FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳 やはり出た為替介入、しかし、、、

2022-10-22 10:03:23 | 日記

おはようございます。10月22日土曜日です。広島は曇り、少し暖かな朝です。雨は降りそうで降らない、、、か、、、。

「トップガン・マーヴェリック」もそろそろ興行終了のようで、上映館も少なくなってきた。やはり上映をリピートした人が多いようで、7回観たという方にも遭遇。やはり、何か引き付けるものを持つ作品と言えそうです。興行収入も相当大きくなったようです。作品の成功に、トム・クルーズも喜んでいることでしょう。トップガン・マーヴェリックが地上波でTV放送されるのはもう少し先のことになりそうですが、放映権料は高いでしょうね。これを考えると、無理かもしれません。少し落ち着いたら、DVDを購入しますか。

上海にいる息子が一時帰国したときの会話で、「トップガン・マーヴェリックを上海で上映しているかい」と尋ねると、「どうして米軍を賛美するような作品を中国で上映するか。上映館はないけれど、闇ルードで入ってくるDVDや、違法コピー版があるところにはある。」とのこと。言われてみればそれはそうだ、と納得。その後の報道で、中国がこの映画の中に出てくるマッハ10のテスト機に関心を持ったという報道がありました。中国軍関係者は、この映画を観たということになりますね。こんなところにも米中対立の種があるか、と再確認。

 

さて、今週の言い訳です。

「為替介入がありそうだ」という雰囲気がずっと出ていた中で、ドル円は、今週、148.543円から始まって、昨夜の最高値151.942円まで上昇。特に昨日、欧州タイムになってから急激に上昇し、あれよあれよという間に、151円台に乗ってきましたから「介入あるかも」と思っていたら、やはり、当局は動いてきました。

しかし、考えてみると、151円台まで相場が上昇してくると、ボラ拡大の急激さから、当局の「為替介入」はより現実性が高まります。150円台後半まで来ると、介入があるかもしれないと思い、為替のレベルとボラティリティーの大きさから、「介入」の確率上昇と考えていました。

一般大衆投資家の小生がこのように考えるのですから、専門家である投機筋の中にも、そのような発想があっても不思議ではないと思われます。

ここで考えた。

「待てよ、昨夜の急上昇は、当局の介入を呼び込むための動きではないか。150円台までの上昇なら当局による為替介入はなかったかもしれないが、急激に151円台まで来ると、しかも、もう少しで152円台に乗ってくるというレベルまで来ると、当局も動かざるを得ないのではないか。」。

このように考えると、当局は、投機筋の作戦に負けたのかもしれません。当局は介入したくなかったかもしれません。勝ち負けを言うのは不適切かもしれません。

しかし、介入がなければ、相場はさらに上昇していたかもしれません。短期の投機筋は、次なる目標を160円に置いたかもしれません。

しかし、そのためには、保有ロングの決済を行い、一度、相場を下ブレさせて、溜まっているロングを処分する必要があったと思われます。そうして、身軽になったうえで、再度、上昇への芽を作っていく、という流れが想定できそうです。

 

波動テクニカルでは、上値として、152.66円付近というものが出ていましたから、今回の上値151.942円で、ほぼ目標到達と言ってよいと思われます。

投機筋も、そろそろ、一旦天井かと考えていたかもしれませんが、その可能性はありそうです。

 

今回の下押しで、きれいな押し目ができました。前述のようなシナリオを考えた短期の投機筋にとっては、願ってもない押し目ですから、ロングを再度保有してきたと思われます。

昨夜しばらくは、当局のドル売りと投機筋のドル買いの攻防があり、146.1円付近までの押しができたことで、当局の為替介入は弱まったと思われます。

昨夜の介入で押し下げた値幅は、5.83円です。前回9月22日のものと概ね同様の値幅になっていると思われます。

 

ここからの動きの想定は次の三つ。

第1案は、再度151円を目指す動きになって上昇し、その後、下降トレンドへ転じてくる。この時は151.942円を超えることはないかもしれません。その後、しばらく高値圏でのもみあいになるかもしれません。

第2案は、半値戻し(149.02円付近)の後、再度下振れしてきて、今度は安値を更新してくるようになる。この場合は、140円へ向かって動くようになる。

第3案は、9月22日の例に倣い、高値151.942円を更新し、さらに160円へ向かって上昇してくる。

 

下振れしてくるときのチェックポイントは、9月22日安値、140.345円を割り込むかどうかになってきます。

割り込むようになると、昨日高値151.942円の否定となってきますから、相場は戻りが出ても、下降トレンドを維持するようになると思われます。

第2案の半値戻しを超えてくるようになると、第1案の動きとなってきます。

上ブレしてくるときは、FOMCによる大幅な利上げの影響を受けるようになると思われ、10年物利回りにふさわしいドル円レベルを求めて相場は動くようになると思われます。今のところ利回り4.2%台で、151.942円となっています。今後は利回り動向にも要注意になりそうです。

 

11月FOMC結果発表まで、あと8営業日になりました。この日数の中で、市場参加者が、どのような相場を作ってくるか、ということになりそうです。FRBの利上げ幅の大きさ、そして日米金利差の拡大を考えると、ドル円の上昇傾向はまだ継続すると考える方が現実的と思われます。

次回FOMCでの利上げは0.75%でほぼ確定と思われますので、市場はこれをすでに相場へ織り込み済みと思われます。12月利上げに関する検討状況がどのようになっているかで、ドル円は、上か下かが決まるのかもしれません。利上げ幅が0.75%となれば、「噂で買って事実で売る」というパターンになることも想定できます。第1案で動いた後、結果を確認して、下降していく相場になるのかもしれませんが、市場参加者、特に欧米の参加者は、クリスマスへ向けた相場作りをしてくると思われ、株式市場の上昇とともに、ドル円での相場作りもしてくると思われます。株式が上昇するためには、利回り低下傾向が加われば実現しやすくなると思われます。

相当レベルが上昇しているドル円相場です。投機筋の意図的な動きによって、相場は下がってくることも念頭に入れておきたいと思います。

投機筋も当局も、相当長い期間のドル円のチャートを観ていると思われます。そして、節目を確認し、152円を上抜けると160円へ向かう、という認識はできていると思われます。

昨夜の介入で、ひとまず神経質な取引は収まりそうですが、押し目を喜ぶ投機筋は、ガス抜きはできたと、「安心」して、これから再度買い上がってくるかもしれません。

11月FOMCまでは第1案が有力かもしれません。その次は第2案か、、、。

 

時折電話をかけてくるFX仲間は、151.4円付近で、昨夜売り抜けたと言ってきました。今回は400Pips以上稼ぐことができたらしい。

 

今月は小生の誕生月でもあり、免許更新月でもあります。本日更新に行ってこようかと思って、通知を確認したら、土曜日は休日となっていたので、仕方なく取りやめ、明日に延期しました。日曜日は相当混むらしいが仕方ないか。

 

もう少し頭を冷やし、気分転換したいと思っているところです。

良い週末をお過ごしください。合掌

 

コメント
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