幻想的な感じは如何ですか?岡本太郎の展示館の前の池です。
平成27年9月20日
今年からの名称となったのか、シルバーウイークというそうである。4連休は秋のこの時期には夏の疲れを取るのに最適であり、お彼岸との組み合わせで、故郷へ家族連れで帰省される方も多いと思う。幸い18号台風は本土からそれて、今週は晴天の日が続くようである。茨城県や栃木県の豪雨による洪水に見舞われた方にとっては後片付けで連休どころではないであろう。
遠出は道路の混雑が予想されるため、近場の植物園へ女房と出かけた。いつも行く神代植物園である。午前九時に自宅を車で出かけた。途中で、入園に必要なパスポートをうっかり忘れてしまい、取りに帰るには走りすぎたため、入園料を支払うことで目的地へ向かった。車で20分足らずの所である。9時半には駐車場がオープンされるので、それには十分間に合った。駐車している車は僅かであった。
入り口では係員が、今週はシルバーウイークなので、60歳以上は無料とのことであった。生年月日をいうだけで入園することが出来た。ラッキーであった。敬老の日であることを忘れていた。公的機関から優遇されることは殆ど無いが、(知らないだけかも知れない)粋な取扱について笑みが浮かんだ。そういえば、入園者の殆どは高齢者である。子供連れや若者のグループを見ることはなかった。
自分は野鳥の撮影が目的で、女房は野草の撮影であるため、途中から分かれて単独行動である。シジュウカラ。コゲラの声を頼りに高木を探すが、なかなか見いだせなかった。隠し絵とおなじで、野鳥は、保護色が多いためまた、逆光ではシルエットしか分からないために、見つけるのも経験が必要である。シジュウカラは動きが早い。コゲラも高い枝先にいることが多く、それも枯れ枝である。
揚水場近くにある池で水面に映った風景が幻想的であったので暫く撮影を行った。また、多重露出を試みてみた。手作り市が、深大寺参道で行われていて、コーヒーカップに入るぐらいの妖精人形のマリオネットの大道芸人がいた。それの撮影を試みた。満足出来る出来映えではなかったため、今後研究を続けようと思っている。
敬老の日は高齢者の仲間であっても、敬って貰うまでには至っていないが、これからも何かに取り組んでいこうと思った次第である。