【だらだら祭】芝大神宮
江戸時代に始まった「芝大神宮だらだら祭」は江戸庶民の間で
お伊勢参りが大流行した慶長年間(1596~1615)、伊勢までの
参拝は金銭的にも大変であり長い旅ともなる、江戸っ子が誰でも
お伊勢参りができるわけでない、そんな事情から多くの農民や庶民
たちは秋の収穫の時期に「関東のお伊勢様」と称される”芝大神宮”
へ参拝するようになった。
神宮側も少しでも多くの人々が参拝できるようにと、少しずつ例祭の
期間を伸ばしていったのが「だらだら祭」の由来だ。
祭りは11日間に及ぶ・・・
芝大神宮の境内で起きた町火消し「め組」の鳶職と力士との
乱闘事件・・・歌舞伎の人気題材「め組の喧嘩」の舞台だ!
今も続く「め組」の木遣り、祭りの先頭を渋い声で進んでいく。
芝増上寺大門前の大門通りが祭りのメインストリートとなる。
そろいの浴衣で「伊勢音頭」を踊る町内のお姐さんたち・・・祭りの始まりだ!
20基もの神輿が繰り出される・・・江戸っ子はお神輿担ぐのが大好きだ!
キリッと締まった赤い鉢巻がカッコいい!男も女も祭りが大好きだ!
祭本部前での神輿の差し上げ・・・ 一番の見せ場だ!
健康を祈願し「生姜」を神社に授与する風習が今でも残る、境内や周囲の
至る所に生姜を飾ることから別名「生姜祭り」とも言われる。
増上寺大門前を貫く大門通り、祭り風景が見えて来た。
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