【’23 深大寺だるま市】
「日本三大だるま市」のひとつとして有名な「厄除元三大師大祭だるま市」は
「比叡山延暦寺」の中興の祖である「慈恵大師」の遺徳をたたえる縁日として
江戸時代中期頃始まったと言われる。
境内には大小300軒の縁起だるま店が立ち並び、二日間で50万人以上の
人が参拝と縁起だるまの購入にやって来る。
参道から山門に至る両側には所狭しと露店が並び賑わいを増していた。
山門をくぐると正面に本殿が構える。参拝の長い列が続いていた。
本殿前の広場は、だるま店が並び、参拝後ダルマを買い求める人達で溢れていた。
だるま市の期間中は、元三大師堂正面に「だるまの目入れ所」が特設されており
購入しただるまを持って行くと僧侶が直々に目入れをしてくれる。
だるまの目に梵字を入れるのは深大寺独特の物である。
「阿吽の呼吸」と言う言葉にちなみ、新しく求めただるまの左目には物事の
始まりを意味する「阿」の字を入れ開眼すると言われる。
また、納めるだるまの右目には、物事の成就を意味する「吽」の字を入れ、
感謝の意味を込めて寺に納める。
高崎だるまの法被を着て笑顔を振りまいていた小父さん、高崎から来たんだろう
~遠路お疲れさんです~
願い事は何でも聞くよ~金運上昇から家内安全まで。
色づき様々で小振りのだるまが目立った、買い求める客も諸物価高騰で財布の
紐が固いのか、大きなだるまを買った人が見当たらなかった。
山門横の小道は露店と食べ物屋さんが多く立ち並び、”深大寺蕎麦”を
食べるには、長時間待たされる事を覚悟しなければならない~諦めた~
深大寺のだるま市は初めてだった。交通の便も良く都心に近いこともあり且つ
知名度も高いことから、50万人以上の人が集まるのも頷ける。
私が良く行く青梅のだるま市や拝島のだるま市は、市が開かれるのが正月で
あり、小振りだがだるま市としては、華やかさがあり活気がある。
売り手と買い手が顔見知り、そんな親近感が私は好きである。
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