1月22日土曜日です。広島は晴れ、温かな午後となっています。今朝はゴン太君を、朝一で動物病院へ連れて行ったり、ほかの外回りの用事を片付けましたので、この時間になってからのブログ作成となりました。
広島市内は、本日は、昼までで1000人を超えるコロナの新規感染者が出たようです。爆発的勢いで、コロナ感染が拡大しているようなので、マスクを2重にして使用し、感染しないようにできるだけの用意をして出かけました。学校で生徒間の感染拡大があり、病院などでも、クラスターが発生している現状のようです。何か、皆が、以前とは違い、感染してもオミクロン株では症状は軽いとかいうことで、深刻に受け止めずに、軽く考えているのではないでしょうか。学校が休校になったという話は、広島市内ではまだ聞いていません。
さて、今週の言い訳です。
今週のドル円の動きは、114.118円から始まり、火曜日には、115058円まで反発上昇しましたが、その後は、下降一途という流れとなり、昨日安値は、113.603円で、昨日引け値は、113.669円と、ほぼ安値引けとなっています。
昨日は113.5円狙いが出てくるかと考えて、少し遅くまで起きて相場をチェックしていましたので、安値圏に入ったところで、113.609円ロングを新たに買い仕込んでいます。
これで下げ止まるという観測は、なかなかできない環境のように思いますが、安値状況は「G指数」で、「売られ過ぎ」レベルとなっていますので、リスクをとってチャレンジしています。
為替情報で、現在値より下で、27日NYカット値113.00円や28日分の113.15円というところがまだ気がかりなところです。
来週は、25,26日とFOMCがあります。これまでに出た経済指標では、少し凸凹が出てきていますので、これらをFOMCメンバーがどのように考えて判断し結論を出すか、注目しています。
地区連銀総裁の多くは、3月利上げを支持し、利上げ回数も4回というものも出てきています。さらにバランスシート縮小の早期開始に傾倒しつつあります。
FRBの取り組みは、雇用からインフレ対策に移ってきたと思われます。
FRBの失敗については、昨日分ブログで書いている通りと思われます。膨大な不動産債権の買い入れを行ったことで、不動産バブルを作り、インフレ傾向に拍車をかけたと思われます。今回のFOMCで、この点についてFOMCが言及し、改善に取り組み始めるかどうか注目されます。
不動産バブルが一気に破裂すると、相場は急落していく可能性があります。
もう一つのバブル、労働者の奪い合いによる賃金の上昇が今後どのような動きをたどるかもチェックになってきます。
さらに、脱炭素社会の掛け声は勇ましいものがありますが、石油に代わる新しいエネルギー源が主流になるには、まだ相当の時間を要するような状況もあり、欧州では、ロシアによる天然ガスの供給がストップ、あるいは減量となり、石油使用量を減らしたいが、減らすとエネルギー不足となり、経済活動に支障が出るという状況になってきているようです。
どこでバランスをとるのか、脱炭素への取り組みをいったん棚上げして、現下の経済の立て直しを行うのか、などということも新たな論点として出てきそうです。
今週、株価も大きく下げています。バリュー株もグロース株も関係なく下げているように思われます。
最近よく言われていることは、岸田政権も日銀もリスクを取らなくなった、経済成長への見通しが出てこない、これでは、海外からの資金流入はない、という厳しいものになっています。岸田政権は、「分配と成長」を掲げていますが、経済を成長させるエンジン役としての機能を政府としては行わないと宣言したようなものとして受け止められている可能性が強くあります。
この夏に、参議院議員選挙がありますから、これが終わるまでは、無難に政策を行っていたいという魂胆かもしれません。この選挙で、自民党が単独過半数を採れば、ますます岸田政権は現状維持政策を進めてくるのではないかと思われます。否、選挙が勝利で終われば、やりたいことを新たに打ち出してきて取り組むのではないかという観測もありますが、今までで、すでに失望している経済界、株式市場などを再度奮い立たせていくような政策が打ち出せるかどうかは疑問です。
岸田政権は経済のアクセル役ではなく、ブレーキ役だったのかもしれません。「新しい資本主義」とはいうものの、全く具体策はなく、意味不明。市場を混乱させ、岸田さんだけが自己満足しているような感じ。
先頭に立って旗を振るような人物ではなかったといえそうです。岸田さんの選挙区に住んでいて、日本国を考えると、恥ずかしい人物という厳しい評価にしか値しません。米国大統領が岸田首相を相手にしないことも首肯できます。
