おはようございます。1月13日木曜日です。広島は曇り、柴犬ゴン太君の体調は依然回復せず、食餌は軽めのものとし、散歩も夕方の1回にしています。食欲はあるようで、もっとよこせと、要求をしてきていますので、与えたい気持ちも起きますが、ここは抑えています。ここで十分な医療的な対応しておかないと、ゴンの寿命にも影響してくるのではないかと思うようになっています。
さて、相場です。昨夜のNY市場では、株価は、3市場ともに小幅上昇しています。昨夜出たCPI結果は予想通りになったようで、前月比でも上昇してきています。しかし、この結果が出ると、ドル円相場は下落を開始しています。何があったの? この時、市場は、欧米の中央銀行の取り組みを考えたようで、金利の欧米差はこれから少し落ち着いてくるというような判断が出てきたようです。今回の結果がピークになるのではないかというような判断も出てきている様子。
結局、昨日安値は、114.379円となり、大きく下げてきました。ロングに偏っていたポジションを、短期の投機筋が食いに来たということと思っています。
そして、これから金利先高観に伴うドル買戻しが起きて、ドル高傾向になってくることを考えると、今の時期のうちに、相場を下ブレさせておきたいとする短期の投機筋のシナリオに沿った動きになっていると思われます。
想定していたシナリオの一つで動いてきていると思われ、11月30日の安値と1月4日の高値でフィボを考えると、昨日安値は、半値押しに到達しています。
ここで反発できるのか、それとも、もう少し下押しして、114.00~20円付近まで行くのか、をチェックしていくことになりそうです。
本日のNYカットは、上から、116.00円、115.50円、115.00円となっています。現在値は、114.664円付近ですから、この下には、、、ない、ということになりますが、明日以降のNYカットの所在を確認すると、まず14日分ですが、116.00円、115.50円、115.00円、113.45円、113.35円となっています。116.00円分はサイズ大きめとなっています。
17日以降分では、116.00円、115.00円、114.20円、114.00円(18日分)、113.85円(21日分)、となっていて、114.00円分はサイズ大きめのようです。
これらのデータからは、まだ下へ押し付けておきたいと考える投資家が存在することを確認できそうです。
フィボや節目となるレベルをチェックしておく必要はありそうです。
昨日安値で下押しは終わりか、とは思われず、まだ下振れしてくると想定しながら現下の相場を凝視しているところです。反発しても良いレベルとも考えています。昨日安値付近では、「G指数」が項目すべてで「売られ過ぎ」を示していますので、「もうか、それとも、まだか」を考える時期になってきてはいるという判断はしているところです。
「G指数」では、本日明日頃の下値が、ひとまず、相場の「谷」となる可能性を示唆していると思われ、昨日安値も「谷」候補と考えて、相場を見ていきたいと思っています。
本日は米国経済指標で、PPIが出てきます。そして、ブレイナードさんのFRB副議長就任を認めるかどうかの公聴会が行われます。ここでのブレイナードさんの発言も注目されています。パウエル議長の発言との整合性などがチェックされ、「ハト派」的発言が多くなると、突っ込んだ質問が出てくることも想定できそうです。
パウエルさんの発言では、安心感が出てきて、市場はドル買戻しを行ってきたと思われますが、ブレイナードさんが「ハト派」的発言を行うと、ドル売りがさらに起きてきて、114.00円狙いの動きも出やすくなると想定できるかもしれません。
来週早々には、地区連銀総裁を始め、FRB関係者の発言が禁止されるブラックアウトの時期に入ってきます。最近、地区連銀総裁の発言が増えているのもこのためです。
昨夜は、ベージュブックが公表され、「全米経済活動は緩慢なペースで拡大」とか「いくつかの地区で、成長見通しはいくらか鈍化」などとなっていることから、米国では、インフレピークに達したか、というような考えも出てきているようです。
これらの状況を踏まえ、本邦の機関投資家がもう一度下ブレさせてくるか、欧州タイムになってから押し込んでくるのか、底値の堅さ確認は起きると考えながら相場を観ています。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、115.055円超、「売り」は、115.055円以下、「買い」は、114.503円以下の場合となっています。
FPVは、114.829円、R1は、115.280円、S1は、114.177円となっています。
