鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

横浜ベーサドマリーナ

2014年11月23日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 関東での有数なヨットハーバーである。ヨットハーバーはマリンスポーツの基地で、豪華な大形から実用の小形ヨットやクルーザーが係留されている。写真撮影には手頃な題材として、自宅から車で30分足らずでいけるため、年に数回は訪れる。今回は若干風が強かったが、平日でもあり、ヨットハーバーの方は人がすくなかった。ジョギングする人や、愛犬の散歩する姿が疎らに見えた。

 このヨットハーバーは、隣接するアウトレットの店があり、ここは子供連れの若い買い物客で賑わっていた。写真撮影で行ったため、買い物の方は横目で眺める程度で、過ぎたが、クリスマスの飾り付けで、夜間は美しい場所に変身する。駐車場も広く高速道路の出入り口が近いので、便利な場所にある。

 夏のにぎわいとは異なる閑静な場所となっていたが、海から吹き付ける風は、潮の匂いがし、都会の喧噪から離れ、別世界へと誘う。豪華なプレジャーボートは実生活とは無縁で、どなたがこのような船で遊ぶのであろうか、殆どが係留されているので、この時期は余程モノ好きでないと利用しないのであろう。無駄なように思えるが、繋留場所があるのはよいことで、河口付近には無断繋留が後を絶たないと聞く。これほど多くのプレジャーボートを見ると、多くの利用者がいることが分かる。

 天候の急変は海洋では危険を伴うし、果たして年間にどれだけ出航するのであろうか、係留していれば船底には牡蠣やセルプラなどの海洋生物が付着し、走行には抵抗となるため、手入れが欠かせない。近くにある横浜マリーナでは繋留ではなく、総ての艇が陸上管理である。台船に載せて管理している。どちらの方が、維持費が安くなるのか分からないが、そのような心配はボートを持たない人間が心配することはないのであろう。

  船体に反射する光が揺らめく様子や、ブイの色彩、ガラスに映るヨット、大小様々なクルージング・ヨット群など、広大な空を背景に海との調和、波をかき分けて進む航跡等が題材にふさわしいと思っている。鳶やカモメとの出会いもおもしろい。元々漁港とは違うので、餌となる小魚が少なく、飛来する野鳥も少ないようであった。


市民アカデェミー後期第6回目

2014年11月22日 00時00分01秒 | 紹介

平成26年11月20日

 気温が低い1日であった。行きは曇りであったが、講義が終わり市民プラザを出たときには雨模様であった。本日は明治大学理工学部情報科学科教授竹野純一先生の講義であった。テーマは、「笑う・怒る・悲しむ・・・意識あるロボット」と題して1時間半の講義であった。冒頭、人間を理解することでロボットが変わるとし、この分野の研究者は少なく、好んでこの分野に入りたがらないとのことである。

 映像で紹介されたロボットは、首から上のロボットが骨となるアルミニュウム合金で作られたものであり、センサーに当たる目の部分が露出した姿は、何とも異様で、SF映画に出たアーノルド・シュワルツネッガーが主演をし、彼と戦うロボットを思い浮かべた。皮膚がない状態では、顔面の筋肉を動かすモーターが仕組まれ、その上にゴム製の皮膚を装着すると違和感はなくなるが、気持ちよいモノではなかった。

 人がロボットに対し、言葉による問いかけで、ロボットが表情を表現するには、言葉に関連する二次、三次的な意味合いをインターネットから検索してデータベースを持っている。例えば、爆発という言葉は戦争、悲惨、破壊などの抽出語で、ロボットは悲しみを表す顔になる。更に、自分を自分だと認識する(鏡像認知)、目からの情報を脳神経細胞がどのように記憶し、どのような行動を取るかの分析、人間の持つ様々な能力を知り、ロボットに如何に高度な学習をさせ、適応して行くのか等、単純なロボットではない世界についての可能性について問題提起がされた。

