鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

高校の母校

2014年10月04日 00時00分01秒 | 日記

平成26年9月30日

 友人の術後の見舞いへ新宿区新大久保の最近開設された山の手メディカルセンターへ出向いた。山手線の最寄り駅から徒歩5分足らずの所にある総合病院である。友人は先週入院し、僅か術後一週間しか経っていないが明後日には退院し、お住まいのある地元の病院へ紹介状を貰うことになっているとのことであった。食事も粥から普通の白米に変わったといい、大手術の割には退院が早いことに驚いている。地元で引き続き術後の経過を見るとのことであったが、快気を願って病院を後にした。

 丁度、線路を鋏んで反対側に、高校時代の3年間を通った母校がある。明治24年に開校、校名が変わるまでは海軍予備士官学校であった。私立で、中学から高校までの一貫教育を行っていた男子校であった。今思えば予備校的な授業内容で、3年次からは志望大学の学部に応じたクラス編成であった。多くの授業では志望校の過去に出された試験問題を徹底的に走破するという受験対策一辺倒であったと記憶している。

 卒業以来一度も訪ねることもなかったが、現在の年齢から当時の年齢を差し引くと50年が経過したことになり、50年ぶりであった。当時の面影は全くなく、7階建てのビルに変わっていた。当時は兵学校スタイルの左右対称で2階建ての舟形校舎の中央には玄関があり、玄関の上には軒が広く取られ、そこから校長等が演説していただろうスペースを要していた。

 大学への進学は国立大学、有名私立大学等への合格率が高いことを以前から知っていたが、母校の目的がその辺りにあるのなら結構なことである。学校の統合や廃止が全国的に広まる中、また、大手進学塾の破綻が叫ばれており、少子社会が今後教育界へどのような影響と展開をしていくのか興味を持って注視していきたい。