本日は今朝早く、114.388円でロングを買い増ししています。取引としては昨日分委なります。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時13分です。欧州では、現在、NATOとロシアの軍事協議が行われているようです。ウクライナのNATO加盟を認めない、現行以上にNATOの拡大は認めないとするロシアと、先のことは約束できないとするNATO側の対立は鋭いようです。地政学的リスクの高まりが欧州にはあるようです。妥協点はないまま、協議は物別れになるのではないかと思われます。そうなると、為替相場に何らかの影響はまだ出てきそうです。
1時間足の800SMAが現在、114.286円付近です。コノMAを突きに来ることはよくある動きです。要注意。
ブレイナードさんの公聴会用の草稿が、パウエル議長と同様に、すでに、事前公表されているようです。インフレ傾向に強い懸念を示しているようです。
追伸 12時23分です。ここからの動きでは、特に安値の動向に注意を払っていきます。まずは、本日日通し安値114.497円を割り込むのかどうかをチェックしていくことになります。
割り込まないまま、本日日通し高値を更新できるのかどうかもチェック項目になります。価格調整が終わったとなれば、今度は上値を更新する動きを見せるようになると思われますが、まだ、今夜の欧米の投資家次第のところもありますので、東京タイムで決めるのはいささか危険と考えています。4時間足のBB-2σがまだ下降拡大中と思われます。この拡大を待って動き出す可能性がありそうです。
NATOとロシアの協議は、妥協点のないまま、終わったようです。継続して協議しようとはなっているようですが、次回開催予定は全く白紙状態。この辺を欧州市場はどのように理解し対応するのかチェック。
この動きと同時に、原油価格動向も気になるところ。原油価格がまたジワリと上昇中。ロシアの意図はここにもあるのかもしれません。ロシアから欧州へ送っている天然ガスは、あるパイプラインでは、欧州からロシア方面へと流れを変えてきているようです。ますます欧州での天然ガス不足に拍車がかかりそうです。
追伸 17時11分です。114.387円ロング買い増ししました。スイング玉になります。 昨夜NY組が押し込んだレベルまで来ましたので、ここからロンドン勢がどう動いてくるかになりそうです。欧州勢が反発上昇させてきても、NY勢がさらに押し込んできて、114.30円付近までの押し込みが出てくる可能性はありそうなんですけど、、、、。
昨日安値を割り込んでいますので、一旦反発という動きも出てきそうです。しかし、まだ、このまま上へ行くとは想定できない環境もあります。
追伸 20時08分です。今後のいろいろなシナリオを考えていると、気になった点は、115.00円付近のこと。昨日NYタイムで急落し、ここを一気に割り込んできてほとんどもみ合っていないようです。
となれば、値を戻していくとき、この付近が上値抵抗として機能する確率は低くなり、戻りが一気に行く可能性すらありそうです。目が離せない節目になってきました。
ここまで動きでは、ロンドン勢も、日通し安値を更新した後、更なる押し込みには少し躊躇しているのかもしれません。しかし、NYタイムでは、1時間足の800SMAを狙った下押しが出てくると、まだ思っているところです。
今夜は定例の新規失業保険申請件数なども出てきます。まだ減少してくるのでしょうか。チェック
追伸 20時57分です。114.50円から上が重くなってきた感がします。この付近でうろうろしていると、上値の重さに嫌気した投機筋が下ブレさせてくることも想定できるようになり、114.00円突きが出てくるかもしれません。そうなった場合、勢い余って113円台後半の取引になる可能性もありそうです。
1月4日の高値116.352円から離れて、上下値幅は、1.99円あります。もう少し押すか、、、というような値幅状況とも理解できます。
現在の時間調整的な動きが何を待っているのか、どういう意味を持っているのか、底を離れる前のもみ合いなのか、と考えると、何かを待っている、ということになるのかもしれません。まずは22時30分発表の定例・新規失業保険申請件数など、そして、PPIなのかもしれません。
追伸 21時50分です。やはり下突きに来ました。1時間足の800SMAを狙った動きと思われます。そうなると、今回の下振れで、114.240円まで来ましたから、下値はこの付近までかもしれません。ただ、節目として、114.00円狙いということはまだ起こりうる範囲のものという理解にはなっています。114.266円ロング買い増ししています。