウ平均の動きは、下振れしてはまた値を戻すということを繰り返したかのように思われます。トレンドを作るところまではいかなかったと思われます。企業決算が出てきています。この結果を受けて相場は振れていますが、「噂で買って事実で売る」というパターンもあって、利益確定売りも出やすい時期となっているようです。
これからの米国市場は、年末へ向けてまだ株価は上昇すると考えられています。これは、経済の回復を意味すると思われます。ですから、押し目ができるとすぐ買い拾われているようです。
米国がこのような状況ですから米国経済情勢の景況を受けやすい本邦の株価も、同様な動きをしてくるのかもしれません。
今週は明日からFOMCが始まります。ここでは政策は据え置き、現状維持と思われますが、どのような意見があったのか、パウエル議長の記者会見での発言が注目されているようです。
低金利政策の維持継続は2023年末までは行うとこれまでに何度も議長発言を繰り返しています。これにはまだ変化はないと思われます。
今後さらにワクチン接種が進行し、国民の75%が接種済となると、何らかの動きが出てくる可能性はあると、ある地区連銀総裁が発言しています。
これは、打ち上げ花火なのかもしれませんが、急な変化を避けるための早めの動きなのかもしれません。
政策金利が動かないということは、株式市場にとっては歓迎すべきことなのかもしれません。債券市場にはどうでしょうか。
低金利政策が継続すると、債券価格もあまり変動しないということとなりそうです。それでも、市場は経済の復活を相場に織り込んできます。その結果、市場の成長を考えて、利回りは上昇傾向を作ってくると思われます。そうなると、債券価格は安くなり、米国政府はこれに乗じて国債多く発行してくるかもしれません。やはり利回りは上昇傾向になってくると考えるのが良いのかもしれません。
今回のFOMCよりも次回FOMC,次回FOMCよりも、次々回FOMCの方が注目されていきそうです。
FOMCの変化は急には表れません。経済復活に関し、表現の細かい変化、議長の記者会見での発言の微妙な変化などがこれまでのFRBと市場との間のコミュニケーションとなっています。
このコミュニケーションがうまく機能していれば市場に混乱はなく、落ち着いた相場状況になると思われます。
これまで議長が何度も低金利政策継続を発言してきていますが、少し前には市場側は、これに疑心暗鬼となっていたようで、利回り上昇を相場に織り込んできていました。しかし、度重なるFOMCや議会などでの発言があり、市場は、低金利政策はまだ継続すると本当に、そしてようやく理解したのかもしれません。これが最近の利回りの落ち着き状況とも思われます。
FOMCでは6月9月12月という開催分が注目されているのかもしれません。
こうなるとドル円の動向も、株価動向の影響を受けてくるようになるのかもしれません。
4月上旬に行われた先進国 財務大臣・中央銀行総裁会合では、為替に関する当座の問題点はないように確認されているようです。この夏場は波瀾のない為替状況になるのかもしれません。
ドル円相場の夏の相場レンジをどこにするかはまだ結論は出ていないと思われます。もうしばらく様子を見たいと思います。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、108.007円超、「売り」は、108.007円以下、「買い」は、107.672円以下の場合となっています。
FPVは、107.830円、R1は、108.183円、S1は、107.513円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