FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX今週の言い訳 行き着くところまで行ったか

2022-01-15 10:48:32 | 日記

おはようございます。1月15日土曜日です。広島は曇り、冷え込んでいます。今朝は雪はありません。当地は海岸線に近いため、温かい。多分、早朝でも氷点下にはなっていないと思われます。

ひとまず最近の冷え込みはこの付近で落ち着くのかもしれません。

さて、今週の言い訳です。

最近の動きは1月4日高値を山として、下振れしてきた流れとなっています。昨日、安値として、113.480円を付け、昨日オプションNYカットの113.45円や113.35円を相当強く意識した相場動向だったように思われます。

10月20日高値から11月24日高値まで、25営業日経過。11月24日高値から1月4日高値まで、29営業日経過。ここでそろそろ一旦「山」を付けるということを意識する必要があったと思われます。

11月24日高値115.520円から11月30日安値112.530円まで、4営業日、値幅は2.99円。1月4日高値から1月14日安値まで、8営業日、値幅は、2.87円。これらの状況からは、「そろそろ感」も出てきます。

この流れで行くと、次に「山」を付けるのは、1月末日頃から2月第1週末頃かもしれません。

その間には、日銀会合あり、FOMCあり、米国市場オプションSQあり、ECBあり、BOEあり、雇用統計あり、という時期になり、相場は上下に振れやすくなります。

大きな反省点として、1月4日高値付近での判断が少し甘かったということになります。「一般大衆投資家が上を向いたとき、投機筋は相場を下ブレさせてくる」ということを失念してしまったか。

結果論になりますが、1月4日頃の決済を見送ったことで、「辛抱」は長引き、資金の効率的運用はできず、となっています。これは本当に大きな反省点になります。

来週のオプション売買に関係するものとしては、113円台のものとして、18日の114.00円と21日の113.85円の二つがあります。

今朝7時のドル円の終値は、114.186円。

昨日の動きでは、出てきた経済指標結果が予想よりも悪く、これを受けて相場は下振れしたと思われますが、最安値113.48円を付けた後は、反発上昇する動きとなっています。

まだ下向きの圧力が残っていますので、このまま反発上昇していくとは考えにくいのですが、「G指数」から考えると、昨日安値で「谷」を形成し、反発へ向かい始めるのかも知れません。

前述のように、来週も、まだ113円台へ押し込んでいたいとする投機筋も存在するようですから、値が戻ると、「戻り売り」を仕掛けてくる輩も存在すると思われます。

しかし、このような動きは、114.00円付近での底値固めとも受け止められ、反発する材料が出てくれば、上昇トレンド回帰の流れができてくるのかもしれません。

最近、利回りは上昇傾向となり、1.7%台を維持していますが、ドル円相場はこれに反応していないようです。ドル円は、時期折々の経済指標結果を確認したいということもあるようで、いずれは上昇するとしても、今は、下振れする時合いの時期と理解するのが良いと思われます。

このような時合の時は、相場の流れを優先し、その流れに沿った材料には反応するが、それ以外のものは「無視」するという状況になっていると思われます。そして、この「無視」した材料を考慮するような時期になると、思い出したように加味するようになってきて、相場を動かして来ます。この織り込みは、いつ行うかという課題もありますが、早晩実施されるという考えに立っています。

現下の利回りは、原油価格動向に連動しているようだとするアナリストもいます。小生も、その点は共鳴できています。裏で糸を引いているのは、ロシアかサウジかもしれません。

これらの国が、欧米のインフレ傾向に拍車をかけているという判断もあるようです。

原油価格が上昇する限り、欧米のインフレ傾向はまだ継続するということになってきそうです。「G指数」の場合もそうですが、現時点だけのデータだけでは考えず、ずらしたデータと比較することで、相場の動向を計測することができるものはほかにもあるようです。

原油価格を数か月ずらして、利回り動向と重ねてみると、その動きが連動していることが理解できます。

このようなことから、市場には、「どこか」を基準として考え、それに対応するレベルを決めていく、という発想があるのかもしれません。

日経平均とダウ平均もしくはナスダックの関係もよく言われます。日経平均はダウ平均の半年遅れで動いてくる、これは代表的なものでしょうか。これは景気の交代期に入るかどうかの時にはよく出てくる比較です。

最近は、一目均衡表の考え方も、基準日と現在の比較で成り立っていると理解しながら見ています。移動平均線も同様な気がしています。

昨日の4本値から、「G指数」では、「売られ過ぎ」を通り越して、「非常に売られ過ぎ」レベルになってきたものが出てきています。これは反発を意識せざるを得ません。

昨日の引け値が114.186円になったことも、この「非常に売られ過ぎ」という状態が意識されたかもしれません。

日足を見ると、ローソク足では、陽線で下ヒゲが長くなっています。反発意識を感じます。来週はまだ、114.00円を巡る攻防があるかもしれませんが、相場としては、「そろそろ上へ行こうか」というような意識が芽生えてきているのかもしれません。

先行指標としているW%Rも、底放たれをしてきた感のある動きをして来ています。

昨日は、113.647円ロングを買い仕込みの最後にしています。来週月曜日は、米国市場は休場のようですから、動きは少ないのかもしれませんが、113円台に入ってくれば、買い拾うつもりでいます。

