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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

山口真由氏  

2024-09-09 18:12:12 | 文化

>日刊スポーツ   >山口真由氏が小泉進次郎氏に辛口評価「政策は面白いけれどビジョンみたいな国家観が」   >日刊スポーツ新聞社によるストーリー・   >6時間・   

>元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏は9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を6日に表明した小泉進次郎元環境相(43)の置かれた立場についてコメントした。   

>裏金事件で国民の信頼を失った自民党をめぐっては、国民の人気が高い進次郎氏を新総裁に選んで「選挙の顔」にした上で、次期衆院選を乗り切ろうとしているのではないかとの見方もある。   

>一方で、経験不足が懸念される進次郎氏が仮に新総裁に選ばれたとしても、「短命」に終わるのではいかとの指摘もある。   

 

無哲学・能天気では短命に終わるでしょうね。   

 

>山口氏は「私は個人的に本格政権を望む。   

>若い人がなろうと女性がなろうと、選挙の顔にしてすぐに辞めさせるみたいなのではなく、次の参院選まで勝って、長期的な政権で日本全体の(問題への)視野を持ってほしい」と、願望を口にした。   

>その上で「小泉さんの政策は面白いなと思うけれど、その向こうにビジョンみたいな国家観が見えてこない」と辛口指摘。   

 

そうですね。日本人には世界観 (world view) というものが無い。だから、自国に対する国家観も無い。勢い目先・手先の問題に注意が集中していますね。      

 

>「例えば、ロナルド・レーガンは…」と、俳優出身から米大統領にのぼりつめたレーガン氏に触れ「ほかに賢い大統領はいっぱいいますが、レーガンには圧倒的な楽観主義があった。   

>言葉の端々に、アメリカの可能性を信じていた(ことを感じた)。   

 

彼はソ連を崩壊させましたね。   

 

>(国家)ビジョンと人に伝えるコミュニケーション力、そこに自分が本当に信じているものが、乗っかっていた」と振り返り「小泉さんもああいう形になったなら、ある種の可能性も開けるのかなという気もする」と、レーガン氏と比較しながら指摘した。   

 

(たみ) (しん) () くば立たず。(政治は民衆の信頼無くして成り立つものではない論語・顔淵   

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官)   

変わり身 (転身) の早さが日本人の特技ですからね。   

マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて )  

マ元帥の発言はどの駐日大使よりも率直でしたね。外交辞令がない。彼は知日派の人であった。  

 

神は死んだ。もはや我々は上からの指導を必要としない。我々は、自分自身の指導者でなくてはならない。各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民となっている。わが国の有権者はあらかた高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。

当の日本人の若者はいまもなお国内の序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。これは日本語文法に階称 (hierarchy) がある為である。’上と見るか・下と見るか’ の判断に囚われざるを得ない。 難関出身者が序列社会でどれほど優位に立つているかの話ばかりで持切りである。それで入試地獄が存在する。世界に関する注意力の不足で日本人は井の中の蛙になっている。国際社会で印欧語族の知識人を相手にして苦戦を強いられることになる。  

 

 

 

 

 


石丸伸二氏  

2024-09-09 03:39:58 | 文化

>日刊スポーツ   >石丸伸二氏「自分が維新の代表だったら」衆院選作戦を吉村知事も納得 「野党の体たらく」も指摘   >日刊スポーツ新聞社によるストーリー・   >13時間・   

>大阪府の吉村洋文知事と(49)広島・安芸高田市の前市長、石丸伸二氏(42)が、元テレビ東京の名物プロデューサー高橋弘樹氏のプロデュースするビジネス動画メディアReHacQ(リハック)で対談し、8日までに第2弾の動画が公開された。   

>日本維新の会の共同代表も務める吉村知事は、自公政権について「古い政治」と断じ今後の関係性について「僕は離れていくべきだと思っています」と明言した。   

>その上で「与党が過半数割れしないと、自民党の政治しか成り立ってない、あとは言っているだけ、になっちゃう」と説明。   

>「まずキャスティング・ボートを握る。   

>公明党的立場」と政策の実現から、党の勢力を広げていく私案を披露した。   

>その上で、吉村知事は来る衆院選については「次の選挙は野党第1党を目指す」としている党のスタンスも紹介。   

>ただ「小選挙区は、自民過半数割れ(を目指す)というのであれば、候補者を一本化した方が、そこには近づくんだろうなと思う」と語った。   

>ここで石丸氏は「橋下(徹)さんが予備選を野党でやるべき、という提案をされて。   

>あれをやると事前に話題にもなりますし、その結果、一騎打ちの構図になるとしたら、政権交代にはすぐ行かないかもしれないですけど」と、野党候補者を一本化する予備選挙を提示。   

