【”23 深川八幡祭】
6年振りの開催となった深川八幡祭、待ちに待った本祭だ!
八幡宮前出発の午前7時30分に間に合うように、早起きをして出掛けた。
各町の神輿53基が永代通りに集結、担ぎ手の出発前の緊張した顔・・・
「ドンドン」出発の花火が鳴り響いた・・・いよいよ連合渡御の始まりだ!
若い女の子はリラックスして可愛いポーズを取ってくれた、緊張感全くなし。
木遣りの先導で神輿の連合渡御が始まった。
連合渡御一番を務める、宮本の神輿・・・門前での水掛で早半纏が濡れている。
待ち構える「富岡二のおもてなし」の水かけ部隊。
トラックの荷台に満たされた水を、息つく間もなく掛け続ける。
「清めの水」を浴びせられる宮本の神輿、担ぎ手は頭を下げて神妙に・・・
町内旗を先頭に永代通りは神輿で溢れている。
金棒を持っ手古舞の若い女性たちが颯爽と先陣を切る。
”神輿・深川”と言われる、江戸三大祭りの一つに数えられている深川八幡祭、
6年振りの神輿に、担ぎ手たちの気の入れようが伝わって来る。
各町内の先陣を務める手古舞の女性たち、足並みそろえ胸張って・・・
八幡宮門前で各町内の神輿を待つ、祭りの会長と八幡宮神職。
神輿を差し上げ神職のお祓いを受ける各町内の神輿。
神輿連合渡御、53基の最後を務める「深濱」の大旗と神輿。
束の間の晴れ間、門前が賑やかだ。
佐川急便創業者、佐川 清氏が寄贈した豪華な神輿。
重量4.5㌧、ダイヤやルビーがふんだんに埋め込まれ、屋根には24㎏の
純金が使われ、そのほかプラチナ、銀などが使われている、眩いばかりだ。
この神輿は重すぎて人の手では担ぐことが出来ない、いつもは収納庫でしか
見られないが、祭りの間は近くで見ることが出来る。
お囃子も祭りに華を添える。
神輿連合渡御が休みの間は、子ども達の威勢の良い祭り太鼓が演じられていた。
深川八幡祭は「水かけ祭り」とも呼ばれ、沿道の観衆や町内会がこぞって
神輿や担ぎ手たちに容赦なく水を浴びせ掛ける。
途中強い雨が降ってきたが、雨など何のその・・・”ワッショイ!ワッショイ!”
の威勢の良い掛け声が永代通りに響き渡っていた。
江戸三大祭りの内、深川八幡祭は神輿の祭りだ、祭り好きの江戸っ子には最も
力の入った祭りだったのだろう。その伝統が今に受け継がれている。
久し振りに爽快な気分で祭りを見ることが出来た。
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