FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 天気の良いときは、外で遊ぼう

2022-01-25 08:41:44 | 日記

おはようございます。1月25日火曜日です。広島は曇り、陽射しがなく少し寒く感じます。寒いと言って家の中だけで過ごしていては、陰にこもると思われますので、陽射しがあるときは、短い時間でも、庭で過ごすようにし、愛犬君たちも誘い出します。「カム」と言えば、皆連れ添って庭に出てきます。中には用足しをするものもいれば、ボールを投げて、とばかり要求してくるものもいます。ゴン太君も、体の動きは少し回復したようです。

さて、相場です。昨夜の米国市場では、3市場ともに前日比では上昇して引けています。途中では、大きく下げていたこともありますが、リスクオフとなって、ドル売り円買い材料ばかり出ていたように思われますが、これといった売買材料はないような中で、未明から、徐々に買い戻しが始まってきたようです。これは単なる買い戻しかどうか。最近の売られ過ぎで、自律的な買い戻しが起きてきたのか?

この動きに乗り切れていないのが、CMEN225。前日比では、まだ割り込んでいる状況です。

その間、ドル円は、欧州タイムの早いうちに、113.468円まで押してきていて、その後は、反発傾向となり、昨日の引け値は、113.865円、そして、少し前に、114円台を回復し、114.065円まで値を伸ばしてきています。

目先の動きとしては、113.468円を否定する動きになってきたように思われます。しかし、まだ目先的な動き。上には、多くの関門がありますので、これらを超えていくことができるかどうか、になります。

本日からFOMCが始まります。大方の予想は出そろったように思われます。

そして、今週も経済指標が出てきますが、このような指標には、FOMCは左右されないで取り組みを決定してくると想定しています。

雇用は大きく改善し、残りはインフレ対策のみと思われますから、ここに焦点を当てて取り組みを出してくると思われます。

このインフレ対策が急務とすれば、想定以上の「何か」を出してくる可能性もありそうです。

このあたりが出てくるか、それとも想定されている範囲のものかで、相場の動きは変化してきそうです。

決定するだろうとみられていることの一つが、3月利上げ、です。今月からの利上げはないと思われますので、そう先走って動く必要はないと思われますが、いろいろと想定して、相場は動いているようです。

注目項目に、テーパリングを3月ではなく、今月で終えるようにする、というものが出てくる恐れはあるようです。テーパリングの早期終結です。そして、利上げやバランスシートの縮小開始に備えるという考えが出てくるかどうか、も注目されています。

既定の路線ではなく、何か変化が出てきそうな雰囲気のある今回のFOMCのような気がします。

さすがに、3月0.5%利上げという案はまだ少数派のようで、現実味はない様子。FF金利先物取引では、2022年に4回の利上げを織り込んできているようです。

ウン? 上値がさらに伸びて、114.095円まで来ました。

ここまでの動きでは、上昇値幅の方が大きくなってきています。今のところは買い方優勢か、、、。それとも、本日は買い方優勢のまま終えることができるのか。

この上昇継続で、1月18日高値115.058円を上抜いてくるようになれば、相場としては、反発開始ということも強く意識されてくると思われます。

今は、113.4円台でWボトムが成立したかどうか、そして、115.058円を上抜けるかどうかをチェックしていくことになりそうです。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、113.931円超、「売り」は、113.931円以下、「買い」は、113.667円以下の場合となっています。

FPVは、113.777円、R1は、114.085円、S1は、113.556円となっています。

間もなく東京タイム開始です。今の時期は、注意力は欠かせませんが、少し力を抜いて相場を見ていこうと思います。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 21時05分です。ここまでの日通し高値は、114.156円です。これで、3MAXを形成しています。

今夜は、コンファレンスボードが出てきます。前月よりも少し悪い内容のようです。この指標も上下に振れやすいもののように思われます。これを考えると、まだ下振れする可能性はありそうな気がします。上値が重いのも、まだ指標を確認したいという欲望が強いからと思われます。出てくる指標で一喜一憂するような相場にはさほど興味はありません。27日早朝4時に出てくるFOMC結果が相場の大勢を決めると思われます。

