おはようございます。5月15日土曜日です。広島は曇り、下り坂の天候で、午後には雨が降ってくるようです。今週は、TVの天気予報の番組でも、広島地方の梅雨入り近し、ということを繰り返しています。気の早いところでは、本日15日にも梅雨入りが宣言されるのではないかというものもあり、これは例年よりも約ひと月も早い梅雨入りになりそうです。まだ5月中旬です。例年だと6月中旬が梅雨入りとなる広島地方。この状況は異常気象ということになるのか、それとも、標準の範囲なのか。気象庁はどのような判断になっているのか。
今朝もいつも通りの早朝散歩と菜園の手入れを行いましたが、汗をかきました。こうなると、朝シャワーも考えるようになります。本格的な夏もすぐそこへ来ているようです。その前に梅雨入りか、、。ここを楽しく過ごせる工夫をしないと、、、。知恵の出しどころです。
さて、今週の言い訳です。
いろいろな経済指標が出てきました。その結果は硬軟両材料となったようですが、総じてドル円の上向きの動きをサポートしてきているように思われます。
最近のドル円の動きは利回り動向の影響を受けて正の相関関係にあるようです。また、米国株式市場も、利回りの影響を受けていますが、こちらは、利回りが上昇すると株は売られるという逆相関のようです。
ここで、過去3か月の中長期国債の落札利回り動向を確認しておきます。
10年物国債 1.523%(3月) 1.680%(4月) 1.684%(5月)
30年物国債 2.295%(3月) 2.320%(4月) 2.395%(5月)
これからわかることは、中長期国債の利回りは上昇傾向にあるということです。
そして、現在の10年物利回りは、1.6350%。1.6894%を少し下回るところで取引されているようです。
現在は、インフレ懸念が出てきていて、取引が少し影響を受けているようです。
そして一部資産価格はバブルではないが、手前のフロスの段階かもしれない、などという論評も出てきています。
投機筋のポジションは、円の売り持ちが徐々に増加してきているように思われます。これは今後も追跡していく必要はありそうです。
これらを合わせて考えると、これからしばらくは、ドルが買われる傾向が続くと考えられそうです。
経済指標結果を受け、良い結果には素直に反応して相場は上昇していますが、悪い結果に対しての反応は、少し自制的になっているように感じています。
これは利回り先高観を織り込みに来ていて、こちらの方が強く意識されているためと思われます。
今週は、CPI,PPIが出てきました。物価動向が確認できたと思われます。これにはインフレ懸念も追随してきます。
FRBは2023年末まで低金利政策を維持するといっていますので、これを変更するまでには、FRBから出てくる文言の変化に注意していく必要はありそうです。「次回FOMCから検討する」とか、「一部メンバーから変更の検討を開始すべきとの意見が提起された」とか、、。このような変化が出てきやすいFOMCは9月開催分です。ここで検討を始めて議論し、変更を決めるのは12月FOMCというようなスケジュールではないでしょうか。こうなるためには、今後出てくる経済指標結果が相当改善してきている必要がありそうです。特にFRBが注目している労働参加率などで、コロナ前の状況に戻っていることが変更の根拠となると思われます。
今週書いていますが、手厚い失業給付もあり、失業者の職場復帰は、求人が多いにもかかわらず順調になっていません。不就労で非課税の収入があるわけですから働きに出ようと思わない失業者も多く存在するようです。この状況は9月の最後の給付まで続くと思われます。このころには少しは変化が出てきているのかもしれません。
先週金曜日に出た雇用統計での4月失業率は、6.1%でした。ここまでのデータから今年末を見ると、失業率は4.5%付近まで下がっているだろうという観測が出てきています。米国では、これはもう完全雇用の状況になると思われます。こうなると2022年には、2020年2月のコロナ前の失業率水準になるだろうとみられています。
短期の投機筋が夏相場をどのようなシナリオで乗り切ろうと考えているか、彼らもいつも通りにはいかないと思っている今年の相場ではないでしょうか。しかしそうはいっても、潤沢にあると思われる資金ですが、今、これを全部相場へつぎ込むことは行わず、少し休養させると思われます。休養させつつも、稼げるところへ移すことはしてくると思われます。経済の復活とともに各種商品取引が活況になってくると思われます。
今は正常化への道程と思われます。
現下のドル円相場では、ひとまず、5月13日高値で山をつけた感もあります。来週は、昨日安値109.184円をさらに割り込んでくるのか、それとも、反発してきて、13日高値を上抜いていくのかチェックすrことになりそうです。今のところ4時間足の20EMAが相場を下支えしている感があります。
来週はNY連銀製造業景況指数やFOMC議事要旨が出てきます。この結果を受けて相場は動くのかもしれません。
今週、株価は大きく下げています。これは短期の投機筋が狼狽して売り込んだ結果と思われ、経済回復傾向は維持したままと思われます。昨日の自律的な反発はその証拠と思われます。今回の株価の下押しは絶好の買い仕込みの機会になったと思われます。小生も新たな銘柄を安く買い仕込むことができました。この銘柄は2,3年の保有をするつもりです。
現在9時53分です。まだ雨は降っていません。外回りの用事を少し片づけたいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