おはようございます。6月11日土曜日です。広島は小雨です。この雨は10時頃には止むという予報です。今日はそのまま曇りの空模様のようです。この雨のおかげで、菜園への水やりを行わなくて済みました。良い雨です。広島はまだ梅雨入りしていません。来週中ごろの可能性がありそうということです。
さて、今週の言い訳です。
昨夜CPIが出てきています。結果は予想を上回るものとなり、高インフレを確認することとなりました。 その時のドル円の動きは、大きく上下するも、その後、落ち着き、徐々に上昇傾向になり、今朝4時20分過ぎには日通し高値を更新し、そのまま昨日の高値を形成。
CPI結果を受けて、市場は、来週のFOMCの0.5%利上げを確信。ドル指数が上昇し、国債相場は下落、利回り上昇で、株価は下げる、という動きになったようです。さらに9月FOMCでも0.5%の利上げをほぼ100%織り込みに来たようです。9月FOMCでは、今後の展開にもよりますが、0.75%利上げもあり得るとする分析もあります。
こうなると、まだまだドル買い傾向は継続となり、日銀が政策転換を行わない限り、ドル買い円売り傾向は続くと思われます。
日銀会合はFOMCに続き、16.17日に行われます。この会合では、まだ政策に変更はないと考えられていますが、会合後の総裁記者会見で、どのような発言が出てくるか少しは関心をもっておきたいと思います。
これまで、135.22円付近までのドル円相場を想定していましたが、これも通過して、150円へ向かうようになるというを検討せざるを得なくなりそうです。アナリストの分析では、これも通過点となり、170円へ向かうというものが出始めています。
昨日のドル円相場は、わずかながら、上昇して引けています。値幅動向では、下降値幅の方が大きかったわけですが、終始差はプラスです。金曜日に上昇、ということは、投機筋は来週も上昇するという判断の元に、ポジション調整を行った結果と思われます。
週越えでのポジション保有はめったにしない投機筋が、このように動いてきているということは、一考に値すると思われます。
こうなると、来週初めには、134.80円~135.22円到達があり、この付近で少しうろうろしながら、FOMC結果を待つ、という展開も想定できそうです。結果も重要ながら、パウエル議長の記者会見での発言も注目されます。今回のFOMCでは、ドットチャートも出てきます。今後の金利動向を考える上で重要な指標となりそうです。
最近、小生は順調に稼ぐことができています。安堵。金額は申しませんが、昨年1年分をこの半年で稼ぎ出しています。このままいけば、昨年の倍稼ぐかもしれません。これにはスイングトレードが功を即してきていると思われます。
最近の相場動向では、値幅が大きく動いています。特にNYタイムで大きく動き、スイングトレードにとっては、最良の環境となっています。
何時もスイングトレードで、というわけにはいきませんが、スイングトレードも慣れてくると、リスクの取り方もわかるようになり、デイトレの延長のような気分になります。
チャートパターンから、現状の上昇相場は、まだ継続するという判断もできそうです。
テクニカルで見れば、相当の「買われ過ぎ」状態と思われますが、相場が上がるから買いが入り、買いがあるから相場は上昇するという循環になっていると思われます。
昨日までの動きを見ると、上値は、9日の134.553円、10日の134.475円、同じ日の引け前の高値134.479円で、トリプルトップを形成した感もありますが、1時間足以上では、BB2σが拡大傾向になっていますので、昨日高値の更新、引いては、9日高値の134.553円を更新するのも時間も問題か、という気がしています。
小生のトレードスタイルは、スイングトレードが中心です。この取り組み中には、相場はポジションとは逆の方向に動くことも当然の様にありますが、そうなっても、できる限り、ポジションストップをかけることは極力しません。その分資金管理を徹底しています。例えば、証拠金維持率を見て、何ピップス逆に動いても、資金は大丈夫と判断しながら、相場に臨んでいます。最近の記憶では、250Pips程度、保有ポジションの逆に動いたこともあったと思いますが、その場合でも、「じっと我慢」をして、相場の戻りを待っていました。資金の効率的な運用という面からは、推奨すべき取り組みではないことは重々承知しています。「相場は戻る」という信念でチャートを観ていたものです。これも資金管理の賜物と考えています。
ポジションサイズと資金管理は密接なものです。
それにつけても、相場の波動がいまいち不明瞭になっていると思っています。上昇第3波と調整第4波、そして上昇第5波で、相場の完結を考える場合、特に調整第4波はすでに完了しているかと思われますが、これだけさらに上値を伸ばしてくると、調整第4波は、少し不足気味、という判断も出てきます。
この波動の今後の展開にも注意を払っていこうと思っています。
来週はFOMCあり、英国中銀会合あり、日銀会合あり、という環境です。FOMCと英国中銀は利上げし、日銀は、政策に変更なり、とみられています。これば、ドル円相場には上昇をもたらす環境と思われます。サプライズとして、日銀がYCCをやめるとか、国債の指値買い入れをやめるとか、政策を変更し、利上げに向けた動きが出始めると、、、、円の買い戻し、巻き戻しが生じてくる可能性があるかもしれません。この辺について、日銀総裁が記者会見で振れてくるかどうかチェックになりそうです。
前述のように、これまでに努力の結果で、十分稼いでいる小生ですが、「調子に乗るな。控えよ。」という天の声が聞こえてきます。これもあって、昨日は急遽ですが、一旦相場から離れて、頭を冷やそうと思った次第です。釣果もあり、気分転換には最高でした。
この後、チャートを眺めて、今後の動きをじっくりと考えてみたいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
追伸 20時18分です。本日の文の中で、「トリプルトップを形成か」と書き、併せて、BB2σが拡大傾向に、とも書いています。
この状況を整合させる表現としては、底値に注目して、9日安値と10日安値に着目して、「ダブルボトム形成」と考えるのが自然なのかもしれません。この状況であれば、ドル円は、これから、10日高値や9日高値を更新する動きとなって、上昇していくこととなり、上値として、134.80円から135.22円付近を目指すようになるというものと一致してくると思われます。