これを考えると、今夜は、もうすることがありませんので、ここまでとします。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

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FX今朝もドタバタ

2022-01-24 09:59:45 | 日記

おはようございます。1月24日月曜日です。広島は晴れ、風は弱く、温かな朝になりました。柴犬ゴン太君の体調がすぐれず、今朝も、彼の世話・養生から始まり、少しルーティーンやリズムが狂っています。体調を壊しているゴン太君の養生を優先して行う時期となっていて、その日その日で、行事手順が変化してきている昨今です。特に早朝からの部分。がんばれゴン太!

さて、相場です。先週米国市場では、大きく下振れしてきて引けています。日経平均も下振れしており、寄付きは、27321円付近。これから反発基調に戻せるかどうかチェック。

ドル円の今朝の寄付きは、113.636円で、現在値は、113.767円付近、少し前に上値が113.811円まで伸びてきています。値幅から見ると、買い方が満を持して買い上がってきているように思われます。

もし、これから反発上昇していくようになると、113.6円付近で、Wボトム形成、ということも考えられるようになります。小生は、「ハイヒール形成」と呼んでいます。金曜日のローソク足へ移動平均線を重ねると、ハイヒールの形状に似ていることからこのように呼称しています。特にHMAとの同時表示で、「ハイヒール状態」は確認しやすく、かつ、HMAも上昇傾向を出してきていますので、反発期待は強いと思われますが、米国で、明日からFOMCが始まりますので、大きく動くことはないと想定中。

よくいって114.00円を少し上回る範囲までの値動きになるのではないかと推察中。

今週は、ドル円にしても、ナスダックにしても、さらに深堀していくかどうかをチェックする週になると考えていますので、相場の転換について、厳しく判断する必要のあるところとなっていると思われます。上か下かの相場の分岐点かもしれません。

まだ下振れしそうという要因を考えると、パターンからは、もう少し深堀してくるということも出てきています。

FOMC結果が出るまでは、一途に反発上昇とはなりえそうにはなく、113円台でうろうろする相場なのかもしれません。

為替情報によると、27日のNYカットが、114.80円と113.00円にあり、28日分が114.00円と113.15円にあるようですから、今月中は、まだ下へ押し付けておきたいとする投機筋が存在すると考えていた方が良いと思われます。

これもFOMC結果を踏まえた動きになると思われます。

FOMCが「超タカ派」判断をしてくるとドル買戻し、想定内の「タカ派」なら、ドル売り円買いという動きも出てくるかもしれません。「ハト派」姿勢をとるということはないと思われます。

巷には3月分で0.5%利上げを決めるという話があるようですが、利上げには慎重に歩足を進めると思われ、小生は0.25%から始まるとみているところです。市場の折り込み度86%程度まで進み、0.25%利上げを見込んでいるようです。

市場がこのように3月利上げを見込み始めているということは、FRBと市場のコミュニケーションがうまく機能していることになりそうですから、この辺の利上げに関する決定を今週のFOMCでどのように考えて、それを、どのように市場へ伝達するか、注目しています。

パウエル議長の記者会見は、本邦時間で、27日4時30分からだったと思います。FOMC結果が出るときは、毎回、4時前頃から起きて報道に注目しているところですから、今回もそうすると思います。

これまで市場は、3月利上げを睨んで、保有株式や債券の調整を推進してきていると思われます。この動きが、最近の相場の下落につながっていると考えています。特に株式市場では、これといった悪い材料が出て相場を下げたとは思われませんので、FOMC結果が出ると、強力な株式買い戻しの動きが出てくる可能性があるかもしれません。

これからの相場でいえることは、債券市場では額面価格の下落が続くと思われますので、債券価格の上昇は困難で、これからしばらくは投資対象からは債券は除外することがベターとなる時期と思われます。

