コサギの数は至って少ない中、餌探しのコサギです。
音は音楽といえども、一定の音量以上になると騒音として、他人に迷惑がかかる。日中であればよいとはいえない。日中であろうとも夜間に働く者にとっては睡眠時間に重なる場合があるからである。我慢できない限度を恕限度(じょげんど)というが、人体に害を与えるような条件の限度のことで、保健上有害物質などの限度である。騒音の場合はデシベルで表される。
深夜に改造したバイクで走り回る若者が少なくなったとはいえ、全くないわけではない。困ったものであるが、取り締まる警察官も苦労しているようである。夜間の静かなときの爆音は長時間ではないにしても、驚いて目が覚める。スピードを出して通り過ぎるため、測定や取り締まりも難しい。
日中は幹線道路沿いの家屋では、騒音と共に震動の被害もあり、高速道路のように防音壁を設置するまでには至っていない。飛行場の近くではジェット機やヘリコプターの騒音が問題となり、深夜の発着を制限しているが、飛行ルートの下に家屋が有れば二重窓にするなど基準に当てはまれば手当てしてもらえる。隣家でのピアノの音で事件が起きたり、階上の足音で問題が起きたりする場合もあり、生活している以上全く音を出さないことは難しい。しかし、不要な音は出さないよう気を付けることも大切であろう。
多摩沿線道路沿いに中学校があり、そこのブラスバンド部が、近日行われる発表会のための練習を河川敷で行っていた。川は堤防があるために、音が減衰しやすいのであろう。晴天であれば、練習にはもってこいの場所と思われる。土日ともなれば、サキソフォンの練習や、トランペットの練習をしている方を見かける。自宅での練習は近所迷惑になると考えて多摩川を利用するのであろう。これによるトラブルは聞いたことはないが、一時はモトクロスを行う若者が大勢来ていたが、近隣の住民からの投書で騒音発生の問題になったため、管理している国土交通省の方で、禁止にしたようである。
騒音の発生で、目くじらを立てるつもりはないが、多くの人が集う場所でもあり、中には靜かに読書をしている人もいる。最近は専用の防音装置を完備したスタジオ業が場所を提供している。他人に迷惑がかかることは慎むことも大切で、常態化することによる不満やストレスの発生が起きないように、我慢の範囲にあり、常識の範囲で行って欲しい。