 ロボットを研究するには、高度に発展した人間の行動や、能力を知って始めてロボットのメカニズムが完成するので、多くの課題があることが分かった。既に実用化の段階まで言った製品もある。例えば、行動するためのエネルギーをどこから得るのか、掃除ロボットのルンバに使われるロボット自らエネルギーが低下すると充電する技術は既に実現にできているモノもある。

 将来の姿として、人間の意識の蘇生や脳病への挑戦、理想的な人工義肢など医学への応用についても語られた。暴走をどのようにコントロールするのか、SFの世界を例に出し、人工知能の世界を垣間見た今回の講義であった。


さんご密漁

2014年11月21日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 中国漁船によるさんご密漁が話題になっている。我が国の排他的経済水域内でのことであるが、我が国の領海ではない。領海とは主権が及ぶ範囲で基準となる基線から12海里(約22Km)の海域で、他国の船がその海域を航行するためには沿岸国が定める法令の遵守が必要である。我が国が取り締まることが出来るのは領海を取り巻く接続海域で、領海の基線から24海里(約44Km)以内の海域である。密漁や不法入国を取り締まる権利を湾岸国が持っている。

 話題の中心である排他的経済水域とは、沿岸国に経済的な管轄権が与えられているが、他国の船は公海と同様に自由に通行が出来る。領海の基線から200海里(370Km)以内の海域である。EEZ(Exclusive Economic Zone)と略す。

 密漁であるか無いのかを現場確認しないと逮捕することは出来ず、広い海域の巡視船でのパトロールには限界がある。既に何隻か密漁と確認が出来、船長の逮捕や罰金の支払いが行われたと言うが、可能性がある他の中国漁船がいなくなったのではなく、いたちごっこが続いている。巡視船を増やすことやパトロール体制を強化するためには、予算獲得を行わなければならず、即刻に対応できるわけではない。

 報道を見る限りにおいて、大変歯がゆい事ではあるが、順序があるのであろう。中国とは尖閣列島での領土問題を抱え、両国の首相同士のトップ会談が実現できたが、完全解決にはほど遠い道のりがあると予想されている。

 さんごが漁業資源というのであろうか、そこらあたりがまずはっきりさせることも必要であろう。海産物をどのように定義するかの問題ではあるが、海底に眠る資源はメタンハイドレートや鉱物資源などは深海に存在し、漁業とは一線を画す分野と思われる。確かにさんごは生物であるが、価値があるのはさんご虫ではなく、化石化した鉱物である。採取の方法が網を使うだけで漁業者の所有物となるのか議論をする必要があろう。

 アコヤガイの養殖による真珠採取は漁業の分野にはいるのであれば、さんごも同様に考えるのが自然で、さんごの場合は広い意味で海産物なのであろうか。この分野は門外漢なので、知らないことが多く、ピントがはずれていると言われればそれまでであるが、もう少し検討してみたい。


焦点距離と画角

2014年11月20日 00時00分01秒 | マニュアル

 レンズと受光体素子(フィルムカメラにおいてはフィルム面、像を結ぶ場所))までの距離を焦点距離というが、レンズ自体は複数枚を重ねて用いるし、ズームレンズに置いては、レンズの可動部分をモーターで前後する。(2~3倍までの範囲で、任意の値に連続的に変えることが出来る)。レンズが可動しない固定焦点のレンズにおいても複数枚のレンズが組み合わさっている。どこのレンズからの焦点距離をいうのか知らない方もおられる。

 一番後側にあるレンズの前当たりにある主点(像が集まる焦点)から受光体素子(フィルム)までの距離で、焦点で画像は上下が逆転し、受光体素子には逆転画像が結像する。一般にレンズの前側の枠にレンズの名称、焦点距離、口径比、製造番号、製作所名などが記入されている。

