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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

海外留学  

2024-09-26 17:48:06 | 文化

>日刊ゲンダイDIGITAL   >海外留学の難易度とトレンドは? 自民党総裁選候補の3人が東大―>ハーバード大、小泉進次郎氏は関東学院大―>コロンビア大へ   >日刊ゲンダイDIGITALの意見・   >9時間・   

>自民党総裁選候補者には、東大卒→ハーバート大学院(世界大学ランキング4位)が3人(茂木敏充氏・小林鷹之氏・上川鷹之氏)もいて、学歴エリートぶりを見せつけた。   

 

彼らはハーバード大で博士号がとれたのですかね。アメリカの大学は入るのは易しくて、出るのが難しいですからね。      

 

>そんな中、注目を集めているのが、小泉進次郎氏の関東学院大学からコロンビア大学院進学という経歴だ。   

>コロンビア大学は世界ランキングでは30位前後で、東大とほぼ同クラスだ。   

>卒業生には他国の元首になった例が多いことでも知られている。   

>世間的には、これらの海外の超名門大学は、日本の高偏差値大学を出ている学生でないと留学できないイメージがあるが、小泉氏の経歴がそうとも限らないという印象を与えた。   

 

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民にとどまっている。わが国の有権者はあらかた英米流の高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。血筋ではない。

当の日本人の若者はいまもなお国内の序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。これは日本語文法に階称 (hierarchy) がある為である。日本人は ’上と見るか・下と見るか’ の判断に囚われざるを得ない。 難関出身者が序列社会でどれほど優位に立つているかの話ばかりで持切りである。それで入試地獄が存続している。世界に関する注意力の不足で日本人は井の中の蛙になっている。国際社会で印欧語族の知識人を相手にして苦戦を強いられることになる。  

 

>アメリカやイギリスの有名大学は、海外からの留学生を集めるために世界ランキング上位を目指して、イメージアップを図るのに懸命だ。   

>ランクアップは外部資金や寄付金の確保にもプラス効果がある。   

>また年間授業料800万円(1ドル140円換算)に達する私立大学もあり、留学生の授業などが大学収入の大きな柱になっているのは間違いない。

 

我が国も教育立国を目指したいものですね。そのような構想をもった政治家はいないものか。   

 

>京都大学の山極元総長は、①英国は2006年に大学の授業料の値上げを始め、留学生には通常の3倍の学費を払う義務を課した。   

>②米国のランキング上位の大学はほとんどが授業料の高い私立大学である、と指摘している。   

>このような現状を考えると、海外の有名大学の大学院留学が、本人の学問的素養を本当に図る指標に成り得るのかと問われれば心許ない。   

 

海外には学問的素養を伸ばさない大学院留学に金を費やす親はいないでしょうね。   

 

>■海外大学院"ロンダリング"は厳しく、近年は大学在学中留学が主流   

>グローバルに国際社会で活躍するためとか、海外の芸術文化を学びたいというのであれば、英語圏以外の欧州など広い選択肢を考えるべきであろう。   

>ヨーロッパには、留学生も含めて大学授業料が、ほぼゼロの国もある。   

>ドイツやノルウェー、アイスランド、フィンランドなどである。   

 

英語による思考形式が、学生を学問的大成に近づける道となるでしょうね。大学授業料の安さに目を奪われて留学先を決めるのは、教育の本質から目をそらすのと同じことです。     

 

>またフランス、イタリア、スペインなど日本人に人気のある各国も、留学生も含めて学費はかなり安い。   

>英語圏にこだわらなければ、本人の学びの目的に沿って選べる留学先の候補は広がるはずだ。   

 

アングロサクソンの文化を離れて留学先を選ぶのは、徒労に終わる危険がありますね。アングロサクソンの権威から理性判断ができるというお墨付きを得ることが大切です。      

 