本当に強い経済情勢になると、株価はさらに上昇し、この時はまだ原油価格も上昇してきているかもしれませんが、原油相場には原油相場の動き方がありますから、下降傾向になり、その時、利回りが再度上昇し始めると、「強いドル」が意識されてドル買戻しが出て、さらに資金が米国へ流入していくというパターンにもなりやすくなると思われます。

しかし、これは少し先の長い話、、、、。

今回のFOMCが今年の相場の動きを左右するのかもしれません。最近、日米ともに企業決算が出てきています。企業業績結果如何で上下に振れる相場になる時期でもあります。しかし、ファンダメンタルが確認できていますから、いずれ相場は本流の動きに回帰してくると想定しているところです。

FOMC後3週間経過すると、今回のFOMC議事要旨が公開されます。2月15,16日頃か。ここでも、どのように議論され、どのように文言表現されているかを巡り、注目されそうです。

ここまでの動きで、ドル円の日通し高値は、113.833円まで届き、現在値は、113.809円付近。値幅から見ても、上昇値幅が大きくなってきていますので、日通し安値を割り込むような動きにならない限り、あるいは、113.461円を割り込むような動きにならない限りは、上を向いていてよいのかもしれません。

本日のシグナルは、「コスモス」、「桜」、「ひまわり」ともに「買い」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、113.905円超、「売り」は、113.906円以下、「買い」は、113.636円以下の場合となっています。

FPVは113.804円、R1は、114.006円、S1は、113.468円となっています。

間もなく、東京仲値公示タイムになります。この付近まではドル需要が出て、ドル円は上昇傾向になったとも考えられます。ここを通過すると、相場は一旦下押ししてくることもあり得ますから、相場の動きには要注意になりそうです。

本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 13時10分です。現在値は、113.88円付近。この上にある「節目」と言えば、114.00円、114.2円、114.5円、そして、115.00円付近となりそうです。

18日高値115.058円から4日かけて、113.603円に到達していますので、これからその程度の期間はかけて上昇してくるのでは、などと思ったり。

しかし、まだ気を緩めることはできません。FEで考えると、これから下押ししてきた場合、その行先は、113.27円付近とか、112.17円付近というものが出てきます。4時間足では、800SMAが現在、112.40円付近を右肩上がりで通過中です。

また、2021年1月6日安値と、2021年9月15日安値を結ぶトレンドラインは、現在、112.44円付近を通過中です。この位置は、2021年11月30日安値、112.530円に近く、為替情報でも、112.50円というNYカット買いがあるようですから、投機筋も、それを意識したオプション売買を行っている可能性はありそうです。

本日日通し高値は、113.945円まで伸びてきています。114.00円の節目を意識して、そして日柄も考えて、上値を重くしている感もあります。ここまでの上下値幅は、0.321円。まだ少ない。FOMC結果を待つとなれば、少ないままでもよいかと思われますが、まだ1両日は投機筋にとっては動ける日程として考えていると思われます。狭い範囲で、相場を上下に振ってくる可能性はあると思われます。

追伸 19時38分です。少し前に、本日日通し安値113.468円を付け、今は、113.666円付近です。この安値で3MINと20MINが一致してきました。しかし、これでもまだ、下振れ警戒はあるように感じています。これは相場の癖というか、相場の慣習というか、説明しにくいものなのですが、「行き着くところまでは行きたい」という市場参加者の総意みたいなもの。そうしないと少し座り心地が悪いというような、、。

それで考えると、113.33円付近までの押し込みをまだ行ってきそうなパターンになっていると思われます。ここを突いてくるのはNY組かもしれません。どの時間軸で相場を判断するかということですが、4時間足で見れば、下突きはそろそろ終盤かというようにも思われます。

しかし、FOMC直前という環境ですから、ここは思い込まないようにして、気持ちをフラットにしていきたいと思います。

パターンとすれば、14日の113.480円と、本日日通し安値113.468円でWボトム形成ということも想定されます。そうなるかならないかは、今後の展開次第ですが、Wボトム形成の可能性もありますから、ここで、113.486円でさらにポジションを増やしています。