 焦点距離の違いによって、広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズなどと呼ばれていて、広角レンズは焦点距離が標準レンズよりも短く、画角(写野角度)も広い。被写体の広い範囲が撮影できる。標準レンズは50度前後である。カメラの画角はレンズの後側主点から映像面の最大直径を眺めた開角のことであり、tanα/2=D/2f  αは画角、f は焦点距離、D は画面の直径である。画面が長方形であればその対角線の長さをD とする。つまり、D=f の場合は α は53度となり、標準レンズでは焦点距離が画角の対角線の長さであるということが出来る。

 写真レンズの実際は、有効な画角はレンズの収差などの影響で、狭くなり、映像面は中心が明るく、周辺部は暗くなる。画角は普通そのレンズの開放口径の場合について考えられている。レンズを交換できるカメラでは、望遠レンズ、広角レンズなどの交換レンズがあり、それらを使うことによって画角を変えることが出来る。画面のサイズが同じ場合には、標準レンズに比べ広角レンズでは画角は広く、焦点距離も短くなる。望遠レンズでは画角は狭く、焦点距離も長くなる。

 参考までに全開の口径比は標準レンズで、F値で表し、F2.0~3.5位、広角レンズでは画角60~75度、口径比はF4~F8、望遠レンズではF2.0~F5.6等各種ある。焦点距離は100~500mm、画角は30度前後である。


カメラの視度調整

2014年11月19日 00時00分01秒 | マニュアル

 自分の裸眼やメガネをかけたままファインダーを覗くときに便利な機能が視度調整付きカメラである。デジタル一眼レフカメラを使っているが、ファインダーを見やすくするために裸眼の状態で、ファインダーから見える被写体を確認できるため、大変便利な機能である。つまり、視力に応じて、ファインダーの視度調整が出来るのである。ファインダーを覗きながら視度調整ダイヤルを少しずつ回し、AF(オートフォーカス)ターゲットがはっきり見えれば調整完了である。

 自分はマニュアルで撮影することが多く、望遠レンズを使っているため、定期的に視度調整が必要になる。ファインダーを見たときに正しくピントが結像していれば問題ないが、カメラの構造上AFでピントを合わせて、マニュアルに切り替えたときにマニュアルでピントが合わない場合や、逆に、AFでのピント合わせが苦手な被写体の時はマニュアルでピントを合わせることになる。

 AFでピントが合わない被写体は、コントラストがはっきりしない被写体、画面中央に極端に明るい反射光がある場合、ブラインドなどの連続パターン、遠方のモノと近いモノとが混在する場合、動きが速いモノ、被写体がAFターゲット内にない場合等である。このような場合は被写体の近くにある別のモノにピントを合わせてシャッターを半押ししたまま撮りたい被写体にカメラを移してシャッターを切れば撮影可能となるが、野鳥の場合では被写体の近くに、ピントを合わせるモノがない場合が多いため、マニアルで撮ることになる。

 また、ブッシュなどの中にいる野鳥の撮影では、AFターゲットを最小にしていても、周りのターゲットにフォーカスが引っ張られ、撮りたいターゲットを発見できないで、ピント合わせの動作を繰り返すため、ピント合わせに時間がかかり、被写体は逃げてしまう。

 マニュアルにして、被写体の移動に合わせ、ピントを手動で合わせるが、動体予測は未だ研究段階であるため、AFでの動体に合わせたピント合わせは困難である。そもそも野鳥がどの方向に移動するかの判断は不可能に近く、画角が狭い望遠レンズでの動体予測は標準レンズに比べ一層困難と思われる。

 AFでピントが合わない場合にはカメラ自体に問題がある場合と交換レンズの性質で、ピントがどの場所で一番合うのかを知る必要がある。カメラマンは前ピンとか後ピンなどといっている。ピントが合わないとせっかくのシャッターチャンスを不意にしてしまう。


芸術の秋その2

2014年11月18日 00時00分01秒 | 日記

平成26年11月16日

 多摩川で野鳥の写真を撮っている関係で、連日お会いする野鳥写真家の大野先生が講演する多摩川野鳥サロンが本日、せせらぎ館で開催され、参加してきた。主催はせせらぎ館である。参加者は20名前後であったが、2時間のサロンは講演1時間の後、熱心な参加者相互の情報交換が行われた。