>近年は、海外留学が必須となっている国際系学部が増えている。   

>国立大でも千葉大学が、全学部生に海外留学必須という思い切った構想を打ち上げている。   

>そのため、国立大学の標準授業料より高い授業料を課すことになった。   

>標準額より高い国立大は首都圏の東京芸術大学、東京工業大学(現・東京科学大)などであり、千葉大学の自負がうかがえる。   

>たとえば国際教養学部では、留学の回数や時期などは学生が決めるが、海外留学が最低1回は必須となる。   

>留学必須の大学・学部の場合でも、秋田県の公立・国際教養大学のように全学生が海外協定校との交換留学は広い選択肢(51か国200大学以上)があるケースや、立命館大学のグローバル教養学部のようにオーストラリア国立大学との協定のデュアル・ディグリー・プログラム(両大学の学位が取れる)が全面的に組み込まれているケースもある。   

>早稲田大学国際教養学部の日本人学生は世界各国の300以上の大学などから留学先を選べる。   

>同大学留学センターと国際教養学部の2経由とがある。   

>同志社大学グローバル・コミニュケーション学部には英語コ-ス・中国語コース・日本語コースがあり、日本人学生の留学先は、英語圏か、中国・台湾の大学となる。   

2021年に新設された神田外語大学のグロ-バル・リベラルアーツ学部は珍しい。   

>入学直後にリトアニアやインド、エルサレムなどに滞在して34週間のスタディツアーがあり、さらに3年次後期にニューヨーク州立大学への長期留学がある、と2回の留学を体験できるのだ。   

>他の大学でも交換留学制度を充実させている大学は多くなっている。   

>円安で海外での留学生活はコスト高になっているが、交換留学の場合はその点でも比較的安心できる。   

>(教育ジャーナリスト・木村誠)   

 

 

 

 

 

 


政権交代  

2024-09-26 05:13:41 | 文化

FRIDAYデジタル   >「高市早苗首相」なら政権交代も立憲・野田佳彦新代表にとっての「闘いたい相手・苦手な相手」   >FRIDAYデジタルによるストーリー・   >10時間・   

>立憲民主党の代表選が9月23日、都内で開かれ、枝野幸男氏との決選投票の末に野田佳彦氏が新代表に選ばれた。   

>野田氏はその後の会見で「私は本気で政権を取りにいく覚悟であります。   

 

立憲民主党の代表選は賞味期限切れの人材ばかり。いったんトップを退陣した者が復帰するような組織は硬直する。ましてや枝野や野田は民主党政権を潰した『戦犯』だ。(上野千鶴子氏 東大名誉教授 社会学者)  

我が国では戦犯は合祀されるのですかね。  

 

>戦いはもう今日から始まります!」と高らかに宣言。   

>来たる総選挙に向けてファイティングポーズをとった。   

 

気合満点ですね。   

 

>最大野党・立憲民主党の代表選が終われば、お次は自民党の総裁選(27日投開票)だ。   

>9人が立候補し、最新の情勢調査では石破茂氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏の3人による混戦ムードとなっている。   

>進次郎氏は党員票でも伸び悩み   

>「スタートダッシュを決めたのは進次郎氏ですが、討論会を行うごとに支持率を下げ、現在は石破氏、高市氏に次ぐ3番手評価となっています。   

>このままでいけば、石破氏と高市氏の決選投票が濃厚でしょう」(政界関係者)   

>総裁選は国会議員票368、党員・党友368の計736票で争われる。    

>1回目の投票で決まらない場合、上位2人による決選投票となり、国会議員票368、党員を代表した都道府県連票47の計415票の総数で決まる。   

>今年7月の東京都知事選で得票率をズバリ言い当てた経済評論家の高橋洋一氏はラジオ番組で、1回目の投票で石破氏が議員票35、党員票120、高市氏が議員票40、党員票110、進次郎氏が議員票60、党員票55と予想。   