>「これまでの是正というか、動きを出せるはずなんです。   

>それまで見えているのに、乗らない野党が僕は信じられない。   

>乗らないと言ったら、自分の椅子を守りたいだけ。   

>そういう政治を一掃して欲しい」と語った。   

 

そうですね。野党候補者の一本化が必要ですね。   

 

>石丸氏は続けて「もしも自分が維新の会の代表だったら、衆院選の時の公約は、今の制度を野党で導入します、と言う」と提案。   

>「『予備選を野党はやるべきだと思うんですが、皆さんどうですか』と、そこからまず国民に問うてみる。   

 

政治家は若者を政治の蚊帳の外においてはならないですね。  

我が国の政治家はめいめいが若者の多数が熱望する ‘来るべき世界’ の内容を提案しなくてはならないでしょう。  

さすれば国民の過半数の支持を得て一大政党を形成することができるはずです。   

党員はカビの生えた人物を演壇に登場させてはならないですね。これがわが国の進歩の第一歩となるでしょう。     

 

>自公もこれだけ支持がない中、個別の憲法改正とかじゃなくて『今の自公に問題提起をしたいんですが、国民の皆さんどうですか』というのは、結構、票を集められるんじゃないですか」と指摘した。   

>吉村知事は興味を持った表情で「それは総選挙の公約にするということですか?」と聞くと、石丸氏は「そうです。次(の選挙)を見据えて、まずは1回、維新でこれを出してみて、票が集まったら『野党の皆さん、これが国民の声です』と言って」とコメント。   

>予備選に反対する勢力があった場合については「『まだやらないんですか?』と言ったら、片っ端から殲滅していけばいいんです。   

>最後までこだわる立憲なのか共産なのか分からないですけど『こいつら、自分の席が惜しいからまだ粘ってますよ』と言って、自公の前に野党を一掃する」とした。   

>石丸氏は「野党第1党になる必要はなくて、野党は俺だけ。このドミナント戦略を僕ならゲーム的には考えるかな」と語ると、吉村知事も「野党一本化の予備選を公約にします、と言って選挙をして。   

>うん」と理解を示した。   

>石丸氏が「自公を応援している人でも『これはアリかな』って。   

>日本の将来を憂いている方って多いので、このままじゃいけない、という危機感を救えるんじゃないかな」と続けると、吉村知事は「ちょっと待ってください」と、フリップにメモするようそぶりで「ちょっとここはカットしてもらって、僕の発案みたいに…」と、冗談交じりに石丸案に同調。   

>石丸氏も「『また吉村がわけのわからないことを言っている』って、僕の代わりに炎上していただいて」と大笑いした。   

>【独自調査】自民総裁選、党員の支持は「石破氏」トップ 最も必要なのは“政治とカネ”対応…誰に期待?    

>議員「これで戦略が変わる」   

>ただ石丸氏は、この提案の真意についても言及。   

>「申し訳ないんですけど、維新も含めちゃうんですが、野党の体たらくが本当、良くないと思ってまして。   

>みんな2位でいいと思ってんじゃん、2位でうれしいんですか、という状態」と語ると。   

>「今国会議員だし、政権与党じゃないけど、椅子があるからいいや、って見えちゃう。   

>本気で政権交代やろうと思っている人間がどれぐらいいるんだろう。   

>という時に、野党一掃します。   

>統合とかしだすとまたゴチャゴチャするので、一掃する、退場願います、と言う方が分かりやすい」と断じた。   

>吉村氏は真剣な表情で聞き入ったが、進行の高橋氏が石丸氏に「そこまで言うなら自分でやった方がいいんじゃないですか」とツッコミ。   

>吉村氏も「そうそうそう。   

>自分でやるなら僕、メモする必要なくなる」と笑ってかぶせた。   

 

 

 

 

 

 

 


危険な状態  

2024-09-09 02:40:28 | 文化

>東洋経済オンライン   >人口8000万人時代の日本が直面する「危険な状態」北海道には既に「空白地帯」が発生している   >佐藤優、山口二郎によるストーリー・   >8時間・   

>岸田首相の突然の退陣表明に始まり、総裁選で候補者乱立の自民党は混迷の一途をたどっています。   

>佐藤優元外務省主任分析官と山口二郎法政大学教授の共著『自民党の変質』では、国際政治の潮流も踏まえ、自民党およびこの国の未来を読み解かれています。   

>同書より一部を抜粋し、2回にわたってお届けします。   

>人口8000万人時代―山口   

>人口減少と移民は、日本にとって切実な問題です。   

2024614日、出入国管理法改正案が参議院本会議で可決されました。   

>これまでの「技能実習制度」を廃止して「育成就労制度」を設けるという内容です。   

>政府は今後の5年間で、在留資格である「特定技能」の有資格者を最大82万人受け入れる方針ですが、詳細な制度設計はこれからです。   

>厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が、2070年の日本の人口推計値を出しています。   

>人口は8700万人、そのうち外国人が10%強を占めます。   

>本当に900万人近い外国人が日本に在留・永住するかは不透明ですが、人口が今の12500万人から8000万人台になるのは明らかです。   

>だから、その対策は喫緊の政策的課題なのです。   

>移民の受け入れをどのような形でルール化するのか。    

>すなわち日本社会のメンバーシップをどう考えるか。   

 