 講演に当たった大野先生の同様なサロンは、今年で5回目という。毎年1回、12月から1年間に飛来した野鳥(今回は45種)についてスライドショー形式で紹介される。多摩川にはせせらぎ館を中心として上下流1キロの範囲に亘って約100種類(多摩川宿河原堰周辺を中心として、これに付加し、近隣の丘陵地帯(生田緑地、東高根森林公園)を含む)が飛来しているとして、それぞれの生態をデジスコで撮影されている。

 今回の特徴は、昨年との比較において、中洲でのコアジサシの産卵時期に大雨による洪水で、繁殖地が水没したため、全滅してしまったことと、併せて、下流での50万匹に上る稚鮎の放流の成果が、やはり洪水により、餌となる苔が付着するゴロタが流され、その影響で、野鳥の餌となる稚鮎の遡上が減少した事を強調されていた。

 水質の浄化だけではなく、自然現象が野鳥の生態系にも直接影響することで、河川管理の点でも多くの工夫が必要であるとの認識を示されていた。以前にもご紹介したが、先生が撮影された写真はせせらぎ館に展示したパネルを、近隣の小学校の教材として活用されている。

 今回のサロンには、東京新聞社関連会社から2名の関係者及び、多摩川の野鳥関係の記事を書きたいとの要望で、先生の写真展を紹介した地元の方1名も出席されていて、今後東京新聞で月1回発行されている「暮らすめんと」の紙面で、多摩川の野鳥のことが紹介されるようである。その取材打ち合わせもサロン閉会後、行われていた。

  大野先生は、野鳥の専門家ではないし、プロのカメラマンでもないことを申されていたが、成果のご披露は、数年間殆ど連日多摩川の野鳥の生態を写真に記録され、飛来する野鳥の特徴を習熟されていることはまさしく専門家と呼ぶにふさわしい。平素の努力の積み重ねで、このことを抜きにしては得られない成果であり、僭越ではあるが、継続は力であることを先生自ら実践されている行動を高く評価したい。

 今回のサロンは、芸術的な意味合いと言うより、調査研究の部類に属しているようであったが、写真の鮮明さや、日頃目にすることが出来ない野鳥の生態を克明に記録されているため、詳細に鑑賞できる両面性を有していた。野鳥が見せる多くのポーズは芸術といっても良く、瞬間に見せる映像は大変興味深かった。


騒音問題

2014年11月17日 00時00分01秒 | 紹介

 深夜にけたたましく鳴り響く集団化した暴走バイク、殺人事件まで起きた上層階のピアノ音、防音装置のない部屋での楽器練習、早朝からの建設工事音、飛行場周辺の発着音等、生活環境に深いと思われる騒音は、受ける人にとっては健康被害にも発展する。今回報道された保育所の設置は閑静だった場所に新たな騒音として住民の反対運動が起こっているとの内容である。

 少子高齢化で政策として次世代を担う子供の育成場所を増やそうとする反面、反対する住民が生じていることはゆゆしき問題として捉えるか、我慢の範囲と捉えるか、判断に迷う事柄でもある。最終的には裁判となるが、その結果次第では世間に及ぼす影響が大きいことが予測される。

 住民との和解が進めばよいのであるが、双方の言い分も聞いてみたい。確かに、音は心地よく感じる場合もあるし、騒音や雑音として感じる場合もある。野中の一軒家では問題がないであろうが、住宅密集地に住民の合意無しに、突然保育施設が建設されるとなると、子育てを終わり、老後の生活場所と定めた世代にとっては迷惑と感じられないこともない。

 この問題の裏には、世代間の音に対する感受性の違いもあるのであろう。また子育てということ自体が、昔と変わってきた。核家族の影響も全く無しとは言えず、保育対象が孫であれば、遠隔地に居住していれば、保育期間中にどれ程役に立つのであろうか。夫婦にとっては子供を親に託すわけにも行かず、保育施設に預けることになる。