>進次郎氏が予想以上に党員票が伸びないと読んでいるのには驚きだ。   

>石破氏と高市氏の決戦投票となった場合、石破氏が議員票185、党員票25、高市氏が議員票185、党員票20としたが、のちにX(旧ツイッター)で石破氏が議員票180、党員票25、高市氏が議員票185、党員票20で双方205の互角に訂正している。   

>3者の中で急伸しているのは高市氏。   

>選挙前のリーフレット大量配布問題でミソをつけたが、情勢には特段影響はなさそうで「俗に言う“右寄り”の人々から圧倒的な支持を得ている」(自民党関係者)という。   

>一部では決選投票となれば最大派閥の麻生派がバックアップするという情報もある。   

>そんななか、ほくそ笑んでいるのが野党関係者だという。   

>立憲議員の政策秘書は「総理はぜひ高市さんになってもらいたいですね。   

>そのほうが、解散総選挙となった時に狙い撃ちしやすい。   

>政権交代も夢ではないと思っています」と語る。   

 

それは夢と希望の無い政権交代になるでしょうね。建設すべき未来社会の内容に関する提案が無いからです。      

 

>「マイルド保守」に生まれ変わった立憲民主党   

>高市氏は当初、推薦人集めに苦労していたが、何とか20人集めて立候補にこぎつけた。   

>しかし、20人中13人が“裏金議員”で、各所からツッコミが殺到。   

>本人は「新聞を見るまで知らなかった」とシラを切っているが、仮に首相となれば、裏金問題に関する追及は避けられない。   

>旧統一教会問題でも、高市氏の態度は煮え切らない。   

 

残念な人ですね。きっと友達関係が良くないのでしょうね。      

 

>「経済政策では異次元の金融緩和を行ったアベノミクスを踏襲するとしている。   

>つまりは“アベ政治”の続編です。   

>立憲がそこを突くのは目に見えている」(政界関係者)   

>しかも立憲の新代表は保守層にも一定の支持が見込める野田氏だ。   

>全国紙政治担当記者が“今後のシナリオ”について次のように語る。   

>立憲新代表に野田佳彦氏「力を合わせ打倒自民党へ」早速 人事に着手へ   

「野田氏が新代表になったことで、立憲は“マイルド保守”のようなイメージになった。   

>選挙では先の都知事選の反省を踏まえ、日本共産党を外した野党共闘に持っていくはずです。   

>全国各地を回って感じたのは、自民党の裏金問題には国民も怒っていて『いつもは自民党支持だけど、次は入れるかわからない』という人がめちゃくちゃ多いこと。   

>その層に狙いを定めていくでしょう」   

>強硬保守の高市氏としては、野田氏はやりづらい相手だ。   

>自民党内では散々コキ下ろしておきながら「選挙だったら進次郎かも……」と“今さら”な発言をする者も出始めている。   

>反対に野党からは「進次郎だけは勘弁」という声が聞かれる。   

 

若い世代を中心とした政治を目指すべきですね。   

‘老人の所有する、老人の手による、老人のための政治’ には明日が無い。わが国が衰退途上国になっている病因である。     

北欧・スウェーデンの国会議員の平均年齢は約46歳(日本は約58歳)だそうである。閣僚の平均年齢は45歳、最年少閣僚は26歳だというから日本とは(62.4歳)かけ離れていますね。

選ばれる側が若いように、選ぶ側も若く20代の投票率が82%だという。わが国の政治にも若者の熱心な参加が大切ですね。彼らの要求する政治には夢も希望もある。   

 

>解散総選挙から逆算して総裁選びをするのが定石。   

>まだまだひと波乱、ふた波乱ありそうだ――。   

 

日本人は思考を停止している。それで、自分自身の意見を持たない。マスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら情報を流しても、それが社会の木鐸 (世人を教え導く人) の役割を果すことはない。

‘それがどうした、それでどうした’ の問いに答えが出せない。我々日本人は自分自身の見解を述べる訓練をしてこなかった。だから日本人は個人として価値が低い。      

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)