投機筋は、現段階では、まだ買い方は動いてこないと判断しているかもしれません。「踏み」を恐れる投機筋です。下押ししてきても、逃げ足の速いものになる可能性がありそうです。ショートの深追いは厳禁のレベルのように考えます。

追伸 21時31分です。今週出てくる米国経済指標をチェックしてみると、いろいろありますね。これらを全部確認してから、という動きになると、今月はまだ下振れの可能性がありそうです。しかし、できるだけポジティブに考えて、マイナス思考にならないようにします。

まだまだ上から降りてくるMAがあり、これらが上値抵抗となるような環境と思われます。今週出てくる材料次第かもしれません。

というようなところですが、本日はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

 

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FX 今週の言い訳

2022-01-22 16:19:45 | 日記

1月22日土曜日です。広島は晴れ、温かな午後となっています。今朝はゴン太君を、朝一で動物病院へ連れて行ったり、ほかの外回りの用事を片付けましたので、この時間になってからのブログ作成となりました。

広島市内は、本日は、昼までで1000人を超えるコロナの新規感染者が出たようです。爆発的勢いで、コロナ感染が拡大しているようなので、マスクを2重にして使用し、感染しないようにできるだけの用意をして出かけました。学校で生徒間の感染拡大があり、病院などでも、クラスターが発生している現状のようです。何か、皆が、以前とは違い、感染してもオミクロン株では症状は軽いとかいうことで、深刻に受け止めずに、軽く考えているのではないでしょうか。学校が休校になったという話は、広島市内ではまだ聞いていません。

さて、今週の言い訳です。

今週のドル円の動きは、114.118円から始まり、火曜日には、115058円まで反発上昇しましたが、その後は、下降一途という流れとなり、昨日安値は、113.603円で、昨日引け値は、113.669円と、ほぼ安値引けとなっています。

昨日は113.5円狙いが出てくるかと考えて、少し遅くまで起きて相場をチェックしていましたので、安値圏に入ったところで、113.609円ロングを新たに買い仕込んでいます。

これで下げ止まるという観測は、なかなかできない環境のように思いますが、安値状況は「G指数」で、「売られ過ぎ」レベルとなっていますので、リスクをとってチャレンジしています。

為替情報で、現在値より下で、27日NYカット値113.00円や28日分の113.15円というところがまだ気がかりなところです。

来週は、25,26日とFOMCがあります。これまでに出た経済指標では、少し凸凹が出てきていますので、これらをFOMCメンバーがどのように考えて判断し結論を出すか、注目しています。

地区連銀総裁の多くは、3月利上げを支持し、利上げ回数も4回というものも出てきています。さらにバランスシート縮小の早期開始に傾倒しつつあります。

FRBの取り組みは、雇用からインフレ対策に移ってきたと思われます。

FRBの失敗については、昨日分ブログで書いている通りと思われます。膨大な不動産債権の買い入れを行ったことで、不動産バブルを作り、インフレ傾向に拍車をかけたと思われます。今回のFOMCで、この点についてFOMCが言及し、改善に取り組み始めるかどうか注目されます。

不動産バブルが一気に破裂すると、相場は急落していく可能性があります。

もう一つのバブル、労働者の奪い合いによる賃金の上昇が今後どのような動きをたどるかもチェックになってきます。

さらに、脱炭素社会の掛け声は勇ましいものがありますが、石油に代わる新しいエネルギー源が主流になるには、まだ相当の時間を要するような状況もあり、欧州では、ロシアによる天然ガスの供給がストップ、あるいは減量となり、石油使用量を減らしたいが、減らすとエネルギー不足となり、経済活動に支障が出るという状況になってきているようです。