 保育施設についても、子育ての考え方が変わってきたのも事実である。男女間の役割も変わってきた。男女が同等に子育てのための時間を割くまでには至っていないが、子育て期間中であっても夫婦で働くようになれば、乳幼児がいると、保育所等へ預けるニーズは強くなるのは当然といえよう。受け入れ施設においても無償ではないので、ビジネスとして行っていれば、受益者負担となり、ビジネスで近隣住民が迷惑を蒙れば何らかの保証が発生しても不思議ではない。

 ここら当たりの話は、表面上の建前論とは一線を画しているが、環境の悪化が騒音被害という、人によって恕限度(人体に害を与えるような条件の限度)が異なる世界を有しているため、精神被害に発展する可能性も大きい。昔のことであるが、バイト先で板金の成形加工をする作業所に外見上は身体障害がないが難聴の作業者が多くいて、障害者雇用の関係で、雇われていたが、騒音のある波長が脳への負担を大きくし、直ぐに辞める事態となっていた。一律に騒音基準を設定するだけではすまされないのであろう。


芸術の秋

2014年11月16日 00時00分01秒 | 紹介

  秋晴れのひんやりする澄み切った空気を吸い込みながら、自らも芸術の秋に浸る機会が訪れた。知人の紹介で知った、ヤマセミの写真展である。ヤマセミといえば、カワセミの仲間ぐらいとしか知識はないが、カメラマンにとっては野鳥の頂点ともいってはばからない題材で、カワセミやアカショウビン以上に、一度は出会うことと、憧れを持つ野鳥の神様に君臨しているともいえる。

 今月一杯は展示されていると思うが、会場は東銀座のキャノンギャラリーである。作品の撮影者は、嶋田忠先生。展示と同時に平凡社からの出版記念会も兼用している。パンフレットには、マイナス20度まで下がる北海道千歳川で、極寒をものともせず川へ飛び込んで魚を捕らえるヤマセミ。苛酷な環境を生き抜く力強い姿を鳥類写真家第一人者のカメラが捉えた渾身の作品。書籍(写真集)の題名は凍る嘴(くちばし)である。サブタイトルは、氷点下20℃。くちばしの水滴は瞬時に凍ると題している。

 嶋田 忠先生は、1949年、埼玉県大井村(現ふじみ野市)に生まれ、幼少期は武蔵野の自然の中で野鳥と共に過ごす。日本大学農獣医学部卒業後、動物雑誌「アニマ」(平凡社)創刊に参加。以後、野鳥を中心に独自の写真世界を開拓する。1980年北海道千歳市へ移住。1993年より7年間、テレビ朝日ニュースステーション特集「嶋田忠の野生の瞬間」シリーズのため、海外で映像作品を製作。2000年より、NHKの自然番組をハイビジョンにて制作。最近は北海道を中心に、海外の極楽鳥など、熱帯雨林の生き物をデジタルカメラで撮影している。

  自分もNHKハイビジョンのアーカイブで北海道のカワセミとヤマセミを取材した映像を見たことがある。おそらく先生の作品だと思われるが、ヤマセミの姿を見て憧れを感じたモノである。このアーカイブは、今まで放映された映像を、読者の投票で選んでいるそうで、人気が高い映像の一つである。

 ギャラリーには平日にもかかわらず、ひっきりなしに展示作品を鑑賞する入場者で混雑していた。写真パネルは拡大された写真映像が展示され、迫力のあるヤマセミの姿を見ることが出来る。バックグラウンドミュージックではないが、時々聞こえる鳴き声はヤマセミの鳴き声であった。

  奥多摩にもヤマセミがいるとの情報を得ているが、一度でも見る機会が訪れ、写真として撮ってみたい強い憧憬に駆られた。歌舞伎座の近くなので、時間があれば是非ご覧になることをお薦めしたい。