おはようございます。10月3日月曜日です。広島は曇り、最近、スカッと晴れない朝が続いています。寒くはなく、過ごしやすく問題はないけど、朝日を浴びながら散歩したいと思うわけ。晴れを希望するのは贅沢? 雨が降って行動が制限されるよりはいいじゃん、となる。雨が降ると、天気は悪い、と言い始めたの何時頃から、誰が言い出した? こんな他愛もないことを考えても、楽しくもなく、幸せ感もない。やめよう。
ところで、上海にいる息子が久しぶりに帰宅した。中国国内が祝日期間で仕事にならないから2週間休暇を取り、一時帰国。
「元気か?」、「ウン」、「上海は楽しいか、便利か」、などと矢継ぎ早に質問。いろいろ聞いたけど、一番困るのは「日本の本社から来る出張者の世話」だそうだ。その一番の理由は、買い物にしろ、飲みに行っても、当人がその支払いができない、ということらしい。
「どういうこと?」と尋ねると、支払いはスマホで100%ペイペイ扱いのようで、百貨店も居酒屋も、観光地も、ペイペイ。日本からの出張者は、ペイペイ支払いアプリをスマホに入れていないらしい。
「現金は使えないの?」と聞くと、「使えるけど、店側が不機嫌になる。」、「なぜ?」、「お釣りを用意していないから。」らしい。で、息子に「あんたはペイペイを利用しているのか?」と聞くと、「当然」とのこと。
「ロックアウト期間中の食事などはどうしたの?」と聞くと、「全部デリバリー。今でも買い物は帰る前に、会社から携帯で業者へ発注し、玄関先まで配達してもらう。帰宅すると、もう届いている。」、「それで間違いなど事故はないの?」、「全くない、注文した物がなければ、その分料金は引いてある。」とのこと。こんな生活が当たり前になっている様子。
「上海生活がもう2年になるけど、帰国はまだ?」、「全然。もう少し上海でこのまま勤務でもいいし、杭州の方へ転勤してもいいし。」、「商売の相手は中国中にいるの?」、「ウン、中国の製品を日本へ出荷することがメイン業務だけど、中国国内の取引をまとめるのも業務にある。」らしい。「北京の方へは行くの?」、「いや、商売は南部が重点。北京は行ったことはない。北京は政治都市だから用はない。」らしい。
上海市内を走っているバスは、すでに100%電気自動車、普通車も全体の30%はもう電気自動車。しかし、このような状況は、上海など都市部のみで、周辺の地方都市では、まだこうはなっていないらしい。都市部と周辺の田舎地方では、相当ギャップはあるらしい。
「水が多すぎて、ダム決壊のうわさがあるけど」と聞くと、「全く心配ない。今は逆に水不足状態。ダムが干上がりつつある。もともとダムは大丈夫。」とのこと。
中国の結婚事情も尋ねてみた。「一人っ子政策の影響もあり、カップルになるのが難しい。上海では、女性に出会い、結婚するようになると、男の方が、家一軒、又はマンション一戸と車一台を用意する必要がある。家一軒でもマンション一戸でも上海では2億円だよ、2億円。財力があるか、親族からの借金で賄うことになるらしい。結婚は中国でも問題の分野。楽ではない。」ということらしい。
こんな話をしながら、食事をすると、話がはずみますね。
で、「家族が日本から上海へ行こうとすると、どうなる。」と聞いたら、「中国は、ファイザーやモデルナなどのワクチンを全く信用していない。中国産のものだけしか認めていない。日本でファイザーなどのワクチンを4回接種して、証明書を持っていても、中国では、なんの意味もない。空港でPCR検査をして、陰性なら入国できる。」らしい。「コロナワクチンを注射したの?」と聞くと、「一度も打っていない。打つ予定もない。」とのこと。「会社の日本人駐在員は皆そうなの?」と聞くと、「その通り」とのこと。おいおい、どうなっているんだ?不安マシマシ、、、、。
こんな調子で、年に1度か2度、日本と中国を行ったり来たりか、、、、。少し不安ではあるが、、、。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株価は3市場とも下げて引けています。出てきた総じて良好な経済指標結果を受けて、金利上昇傾向は避けられないとなって、これを株式市場は嫌気し、株は売られる流れに、、、。3期連続のマイナスに、、、。利回りは再度4%に迫りましたが、引け時は、3.8290%。
利回り上昇に伴い、ドル円はドル買い円売り傾向を維持。
この結果、今週の株式市場や為替市場では、現在の傾向を維持することになりそう。
株価はまだ調整しそうだし、為替は、ドル一強、円一弱か、、、、、。今は辛抱の時期、、、。いずれ立場は逆転してくると思っていますが、転換時期は年末年始を跨ぎそうな予感、、。
10月どのような相場状況になってくるでしょうか。株は乱高下しそうだというし、為替はというと、、、上下するのは当たり前で、143円から147円のレンジかという予想もあります。
こうなると、上へ行けば行くほど、当局の為替介入が再度現実味を帯びてくる。