どこでバランスをとるのか、脱炭素への取り組みをいったん棚上げして、現下の経済の立て直しを行うのか、などということも新たな論点として出てきそうです。

今週、株価も大きく下げています。バリュー株もグロース株も関係なく下げているように思われます。

最近よく言われていることは、岸田政権も日銀もリスクを取らなくなった、経済成長への見通しが出てこない、これでは、海外からの資金流入はない、という厳しいものになっています。岸田政権は、「分配と成長」を掲げていますが、経済を成長させるエンジン役としての機能を政府としては行わないと宣言したようなものとして受け止められている可能性が強くあります。

この夏に、参議院議員選挙がありますから、これが終わるまでは、無難に政策を行っていたいという魂胆かもしれません。この選挙で、自民党が単独過半数を採れば、ますます岸田政権は現状維持政策を進めてくるのではないかと思われます。否、選挙が勝利で終われば、やりたいことを新たに打ち出してきて取り組むのではないかという観測もありますが、今までで、すでに失望している経済界、株式市場などを再度奮い立たせていくような政策が打ち出せるかどうかは疑問です。

岸田政権は経済のアクセル役ではなく、ブレーキ役だったのかもしれません。「新しい資本主義」とはいうものの、全く具体策はなく、意味不明。市場を混乱させ、岸田さんだけが自己満足しているような感じ。

先頭に立って旗を振るような人物ではなかったといえそうです。岸田さんの選挙区に住んでいて、日本国を考えると、恥ずかしい人物という厳しい評価にしか値しません。米国大統領が岸田首相を相手にしないことも首肯できます。

「聞く耳を持っている」と岸田さんはよく言いますが、こうすることで、「敵」は少ないのかもしれませんが、これでは、社会の改革などはできないと思われます。改革より現状維持、あるいは、変化なしを遂行している感すらあります。「泥をかぶってでも」というような、先頭に立つ気などさらさらないのかもしれません。

一議員の時は、もっとできる人物と考えていましたが、首相となるとその器ではなかったといえそうです。私のような市井の人物が何を望んでいるかについては、全く頓着しないのかもしれません。小生のご近所さんには、市会議員、県議会議員共にいらっしゃいます。日頃から声掛けができるくらいの間柄ですから、話してみたいと思っているこの頃です。

米国では、ナスダックが11%を超える下落状態になっています。調整懸念があります。来週は、これが下げ止まるかどうかを見極める週になりそうです。この状況を細かく考えている方があり、12%を超えてくると危ない、と考え、20%を超えてくると、不況入りとみる、という方があります。

ダウ平均の最高値は36952ドルと思いますが、10%下げは33256ドル、20%下げは、29561ドルとなります。金曜日の引け値は、34265ドルですから、こちらの方はまだ大丈夫となります。

利回りは、現在、原油価格に連動しているといわれています。5か月前の原油相場は、昨年の底に近い相場状況で、その後2か月かけて、高値形成へと上昇していっています。その後の動きは、8月の安値を割り込まないところまで下げたのちに反発を始めて、現在の最高値に到達しているという動きです。

このような動きから、これから、2か月程度はまだ原油価格は上昇するとみられ、これに連動すると、利回りはさらに上昇するという流れになると思われます。

原油価格が下がり始め、それでも利回りが上昇してくるということになれば、ドルの買い戻しが起きてくるということも想定できるといいます。冒頭付近で触れていますが、まだ代替資源がありませんから、景気回復と同時に、原油需要が増し、呼応して原油価格が上昇してくるという流れはまだ維持されると思われます。

ドル円は、来週のFOMCを睨み、リスクオフ体制になったと考えています。ドル円の循環、相場の節目などを考えながら、FOMCの結論を待ち、これを確認してから動こうとしていると理解しています。

今週は、少し弱気な指標結果も出てきてはいます。しかし、確実に物価動向は上昇しており、インフレ状況の確認はすでにできていると思われますので、FOMCは急務として、インフレ対策に乗り出し、利上げやバランスシートの縮小について、より確実な情報を市場へ流布してくると考えています。