「聞く耳を持っている」と岸田さんはよく言いますが、こうすることで、「敵」は少ないのかもしれませんが、これでは、社会の改革などはできないと思われます。改革より現状維持、あるいは、変化なしを遂行している感すらあります。「泥をかぶってでも」というような、先頭に立つ気などさらさらないのかもしれません。
一議員の時は、もっとできる人物と考えていましたが、首相となるとその器ではなかったといえそうです。私のような市井の人物が何を望んでいるかについては、全く頓着しないのかもしれません。小生のご近所さんには、市会議員、県議会議員共にいらっしゃいます。日頃から声掛けができるくらいの間柄ですから、話してみたいと思っているこの頃です。
米国では、ナスダックが11%を超える下落状態になっています。調整懸念があります。来週は、これが下げ止まるかどうかを見極める週になりそうです。この状況を細かく考えている方があり、12%を超えてくると危ない、と考え、20%を超えてくると、不況入りとみる、という方があります。
ダウ平均の最高値は36952ドルと思いますが、10%下げは33256ドル、20%下げは、29561ドルとなります。金曜日の引け値は、34265ドルですから、こちらの方はまだ大丈夫となります。
利回りは、現在、原油価格に連動しているといわれています。5か月前の原油相場は、昨年の底に近い相場状況で、その後2か月かけて、高値形成へと上昇していっています。その後の動きは、8月の安値を割り込まないところまで下げたのちに反発を始めて、現在の最高値に到達しているという動きです。
このような動きから、これから、2か月程度はまだ原油価格は上昇するとみられ、これに連動すると、利回りはさらに上昇するという流れになると思われます。
原油価格が下がり始め、それでも利回りが上昇してくるということになれば、ドルの買い戻しが起きてくるということも想定できるといいます。冒頭付近で触れていますが、まだ代替資源がありませんから、景気回復と同時に、原油需要が増し、呼応して原油価格が上昇してくるという流れはまだ維持されると思われます。
ドル円は、来週のFOMCを睨み、リスクオフ体制になったと考えています。ドル円の循環、相場の節目などを考えながら、FOMCの結論を待ち、これを確認してから動こうとしていると理解しています。
今週は、少し弱気な指標結果も出てきてはいます。しかし、確実に物価動向は上昇しており、インフレ状況の確認はすでにできていると思われますので、FOMCは急務として、インフレ対策に乗り出し、利上げやバランスシートの縮小について、より確実な情報を市場へ流布してくると考えています。
今は、企業決算を確認する時期ですから、FOMC後も、企業決算状況で一喜一憂しながら相場を形成し、FOMC結果を織り込みに来ると想定しています。最近の為替情報での上値は、116.30円となっています。
地政学的には、ウクライナ情勢があると思われます。小競り合いを通り越して、一気に大規模紛争へ繋がる恐れもありそうで、少し心配中。
米国は、ロシアに対して、「侵攻すれば金融制裁を課す」としています。「独裁国家」にとっては、第一は、国土・国体の維持拡大です。人民の生死ではありません。国土を巡る紛争は、一旦決着がつくと、元に戻すのは容易なことではありません。ほぼ無理。ロシアが共産主義国であろうとなかろうと、ロシアの体質は何ら変わっていないということは明白。「独裁体制」は西側体制とは相いれないものです。
FOMC結果が出ると、その期に乗じて、ドル円は、113.00円付近まで下振れする可能性はありそうです。その後の反発はあるとしても、、、。
少し前までは、利回り上昇に乗って、ドル円は117円あるいは118円まで伸びるなどという論調も多くありましたが、これはずっと先のこととなり、今週の押し下げで、下値の方が注目されるようになっています。
金曜日に下げてきていると、翌週月曜のドル円相場は、まだその傾向を維持するということもありますから、来週の東京タイムでの動きは、まだまだ上値の重いものになりそうです。メリマンサイクル理論から考えても、そろそろ反発機運が出てきても良いころとは考えていますが、、、。
16時を過ぎました。これから愛犬君たちとの夕方の散歩に出かけようと思います。暖かくて散歩しやすそうです。夜になれば、釣行の準備を少し行う予定。とはいうものの、最近の天候は、寒さは増すばかり。釣行するかどうか、気迷いはあります。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