【”23 八王子まつり】
三日間で85万人の人出で、4年振りの八王寺まつりが賑わった。
周辺町会の19台の山車が夕暮れと共に灯りをともし「ぶっつけ」と
「辻合わせ」で熱気に包まれた。
JR八王子駅を出ると、居囃子が心地よい祭りの響きを放ち迎えてくれた。
何処かで見た人だな? 地元出身の有力議員が神輿の音頭を取っていた。
八王子まつりは、江戸時代から続く多賀神社の「上の祭り」と八幡八雲神社の
「下の祭り」を継承し、関東屈指の山車祭りとされる。
19町会の山車は精巧な彫刻に飾られている見事な山車である。
八幡八雲神社の宮神輿の”差し上げ”に渾身の力を込めて。
珍しい神輿だ。町会の若者達の発案で「誰でも担げる神輿」として平成17年
に造られた。
「い~ちに~のやあ~い」昔ながらの掛け声が山車の上から聞こえて来た。
夜空に浮き出る「雄略天皇」を乗せた、八日町1・2丁目の山車。
中町「諫鼓鳥」が舞い、元横山町が提灯を横にしての「辻合わせ」
上八日町の山車は「素戔嗚尊」が剣を構える勇壮な人形だ。
横笛の音に合わせ、白狐と赤狐が躍る。
山車の出番までくつろぎ。
恐る恐るの女の子が獅子の口に手を入れる、小母ちゃんが”痛くないよ~”と
優しく見守ってくれていた。
夕刻から下地区の「辻合わせ」が行われ、横山町交差点に集まった町内の山車が
道を埋めた観衆の見守る中を、”い~ちに~のやあ~い”の威勢の良い掛け声と
お囃子が競い合っていた。
天気予報だと夕方から雨だったが、雨にも会わず猛暑の中を5時間ほど祭り見物
をして来た。 あ~しんど!
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