今は、企業決算を確認する時期ですから、FOMC後も、企業決算状況で一喜一憂しながら相場を形成し、FOMC結果を織り込みに来ると想定しています。最近の為替情報での上値は、116.30円となっています。

地政学的には、ウクライナ情勢があると思われます。小競り合いを通り越して、一気に大規模紛争へ繋がる恐れもありそうで、少し心配中。

米国は、ロシアに対して、「侵攻すれば金融制裁を課す」としています。「独裁国家」にとっては、第一は、国土・国体の維持拡大です。人民の生死ではありません。国土を巡る紛争は、一旦決着がつくと、元に戻すのは容易なことではありません。ほぼ無理。ロシアが共産主義国であろうとなかろうと、ロシアの体質は何ら変わっていないということは明白。「独裁体制」は西側体制とは相いれないものです。

FOMC結果が出ると、その期に乗じて、ドル円は、113.00円付近まで下振れする可能性はありそうです。その後の反発はあるとしても、、、。

少し前までは、利回り上昇に乗って、ドル円は117円あるいは118円まで伸びるなどという論調も多くありましたが、これはずっと先のこととなり、今週の押し下げで、下値の方が注目されるようになっています。

金曜日に下げてきていると、翌週月曜のドル円相場は、まだその傾向を維持するということもありますから、来週の東京タイムでの動きは、まだまだ上値の重いものになりそうです。メリマンサイクル理論から考えても、そろそろ反発機運が出てきても良いころとは考えていますが、、、。

16時を過ぎました。これから愛犬君たちとの夕方の散歩に出かけようと思います。暖かくて散歩しやすそうです。夜になれば、釣行の準備を少し行う予定。とはいうものの、最近の天候は、寒さは増すばかり。釣行するかどうか、気迷いはあります。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

 

 

 

 

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FX 全国の温泉巡り

2022-01-21 08:41:19 | 日記

おはようございます。1月21日金曜日です。広島は曇り、少ない量の粉雪がパラパラと舞っています。冷え込んでいます。しかし、服装的には、最近のものと同じで過ごせます。寒中の服装はこれで良い、という確認ができました。釣り場でもこの服装で大丈夫、との結論に達しました。

最近は、旅行したくても、コロナ感染防止のために、出かけることができず、知恵を出して、できるだけ楽しく過ごすことを考えています。その一つが、「全国の温泉巡り」です。出かけられないとなれば、温泉の素を買ってきて、それを日替わりでバスタブへ入れて、北海道から九州までの温泉に行った気分になっています。北海道登別温泉、群馬草津温泉、熱海温泉、兵庫有馬温泉、和歌山白浜温泉、松山道後温泉、大分別府温泉、までを昨日で、「踏破」しました。まだまだ多くの温泉が残っていますので、湯の違いを味わいながら風呂に入りたいと思います。

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は、3市場ともに下げて引けています。寄付き後しばらくは上昇して取引されていましたが、徐々に値を下げて、終わってみれば、前日割れとなって引けています。

いまいち釈然としない動き方。SQ前の動きと思えば、半分くらいは納得できますが、残り半分はどうやって納得するか。来週のFOMCを意識して取引が手控えられたということか。ならば、これらを通過すると、相場は戻ってくる? どうでしょうか。

