おはようございます。1月17日月曜日です。広島は晴れ、陽射しがあると暖かいですね。日向を求めて早朝散歩を実施。夜明けが少し早くなっかのか? 調べてみた。最近の日の出は、7時16分頃、日の入りは、17時25分頃となっていて、冬至の時期よりは徐々に日の出は早く、日の入りは遅くなりつつあります。しかし、時は今、寒中で、間もなく大寒の時期となり、寒さ厳しい時期になっています。季節の変わり目には、次の季節の芽吹きがあります。まだまだ、寒い日が続きますが、その中でも、自然は春へと向かい始めているようです。間もなく、当地でも、フキノトウが芽吹き、梅が咲き、水仙が花開きます。その時、気候は三寒四温を繰り返し、季節の変わり目を人々に意識させるようになってきます。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株価は、3市場でまちまちとなっています。利回りの上昇や、企業決算の悪さ加減を嫌気して、売り注文が出ているようです。大きい影響は、利回り上昇と思われ、機関投資家は、これに対応するための持ち高調整に出てきて、グロース株を売ってバリュー株を買い入れる動きをしてきているようです。この調整の動きで、先週のNY市場では、株価は大きく動いたということになるようです。
この動きに引っ張られたのが本邦の株式市場と言えそうです。
では、これからは、グロース株を売り、バリュー株を買い入れればよいのか、というと、そうでもないようで、やはり、ケースバイケースで対応するのが良いようです。株式売買では、3~5年というようなある程度の期間が必要で、目先だけの売買では、思うような相場の動きにならない場合もあり、損益通算では損失が大きいという場合も出てきます。
買い入れを考える銘柄の長期間の値動きをチェックし、今はどのあたりのレベルかを確認して、低位でかなりの期間、出来高も少なく、ほかの要素も加味して、買い入れ銘柄候補を選択していきます。ファンダメンタルに変化が出てくると、このような銘柄に買いが入ってくるケースもあり、その後の値動きに期待するようになってきます。
これも株式銘柄にとっては季節の変わり目ということになりそうです。
このように株式市場に影響を与え始めている利回り動向です。
利回り動向は何に影響を受けて決まってきているのか、というと、最近は、原油価格のように思われます。半年程度原油価格をずらして、30年物国債利回り動向と重ねてみると、その動きはほぼほぼ連動していることが確認できます。
長期金利は市場が決めていきますが、長期金利市場は原油価格動向に注目して、利回りを探り決めてきているということも見えてきます。
現在の原油価格ではなく、5か月前の原油価格と、比較するところが味噌。
また、利回り動向では、2022年には3回から4回の利上げが想定されるようになり、このような状況を受けて、市場は、先食いに動いてきている感もあります。
今月のFOMCでは、利上げ、そして、バランスシートの縮小について協議されるようです。最近、複数の地区連銀総裁たちが、3月利上げや今年の3回から4回の利上げ、そして、早期のバランスシートの縮小を唱えるようになっています。これは市場への「変化」のシグナルと捉えてよいと思われます。
米国債10年物の利回りは、現在、1.7930%。これは、まだ上昇傾向の途中にあるという理解になっています。
ドル円の動きも、先週金曜日で、「底」を付けた感が強くなってきているように思われます。今朝7時寄付きが114.118円となり、その後は少し早めに上昇傾向を作ってきているように思われます。ここまでの動きで、上値は、114.340円まで届き、動きとしては、買い方優勢相場になっているように思われます。
今朝の寄付きを考えれば、東京タイムでの下押しもここまでか、と思うようなところもありますが、一度は、114.00円割れを試す動きも出てくるのではないかと想定しながらチャートを眺めているところです。
そのような動きが出てくれば、すかさず、ロング買い増しを行うつもりでおります。
本日の4本値で、「G指数」は「売られ過ぎ」を示しています。先週金曜日と本日のここまでの状況を比較すると、指数は、先週金曜日のものが低位のものとなっており、先週金曜日が「底」ということを相場が語り始めているように考えています。
ドル円の現在値は、114.303円付近。4時間足でチェックすると、200SMAが114.326円付近を通過中で、これを上抜き、それを維持するようになると、しばらくは上を向いて相場を眺めることができるようになりそうだという点も意識しているところです。
日足では、200SMAは、111.337円付近を通過中で、現在値が上に位置していますから、この状況であれば、相場は、まだ上昇傾向の中にあるという理解で良いと思われます。
長い足の状況を確認できると、短い時間軸のものは、長い足のものに引っ張られるように動いてきますから、これからは「押し目は買い」ということになってくると思われます。
本日の日通し安値はまだ変化すると思われますが、ここまでの動きからでは、上値としては、114.50~70円付近まで伸びてくるのかもしれません。
まだまだ、上から降りてくる抵抗となるMAが数多く存在しますので、戻りの動きは鈍いのかもしれません。
話が少し前後しますが、短期金利、2年物も上昇傾向になっています。この動きからは、2022年の利上げは4回まで行くという見解が出てきています。
本日の米国市場は、休場のようです。半ドンかもしれません。
ドル円で、17日分のオプションNYカットが、上から、116.50円、115.00円、114.20円にあるようです。明日18日分は、116.00円、114.00円のようです。21日分が113.85円にあるようですから、まだ下に引き付けておきたいとする機関投資家も存在するようです。
しかし、実際の相場がそう動いてくるかどうかは疑問のあるところとなりそうです。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、114.220円超、「売り」は、114.220円以下、「買い」は、113.833円以下の場合となっています。
FPVは、113.974円、R1は、114.467円、S1は、113.692円となっています。
9時を回りました。株価は上昇して取引中のようです。ドル円も、上値が114.362円まで届いてきています。押し目を作ってほしいものです。
本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時22分です。小さな押し目ができましたので、114.327円ロング買い増ししました。114.282円まで押してきていますが、もう少し下がるかと思いながらみていて、反発し始めましたので、このレベルでエントリーとなりました。ここからの相場では、「押し目待ちに押し目なし」という状況になるのかもしれません。4時間足の20EMAで頭を押さえられている感があります。上抜けできるかチェック中。
ここを上抜けできると心理的節目114.50円回復となってきそうです。
追伸 11時53分です。上値が114.514円まで伸びてきました。これで、1月12日高値と、14日安値でフィボを考えると半値戻しになっています。心理的節目114.50円にタッチしましたので、ここから、どうするか、、、と、少し思案しているのかもしれません。
114.50円から上では、売り注文が出やすいと思われ、厚めの売り注文があるのは、114.60~70円付近のようです。これをこなせば、115.00円狙いの動きになってきそうですが、、、。半値戻しとなれば、シナリオとして、一旦下ブレしてくることも想定できます。この下ブレがどこまで来るか、チェック。
仮に、14日安値と本日日通し高値でフィボを考えて半値押しが出てくると、本日FPV付近までの押しが出てくるかもしれません。ここで止まれば反発期待も高まりますが、逆に更なる下ブレが出てくると、113.35円付近までの下振れが出てきそう、というような予想も出てきます。チェックになります。
追伸 14時52分です。東京タイムでの下振れは限定的なものとなり、再度上へ行き始めた感があります。本日日通し高値を更新するようになると、次の狙いは114.70円突破を目指し、引いては、115.00円狙いとなってきそうな気がしています。急落した分、回復は早いのかもしれませんが、急ぎ過ぎると、時間調整が長くなるかもしれませんので、ここは十分時間を使いながら着実に上昇していってほしいものです。114.500円突破は15時以降か?