【2月の富士山】
東京に今年初めて本格的な雪が降り、一面が真っ白になった冬景色を見た。
その翌々日、富士山を間近で見たく婿さんの車に乗って、田貫湖・精進湖・
本栖湖・河口湖・山中湖からの富士山巡りをして来た。
生憎午前中は風も強く、流れる雲間から覗く姿を観ることが多かった。
田貫湖は、富士五湖から富士宮に下る所にあり、足元には雪は全くなかった。
田貫湖はダイアモンド富士が見られ、カメラマンにとっては聖地のような
所である。正面に堂々と構える富士山も、今日は全身を雲に覆われ頭だけ
がチョコっと見える姿だったが・・・これも中々見られない姿だ!
田貫湖を出て暫くすると,静岡県水産海洋研究所「猪之頭養鱒所」がある。
元気なニジマスを見たく寄り道をした。釣り堀もあれば、小売りもする。
キロ2000円もするが、富士山の伏流水で育てられたニジマスは格別に旨く、
食通が大振りのニジマスを一匹10000円出して買い求めに来るそうだ。
本栖湖では富士山が雲に隠れて見えなかった。
湖面は薄氷が張り、ワカサギ釣りのボートが浮いていた。
薄く張った氷の中を進んだボートの跡がくっきりと線を描いていた。
本栖湖から河口湖に向かう途中、鳴沢村の富士山が綺麗だった。
河口湖に来た、この頃は陽も高く上がり雲も少なくなってきたが、日差しが
強く、湖面がキラキラと光を跳ねていた。
富士山を眺めながらの遊覧船は、観光客の人気だ。
外国人観光客が戻って来たな」~と、実感した。
河口湖大橋の下では「ワカサギドーム船」が浮かんでいた。
一人で1000匹以上釣れるそうだ、乗船料も結構のお値段のようだ!
山中湖に行く途中、花の都公園に立ち寄った、一面の雪の先には富士山のが
覆いかぶさる様に聳えていた。
山中湖沿いにある、マウント富士ホテルに上る途中、私の好きな富士山スポット
がある、自衛隊演習地の草原を帯に、何一つ遮るものの無い富士山が見える。
富士山の左側には、宝永山の隆起が垣間見られる。静岡県側からは隆起した姿が
はっきり見られるが、山梨県側からは殆んど見られない。
その為、山梨側の富士山が最高だ!いやいや静岡側が美しい!と騒がしい。
私の住むマンションから、晴れた日は毎日富士山を遠望できるが、年に二三度は
間近で見たくなってくる、しかし運転免許証を返納した今は、婿さんと私の
スケジュールがあった日にしか出かけられない。
”そーだ富士山に行こう” と気軽に行けないのが残念である。
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