相場には時合というものがあり、相場参加者の総意が相場の景色を作っています。下げた相場はいずれ上昇してきます。逆もあります。

今は、FOMC前の下げの時合。こんな時は、「動かない」を決め込んで、PCの電源をオフにして、相場から離れることもありのころと思われます。

しかし、この下げも、来週になると、方向を転換してくるようになるのではないかと推察しているところです。

ウン? きゅっと下がって、113円台に入ってきました。最後の悪あがきか、、、。

買い方も、SQ前、FOMC前ということで買い向かうことをしていない様子。今は価格を図るのではなく、時合を図っていると思われます。

「来週や、来週や」という具合か、、、。

今は、113.50円狙いの動きか、、。

そういえば、バイデン大統領の支持率が下がってきているようです。併せて、ハリス副大統領の支持率も悪いようで、秋の中間選挙では、上下両院とも民主党大敗という流れができつつあるようです。こうなると民主党は、現職の二人をあきらめて、別人の候補者を立てようとしているようですが、人材難。そこで出てきたのがクリントン夫人の再登板という案。共和党は、トランプさんもしくは、トランプさんの推す候補者となるようで、前回の選挙構図ができるのかもしれません。老人大統領大国・米国か。大統領候補の人材難があるようです。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、114.314円超、「売り」は、114.314円以下、「買い」は、114.021円以下の場合となっています。

FPVは、114.196円、R1は、114.431円、S1は、113.846円となっています。

本日は、下げ止まりをチェックする日になりそうと考えています。それはNYタイムになってからかもしれませんが、早ければ、東京タイム中に、それは表れるのかもしれません。株式市場も為替市場も同様です。要注意。

念のため、先ほど、113.962円で少し買い仕込んでいます。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 17時40分です。為替相場は、今の時間ユーロが最強の通貨になっているのかもしれません。ユーロが、ドル、円、ポンドに対して強くなっており、その中で、ドル円は、共に安くなりつつありますが、相対比較では、ドルの買い戻しが起きているのかもしれません。

少し気がかりな点は、ユーロに関して、ドルの方が円よりも売りが大きい状況。通常こうなれば、ドル売り円買い傾向になっているはずなんですが、逆の動き、、、。何かの前兆?

東京タイムで、本日日通し安値を付けた後、欧州タイムになっても、まだ下振れしてきていないようで、NY組のオプションNYカット113.50円突きがまだ残っているように思われます。14日安値が113.480円。本日日通し安値が113.625円。下押しの後の戻りで、113.996円まで来ましたが、114円を上抜けるかどうかチェック。

 

 

 

 

 

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FX 大寒

2022-01-20 09:00:23 | 日記

おはようございます。1月20日木曜日です。広島は曇り、空には黒い雪雲と合間に見える青空。早朝散歩中には、みぞれが降っていました。冷え込みもありましたので、散歩をショートカットして帰宅。ゴン太君はまだ体調すぐれず、近々、また獣医さんに診察をお願いする予定。食欲はありますが、排せつがまだ軟便のままで、健常な時期のものに戻っていません。見た目にも、体重が減っているのがわかります。がんばれ、ゴン太!  1,2日ほど絶食する方法もあるようですが、これは採用には至っていません。

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は、3市場ともに下げて引けているようです。特に注目するのは、ナスダックです。最高値から10%を超える下落となり、これは、不況入りへの警告となってきます。不況入りは20%割れから。

昨日も書いたように、SQ前の調整というように考えていますが、真意は神のみぞ知る、ですから、何とも決められない、、、。

今回の調整は、今週中には終了するというように考えています。来週にはFOMCがありますので、これを受けて、相場は、新たな展開に入ってくると思われます。投資家は、必要な持ち高調整は先週今週で終えると思われます。債券投資家は、利回り上昇に伴い、保有債券の処分売りと、新たな購入を行っているようです。

現在の利回りは、原油価格に連動しているようです。利回りは、まだ上昇傾向にあります。

最近出始めている企業決算では、大手金融投資会社でも、人件費の高騰が出てきており、これが収益を押し下げているとの論評も出てきています。人件費と物価の高騰がまだ止まっていないようです。

インフレ傾向が明確に出てきているようです。この変化は、12月に、パウエル議長が「インフレは一時的ではなく、少し長引く」との見解を示してから、利回り動向にも変化が現れています。

