鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

名刺

2015年04月14日 00時00分01秒 | マニュアル

 初対面のビジネスマン同士等が交わす挨拶の一環として、自己紹介と共に名刺交換が行われている。我が国では当たり前といえる行為も独自の文化的な面がある。必ずしも世界中で行われているとはいえないが、来日する研修員やビジネスマンがその習慣を体験すると、早速名刺を作り、名刺を利用するところを見ると、役に立つからであろう。我が国からの文化の発信の一つといっても良い。

 

 名刺交換のタイミングや、名刺交換が必要かどうかは、初対面の内容や、状況によって決まってくる。関係者として、今後の付き合いの程度が関係し、一度限りでは名刺交換は行われない。また、役職の上下関係に依存し、自分が差し出しても相手によっては名刺をいただけない場合もあり、請求することもあるが、無理に請求するのもどうかと思う。普通は、こちらが差し出せば相手側も差し出すのが普通である。

 

 頂いた名刺は、直ぐには仕舞わず、目的の商談等が済めば、名刺入れに仕舞う。話の途中で、名刺を手に持ち、弄ぶ人がいるが、良いことではない。名刺は紙切れであっても、人格を持ち、相手自身であるからである。大切にしたい。後日のために、期日を記入しておけば、名刺交換時のことを思い出すことが出来る。名刺整理も仕事の一つで、失礼の無いような取り扱いが求められる。

 

 名刺の整理は、独自の分類を行うが、直ぐに取り出せるように公私に分け、職種毎の分類や、時系列に分けても良い。アイウエオ順は、名前を失念する場合があり、探し出すのに苦労することもある。担当者が代わる事もあり、自分の仕事に応じた整理の仕方をしておきたい。

 

 名刺の記載事項では所属組織、役職、氏名、住所、電話番号等であるが、メールアドレス、携帯電話番号も記載されていないこともあるので、必要ならば聞いておくと良い。殆どの名刺はビジネス上のことなので、自宅の住所や電話番号は記入していない。余程のことがない限り、初対面で、自宅住所や電話番号を聞くことはしない。退職後では若干異なるが、名刺はビジネス上で主に使うツールと考えた方が良いであろう。

 

 名刺の裏側は、白紙が多いが、これからは海外への出張や、外国人相手の仕事も多くなるので、裏側には英文での表記も必要になるであろう。作成時に英文での表記を行っておくと良い。