そうですね。日本人の序列メンタリティは日本語文法の階称 (hierarchy) に基づいていますからね。   

 

>そして人口減少のスピードをすこしでも緩める方策を講じなければなりません。   

>日本の安全保障を考えた場合、人口が減って地域社会を維持できなくなるのは恐ろしいことだと思います。   

>政府は効率性だけを重視し、政策立案に携わる側も都会の人ばかりになってきました。   

>すると、地域の集落に人が住み、農林水産業を営むという昔からの国の形を、自分事として理解・共感できなくなります。

>北海道には既に『空白地帯』発生の危機   

>すでに、人々が地域社会の生業を放棄する兆候が現れています。   

>私は1984年から北海道大学で教鞭を執り、長く札幌に暮らしました。   

>北海道では加速度的に人口が減り続け、集落が消えています。   

>国立社会保障・人口問題研究所によれば、2050年に382万人まで減ることが推計されています。   

2020年が522万人でしたから、30年間で27%の人口減少です。   

>集落がなくなれば、行政も撤退します。   

>たとえばオホーツク海の沿岸や、稚内から留萌にかけての日本海沿岸では人がいなくなったため、空白地帯が生まれようとしています。   

>これは国土防衛の観点からも、非常に危険な状態です。   

 

広い国土を管理するロシアの政治家に意見を聞いたら、わが国の参考になるかもしれませんね。   

 

>さらに言うなら、「安全保障」という言葉の意味を、もうすこし広くとらえるべきだと思います。   

>いわゆる「限界集落」をすべて維持するのは無理だとしても、公的なリソースを地域に投下しながら、人口2000人くらいを単位に集落を守っていく。   

>佐藤さんが言われた「沖縄県枠での自衛官採用」のように、公務員として地域の人間を残さないといけません。    

>それが広義での「安全保障」の知恵です。   

20年後には、その知恵を具体的に生かす必要が出てくると思います。

>ローカルの力とマイルドヤンキー──佐藤   

>人口減少に関連して、私は「マイルドヤンキー」と呼ばれる若年層に注目しています。   

>マーケティングアナリストの原田曜平さんが名づけ親ですが、北関東の中核都市周辺に住み、高校を卒業後すぐに結婚して子どもを34人つくる。   

>「イオンモールがあれば幸せ」と言って東京に出てくることもなく、バンで移動するような人たちです。   

>新自由主義的な競争原理が進行すれば、「勝ち組」と「負け組」の選別が明瞭化され、「負け組」に入れられた若者は生き残れません。   

>所得水準から子どもをつくることもできない。   

>そう考えると、子だくさんの「マイルドヤンキー」が人口減少に歯止めをかけているのかもしれません。   

>彼らは欲望の消費性向こそ強いですが、高望みはしません。   

>従来の不良ほど攻撃性がなく、地元で仲間との絆を大切にします。   

>また先輩・後輩の繫がりから、人手不足も起きません。   

>先輩たちが仕事の場を提供するからです。   

>彼らは自動車整備工場やラブホテルを経営したり、介護事業にも乗り出したりするなど、多角経営で独自の生態系を形成しています。   

>そんな地方経営者を、投資家の藤野英人さんは「ヤンキーの虎」と説明します。   

>「マイルドヤンキー」と「ヤンキーの虎」によるネットワークが、100%の就業率と人手不足解消を実現しているのです。   

>「マイルドヤンキー」たちは、モノを仕入れるのも市場原理とは異なり、仲間内ですませる傾向にあります。   

>さらに、彼らは市議会議員など地域の政治エリートと一体化しています。   

>私は、こうした地方都市でたくましく生き残る人たちを見て、グローバリゼーションに抵抗しているのだなと思いました。   

>ローカルの力は侮れません。   

>そして、それがまた自民党の支持基盤になっているのです。   

 

政治家は若者を政治の蚊帳の外においてはならない。  

我が国の政治家はめいめいが若者の多数が熱望する ‘来るべき世界’ の内容を提案しなくてはならない。  

さすれば国民の過半数の支持を得て一大政党を形成することができる。   

党員はカビの生えた人物を演壇に登場させてはならない。これがわが国の進歩の第一歩となる。