最近言われていることで、利回りは上昇してきているのに、ドル円相場がこれに相関した動きになって来ない、どうして? というようなものがあります。

インフレ傾向が、当初FRBが言ったような、「一過性のもの」であれば、利回り上昇につれて、ドル買いが起きてドル円は上昇しますが、昨年末に、前述のように、状況把握の転換を行っていますので、これは、インフレは「一過性のもの」ではなく、「長引く」という認識になったことで、ドル円は、利回り動向を離れて、動くようになってきている、というように考えられます。

長期金利は自分たちが決めると豪語した債券市場の投資家は、FRBの見解は間違っているとして、債券市場での長期利回りを自分たちで抑えるつもりで動いてきていたように思いますが、今では、もう、インフレ傾向の長期化を認識し、長期金利の上昇へ意識転換を図ってきたと思われます。

市場全体が、このように認識の転換を行ったこと、物価は上昇し、人件費も高騰、オミクロン株による感染は拡大しても、経済活動は停滞しない、というような認識も加わり、経済は拡大傾向を作り、株価も上昇してきたと思われます。

しかし、最近経済指標で、変調を出してきているものがあり、景気の転換か、と懸念が出始めてきました。こうなってくると、ドル買いは制約的なものとなり、利回り動向とは離れて動くようになってきます。

経済活動がさらに拡大していくと見れば、原油価格は高騰し、この価格は落ち着く気配はまだありません。となれば、インフレ傾向はまだ収まらない、ということになってきそうです。

この原油価格の動向が、利回り動向の方向を作ってくるようになっています。これが現実のようです。

逆に言えば、原油価格が下がり、この中で、金利が上昇してくれば、ドルの買い戻しが起きて、ドル円は上昇してくるようになると思われます。

今は、短期トレードは困難な時期と思われ、原油価格動向を見ながら、トレードすることが必要になっていると思われます。

すでに、インフレになっていると思われますので、インフレ率を上回る金利状況が必要となってきます。インフレ率がこれからさらにマークされそうです。

FRBの失敗は、MBS債権の膨大な買い入れを行ったこと。これが不動産価格の暴騰を招いたという批判があります。不動産ローンの利率は、30年物利回りに直結しています。

不動産価格の上昇は利回りの上昇をも招きました。不要な物価上昇をFRB自らが作ってしまったという批判が出てくると思われます。

FOMC後や、随時行われる講演会などでの発言で、間もなく確認できるのではないでしょうか。

FRBの良いところは、このような取り組みを行った場合、後日、必ず、評価を下し、良し悪しを判断し、結果を先々へ活かすということです。

本日の相場は、まだ上値の重い展開になると思われます。昨日の東京タイムで付けた安値をNYタイムになっても更新できていないことにも注目。

本日は木曜日、NY市場のSQ前日です。まだ波乱含みの日柄かもしれません。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」」も「買い」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、114.553円超、「売り」は、114.553円以下、「買い」は、114.261円以下の場合となっています。

FPVは、114.435円、R1は、114.665円、S1は、114.082円となっています。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 17時54分です。欧州勢は、ドル円レベルが当日の高値圏にあればまずは押し込んで来ると思われ、今はその動きになっていると思われます。

ここまでの日通し高値と安値は、114.547円と114.023円。

もう少し上昇すると、本日PAにタッチするのですが、図ったように寸止めしています。何か意図があるように感じています。

PAを超えてくれば、114.6円付近までは上昇するとみているのですが、、、。

本日は、上にも下にも振れたように思われます。単純に考えれば、まだ方向感としては、下降の流れの中にあるような気がします。しかし、目先的なことですが、本日日通し安値を付けたときの起点は、本日の8時過ぎにつけている114.417円ですから、本日ここは上抜けてきています。目先的には、114.023円を否定してきていると考えられます。

もう一つ上の下押し起点は、19日の17時過ぎにつけた114.553円と思われます。ここはまだ上抜けできていません。もうちょっとなんですけどね。この値は本日PAと一致します。

ここに意味を見出すのは、何かを感じている証拠。まだまだ上値は重い展開と理解。SQ前の調整です。利回りも為替も関係なしに動いてくると思われます。「ガラガラポン」です。

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