昨日安値付近では、時間的なことを考えて、ロンドン市場・NY市場の投資家はともに動くことはできていると判断しています。そうなれば、よほどのことがない限り、彼らは、もう、ここまでは押してこないというような判断もしているところです。残るは、月曜日の本邦の投資家の動きにかかってくるとみています。行き着くところまで押していったか、と考えて、相場を見ていこうと思っているところです。

スイングロングポジション取りには、相当な辛抱を伴うものです。辛抱は自分のネガティブな部分との戦い。しかし、勝負は長い期間がかかりますから、肩の力を抜いて相場に対峙できるという利点もあります。今回は2月上旬か、3月下旬ころが勝負のころかとも考えています。いずれにしても、先の長い話です。焦らず、腐らず、相場を侮らず、素直に相場に対峙したいと思います。

総強気で行くとすると、スイングロングの決済は、117.5円付近、あるいは、118円台に乗ってからとなりますが、そうなると、決済はもっともっと先になりますから、これはたぶん採用しないと思います。現在の保有ロングを決済してから、次の相場として考えることにします。

債券市場の少し困惑気味の環境も間もなく落ち着いてくるかもしれません。急に伸びてきた利回りも少し落ち着いてくるかもしれませんが、こちらは原油価格次第かもしれません。

昨日出たJPモルガンチェースの決算では、引当金勘定を取り崩して利益を確保したことが嫌気して、株価は下げたようです。これから米国企業の決算が続々と出てきます。本邦企業の決算も出てきています。FOMCまでは企業業績相場になってくるかもしれません。

相場の軌跡は確認できますが、これからの行き先は不確実です。それでも先々のことを考えざるを得ません。考えても仕方のないところもありますが、いろいろなシナリオを考えて、歩きながら正解を確認していくことにしています。

本日は、この後、小さな菜園へ出向き、玉ねぎの成長を確認し、いくつか収穫してみようと思っています。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

追伸 20時38分です。

14日金曜日の米国市場では、株価は持ち直してきたようです。ダウ平均は少し下げたまま引けたようです。

今週は、金利先高観から、投資家が戦略の見直しを行った結果、相場が大きく動いたようで、ボラも上昇してきました。

現物主導というよりも、先物主導で相場は動いたかと思われます。

株式の買い戻しがあり、この動きに債券利回りが連動して動き、上昇。14日取引終了時点では、1.7930%まで上昇してきています。

東京タイムから、ドル円は下げ一方でしたが、NYタイムが始まると、ロンドン勢やNY勢のドルの買い戻しが進み、寄付き値を超えて、引けています。

FRB関係者の発言でも、利上げは近いとか、利上げ回数は2022年は4回などという発言が目立つようになってきています。さらに、利上げについて、協議する時期になったという発言も出てきています。

3月利上げが現実的になってくれば、投資家は、これまでの戦略の見直しを迫られ、今週はこの動きになっていると思われます。来週月曜日が、キング牧師の記念日ということで祝日となり、取引は休場になるようですから、今週の金曜日までで、相当、持ち高調整を行ったということのようです。これが、相場を大きく下げた要因と思われます。

相場のリズムとして、気になる点もあります。

メリマンサイクル理論というものがありますが、これは18週が基本となっています。これは安値から安値を期間をカウントします。

これで考えると、2021年9月12日の安値109.111円から昨日安値までで17週経過しています。ピッタリ18週とならなくても、15週から21週の範囲で幅がありますので、17週でも十分条件は満たしていると考えられます。

これで考えると、そろそろ、底放たれの時期になる、という考え方が台頭してきます。

これらと「G指数」の考え方を併せて考えると、「底らしさ」が高まってきます。

金曜日終値付近を仮に月曜日の4本値に入れてみると、「G指数」は、「売られ過ぎ」レベルとなっています。

金曜日安値113.48円で3MINは形成していますが、20MIN形成までには届いていません。

これについては、変形タイプの20MIN形成となる可能性がありそうです。

来週月曜日になると、20MINは、金曜日の3MINと一致してきます。このような例は少ないですが、過去にも存在し、相場の転換点になっています。

来週月曜日は、まだ、もみ合うと思われ、本邦機関投資家が、もう一度、安値突きに来る可能性は残っていると思われます。この時、金曜日安値を若干でも下回るようになれば、メリマンサイクル理論の18週も整うこととなり、相場の転換が強く意識されるようになると思われます。

メリマンサイクル理論では、安値を付ける時期を教えてくれます。

週足チャートを観ていて、11月30日安値と、1月14日安値を結ぶ右肩上がりのトレンドラインを引き、11月24日高値と1月4日高値を結ぶ右肩上がりのトレンドラインを引いてみると、このトレンドラインは、ほぼ平行だという状況になり、今後の相場がこのレンジ内で動くようになるのか、というようなことを惹起させるようなものかもしれない、などと思うようにもなっています。

ここからどこまで反発し上昇していくかを考えてみると、FEでもエリオット波動でも概ね近似のレベルが出てきます。117.30~40円というところが出てきます。

後は、このレベルに到達する時期になりますが、ペンタゴンでの作図の技量が低下していますので、少し時間をかけて考えてみたいと思います。

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