前回は145.9円レベルで介入していますが、今度は146円台になると、という予想が出てきています。145円付近での動きを観ながら、進捗が早すぎると考えれば、早い段階でも介入が出てきそうだし、効果的な介入の時期や為替のレベルなどを考えると、今週出てくる経済指標結果を受けて、相場がどう動いてくるか、ということも、相当影響してきそう。145円付近での介入は少ないという見立てもあるにはあるが、、、。
今週は、重要な経済指標が目白押しです。多すぎますのでここには記載しませんが、本日だけでも、日銀短観やISM製造業景況指数が出てきます。市場はこれらを確認しながら相場を作っていくものと思われます。
少し前に上値が伸びて、144.878円まで来ています。これで、3MAXを形成してきました。もっと伸びるかもしれませんが、145.904円を上抜かない限り3MAXのままの状態が継続します。
ここまでの動きからは、上昇値幅の方が大きくなっていますので、現状では、買い方優勢相場になってきているように思われます。
この日通し高値の上には、144.90~95円で厚めの買い注文があるようで、145.00円にはストップロス買いもセットされてきたようです。これの上、145.10円、145.20円にもストップロス買いのセットがあるようです。
先週金曜日のドル円相場の傾向をまだ継続するようになると、145円へ向かって動くように思われます。そして、145円台になると、当局の為替への「口先介入」が出てきそうな気もします。
欧州では、英国やイタリアで、政策による不安が少し強くなってきているようです。不況下の物価上昇ということで、スタグフレーション状況になってきているとか。今週も、欧州発の不安材料で、相場が上下するかもしれません。
原油価格が下がってきているようです。この状況から、OPECでは減産の可能性も出てきたようです。価格を維持するためのようですが、ますます不景気入りかと思わせ、価格はまだ下がるかもしれません。攪乱要因は、ロシア産原油の価格。どこまで価格を維持できるか、、、、。
本日のドル円は、為替介入を留意しながら、上下すると思われます。間もなく本邦の日銀短観が出てきます。特に大企業製造業景況判断の結果で、相場は動意づくかもしれません。予想では前月よりも良いようですが、、、。
今週は、先週の高値と安値のどちらを超えていくかチェックになりそうです。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「売り」、「百合」は「買い」となっています。「スイング百合」は「買い」となっています。「コスモス」から「百合」まではデイトレの範囲、「スイング百合」はスイングトレードを行う場合のシグナルとなります。
健太君の判定は、「買い」は、144.759円超、「売り」は、144.759円以下、「買い」は、144.456円以下の場合となっています。
FPVは、144.574円、R1は、144.943円、S1は、144.337円となっています。
145円突入の雰囲気もあります。今週は神経質な動きをするかもしれません。
米国では、住宅費指数が下がってきつつあるようです。賃金上昇にブレーキがかかってくるかどうかが最大の関心ごとになってきたようです。
FRBも次回11月FOMCで、0.75%利上げを行うと、市場は織り込みに来ると思われます。12月FOMCでは、0.50%利上げとなるか、0.75%となるか、判断する時期にもなってきます。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 13時19分です。少し前に、145.31円付近まで急上昇。現在値は、144.921円付近。少し荒い値動きになってきた。我慢し辛抱していた買い方が、しびれを切らして、買い上がったか、、、。145円台に入ると、為替介入を意識するようになるようで、そのままさらに買い上がることは自制したか。欧州タイムになると、まだわからない展開が出てくるか?14時以降、あるいは15時以降になって、動きが出てくるか。145.31円でも3MAX形成中。もしここで介入が出てくると、、、、やはり140円付近までの押しが出てくる可能性はありそう。相当介入に対して警戒していることがうかがえますが、、、、。
ここまでの上下値幅は、0.815円程度。先週末頃の値幅で考えれば、一日分としては、この付近までの上昇かもしれないが、 時間調整などの動きにならない限りは、もっと上に値を伸ばしそう、、ということになるが、、、。
ローソク足を見ると、上にも下にもひげが長くなってきた。145.50円狙いの動きが出てくるかどうか、チェック。今のところ「口先介入」はない。これなしで、一気に実弾介入してくるか???
BBが狭くなっていましたから、この拡大を待つのかもしれない。そうなると、また、じわりじわりと上へ行き始めるか。