この時期のヤマベは結構大きくなっています。
断念ではないのであるが、あくまでも現段階での判断で、今後身の回りの状況の変化によっては買い換えを行うつもりである。ターゲットとして候補に上がった新車の装備と現在乗っている車の機能性等を多角的に検討してみた。
前回のブログでも触れたことであるが、新車の査定価格の基準は、2回目の車検が行われる時期に相当する。乗用車の車検は、第1回目が納車時点であり、ディーラーでの手続きであるので、新車取得者は行う必要はない。その後3年を経ると第2回目の車検となり、これは2年間の有効期間である。第3回目の車検を取得する時期が5年目ということになり、この時点で査定価格は0円となる。
マイカーは28年5月が4回目の車検となるが、後、半年強である。既に4万8千キロを乗っている。いつの時点で買い換えるのが得かといえば、資産価値がある方がよいが、車検の前に手放し、資産価値が高い方が下取り価格が高くなる。同じグレードの新車を購入するとすれば、400万円の車は毎年80万円の査定下落があり、1年後であっても、100万円の持ち出しとなる。20万円は、手数料や、細かいギズ等の消耗があるため、また、装備の品の値上げ等を考慮した金額である。100万円支払って毎年買い換えを行う方が安上がりで、常に新車に乗ることが出来るとするメリットを強調していた友人がいた。
女房が先生と慕う植物学者が水上(みなかみ)におられる。ジーゼルエンジン車で、既に50万キロを走行している。車検も何回受けたか忘れてしまったようであるが、大切に同じ車を愛用されている。故障すれば部品がもうないそうで、整備工場で特別に作製しているとの話を聞いたことがある。数十年も利用されれば、車にとっても本望というところであろう。
車の乗り方は人それぞれ異なるが、新車と比較して、装備も安全性を考慮し、高度な機能が搭載されていることは間違いないが、必ずしもそれがないと運転できないということではない。あることによって便利な機能ではあるが、走行性や、安定感、自分にとっての慣れや操作性等の総合評価では、新車に買い換えるほどのことはないと気づいた。もっとも重視した燃費もこのところのガソリン価格の低下が功を奏し、判断の一つとなった。もうしばらく乗ってみようと思った次第である。