おはようございます。2月20日月曜日です。広島は曇り、昨日一昨日と降った雨は、昨日昼頃ようやく止んで、散歩しやすくなりました。本日早朝の気温は5度付近。暖かいですね。先月の寒波が、「起きろ、目を覚ませ」という開花への起爆剤となり、その後の気温上昇が、蕾を膨らませるようです。季節も、何か契機があって次の季節へと明確に移っていくようです。これから気温はさらに上昇してくると思われます。こんなことを考えていると、気温は、相場動向と同じ。しかし、大きな気温の循環は、1年に一回のみ。これを考えると、同じというのは言い過ぎか。株式相場はこれから底をつけて反発の機会を伺うようになると思われます。押し目は買いとなり、上昇トレンドを形成するようになると思われます。「節分天井 彼岸底」なんていう相場格言もありますから、適切に判断したいと思います。
鶯はまだ鳴きません。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株価は、3市場でマチマチとなっています。ダウ平均は上昇したものの、ナスダックとSP500は下げて引けています。この辺りは、やはり投資家が保有銘柄入れ替えに伴う動きの差や、利回り動向を反映した動きの差と考えられそうです。
アイズマンが言うように、グロース株は売られてバリュー株が買われる流れになっていくかもしれません。株式市場は「いいとこどり」で動いているようです。これって節操がない、ということ? そうです。その通りです。相場には節操などありません。
債券市場は、FRBのインフレ動向に最近になってようやく同意し、2023年中ごろまでは利回りは上昇し5%を超えるだろうという姿勢に変化してきたようですが、株式市場は、まだこれについては懐疑的なようで、出てくるもの何でもかんでも反応して、相場を上下させているようです。
ノーランディングはゴルディロックスか? 雇用ひっ迫状態でインフレ高止まり、株価もそれなりに高く、景気もそう悪くはなさそう、ということで、何となく今の相場環境は居心地よさそう、という考え方もあるかもしれません。しかし、これってやはりどこかがおかしい。となれば、どこかで修正が入ってくると考えていた方がよさそう、ということになる。
米国では、大統領選挙前年の景気は上昇傾向だとか。大統領選挙は来年です。
ドル円相場では、先週金曜日に今年の最高値を付け、その後失速して134.05円付近まで押し込まれていますが、この動きでもまだ、上昇トレンドは維持していると思われます。
目先の動きでは、下振れはそろそろ終わり、反発の機会を伺う、となり、1時間足や4時間足では、上へ行くには抵抗が多く、「戻り売り」が出てきそうで、まだ上値は重そう、となり、日足では、上昇トレンドを維持しており、週足では、上昇トレンド入りした段階と思われます。
「相場は長い足に従え」と言います。日足や週足のパターンを観る限りは、現下の上昇トレンドが崩れない限り、上昇トレンドを維持すると思われますので、「押し目は買い」で対処するのがベターということになりそうです。
いえいえ、そうではなく、これからまだ相場は下げてくる、という見方もあります。その場合は125円付近まで押すのではないかという相場の見方もありますから、これも念頭に入れて相場を観ていきたいと思います。小生的には、ここまでは崩れることはなく、134円を割り込んだ場合は、133.70円付近までの押しはあるかもしれませんが、その付近までの押しとなりその後は反発、というパターンを考えています。
いずれにせよ、あまり思い込まないようにします。相場の動きを「素直に」観て、行動を決めたいと思います。
今週は22日水曜日にFOMC議事要旨が公開され、24日金曜日には、日銀次期総裁候補の国会召喚での所信審査が行われます。どんな発言が植田氏から出てくるか注目されていますが、基本は現在の金融政策継続とみられ、この場でのサプライズはないと想定されています。
市場は、これらを確認してから動くと思われ、そうなると今週の動きは134.0円を挟んで上下する、方向感のないものになる可能性はありそうです。
本日の米国は「プレジデントディ」で祝日休場となります。東京市場は先週金曜日の米国市場の動きを受けて、相場を作ってくると思われ、上値の重い展開になると想定できそうです。
FRB高官たちからは、「タカ派」、「ハト派」双方の声が出てきています。次回FOMCは3月21,22日に開催されます。それまでに、2月雇用統計やCPIが出てきます。これらも踏まえてFOMCは取り組みを決めてくると思われます。3月FOMCでは、FRBが考える将来の利回り動向を示すドットチャートも出てきます。
3月FOMCまであとひと月。ひと月なんてすぐ経過します。焦る必要はありません。腰を据えて相場に対峙したいと思います。小生はロングポジションオンリーです。もうしばらく辛抱して保有を継続します。
現在値に近いところにある800SMAは5分足の134.062円。時に行き過ぎるかもしれませんが、このMAが下値支持帯になるかもしれません。また、上の方ですが、4時間足の800SMAが138.506円付近にあります。これは今後上値抵抗になる恐れはありそうです。 何故、この800SMA注目するのかって? それは米国市場で注目されているMAだから。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「買い」、「百合」も「買い」、「シクラメン」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、134.627円超、「売り」は、134.627円以下、「買い」は、134.024円以下の場合となっています。
FPVは、134.388円、R1は、134.866円、S1は、133.660円となっています。
「G指数」で考えると、相場はまだ「買われ過ぎ」傾向。今週はこの傾向の修正に来ると想定中。134.0円付近でうろうろするだけで、この「買われ過ぎ」状態は解消されてきます。
23日木曜日は、本邦では「天皇誕生日」で祝日休場となります。これも少し動き辛い要因の一つになりそうです。
先週金曜日に3MAXと20MAXを形成しています。本日はそれから二日目。下押し傾向が強いか、、、。
昨日のブログも参照願います。
まもなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌
追伸 15時44分です。もう一度134.0円割れしてくると思いながらチャートを観ていましたが、134.0円割れはもう難しいのかも、と考えて、134.030円でロング追加しています。これから上昇してくるにしても、上値は、134.66円付近までかもしれません。上値が重い展開はもうしばらく継続しそうです。
追伸 17時26分です。ブログを読み直ししていて、間違いを発見。
本日のシグナルで、「桜」も「買い」、となっていましたが、「桜」は「売り」、と訂正します。陳謝。
17時になり、欧州勢の取引参加が始まり、相場はドル買戻し傾向になってきたか、というような動きをしています。これがどこまで継続するか、です。
ドル円の現在値は、134.235円付近。