おはようございます。2月22日水曜日です。広島は曇り、早朝では、屋根に霜が降りています。まだ冷え込んでいます。最近の日の出は、6時49分、だいぶん早くなってきました。それと同時に、南下していた太陽が徐々に北上してきており、この日の出位置の変化からも、季節の変化がうかがえます。もし、太陽が、地球との位置関係から、従来とは異なるような動きをしてくると、、、、。というようなことは考えることも無駄なことになります。今のところはあり得ないことになっています。太陽では、黒点の量が自然へ影響してくる、という研究結果がすでに出ています。相場にはあり得ない動きというものがあるのでしょうか。そして相場の中に、影響を与える要素があるのでしょうか。久しぶりに考えてみるか。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場揃って2%以上、下げています。金利先高観が出てきており、株式市場は軟調に推移したようです。
利回りは、3.957%まで上昇してきています。ドル円の現在相場は、135.00円付近。利回りから考えると、ドル円相場は、149円近くになっていても不思議はないと思われますが、最近になって、ようやく債券市場がFRBに賛同・同調し始めたので、利回りが先行して上昇し、ドル円は少し出遅れ感があるのかもしれません。
では、今、この時期に150円台を回復するか、と思うと、「それは無理」という返答かと思われます。
今回の戻りでは、138.2円から142.2円付近までが上限かというように想定中で、このままさらに上昇し、一気に150円を伺うという動きにはならないと思われます。
レンジでうろうろして時間経過し、「何か」を契機としてこのレンジを抜けてくると想定中。あとはこうなる時期、、、。
相場には「買い疲れ」とか「売り疲れ」ということもあり、疲れをいやす必要のある時期が来ます。
上限付近になると、ドル円は相場は一旦下ブレしてくるのではないかと考えているところです。しかし、これとて、まだ未完成の思考です。もう少し歩きながら検討する必要はありそうです。
この時の下振れが、1月16日安値の127.216円を割り込むかどうかはチェックになってきそうです。
ひょっとすると、もう少しすると、少し大きめのレンジ、125円(あるいは127円付近)から140円(あるいは138円付近)付近というレンジで上下するようになるのかもしれません。そして、何かを契機として、このレンジの上限、下限のどちらかを超えていき、超えた方向へ動いていく、という流れになってくるか、などと思案中です。
昨夜のNYタイムで、高値を更新し、135.227円まで届いています。まだ高値追い傾向はあるようですが、チャートパターンからは、目先の動きにはなりますが、「戻り売り」のシグナルが出始めています。下振れには要注意の時期になってきたかもしれません。
今夜はFOMC議事要旨が公開されますので、この内容チェックを終えると、相場は動きだすと思われます。パウエル議長の発言状況からは、「ハト派」的な意味合いが強そうですが、その後出てきている雇用統計などのデータからは、「タカ派」の声が強く出てきていますので、利上げ継続感が強く、最新のものでは、6月FOMCまで0.25%ずつ利上げするというものを相場に織り込み始めているようです。3月FOMC で0.5%利上げという案も巷では出始めています。
3月FOMCまでに、2月雇用統計やCPIなどの指標が出てきます。これらの結果も踏まえつつ、決定されると思われます。
本邦では、明日は「天皇誕生日」ということで祝日休場となり、24日金曜日には、国会で、日銀次期総裁などの所信審議が行われます。ここで植田氏がどのような発言をするかに注目されています。本邦の都合で考えると、動き辛いところではあります。
総じて、機関投資家の今週のポジションは、ロングに偏っていると思われます。そうなると短期の投機筋はショートを仕掛けてくることも想定されます。
トレンド自体はまだ上昇を維持していると思われます。しかし、上値は重い、となると注意が必要になってきます。
現在値は、134.90円付近。動きはあまりよくありません。何らかの思惑が出始めているのかもしれません。こんな時は売買仕掛けが出やすくなります。
「買われ過ぎ」を示すシグナルも増えてきています。
現在は、135.0円付近にあるネックラインで上値を押さえられている感じ。ここを抜けると、次なるネックライン138.0円付近を目指して、動き始めるというように考えています。
135円台のネックラインを抜けていくのは、FOMC議事要旨が出てからになるかもしれません。何か材料が必要になると思われます。
FRB関係者からは、「タカ派」、「ハト派」双方の声が出やすいと思われます。今となれば、何とでも言いやすい。
本日のシグナルは、コスモス」は「売り」、「桜」も「売り」、「ひまわり」も「売り」、「百合」も「売り」、「シクラメン」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、134.989円超、「売り」は、134.989円以下、「買い」は、134.509円以下の場合となっています。
FPVは、134.789円、R1は、135.429円、S1は、134.352円となっています。
ウクライナ戦争情勢に大きな変化はない、、、。
9時を回りました。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 19時38分です。この時間になっても小動き、、、。欧州勢もどちらへ動いた方が良いのか思案の最中かもしれません。しかし、今夜出てくるFOMC議事要旨を前にすると、動くのもリスクを伴う、ということで様子見していることも伺えます。
上値は重く、通常なら、投機筋は下振れさせて稼ぎに来るところですが、下へ振っても買い方に押し目を提供することになるため、さらに、下手すると、「踏まされる」恐れもある、ということで下押しも限定的なものになっているように思われます。