ブログも暫く祭りが続いたので、一休みして白川郷に行ってみた。
次回は「天下の奇祭!日本三大裸祭り」飛騨古川の【越し太鼓】
をUpします。
【早春の白川郷】
金沢から高速バスに乗り雨降る白川郷に着いた。
民宿の小母さんがバス停まで車で迎えに来てくれ助かった。
雨降りの4時過ぎともなると観光客の姿もチラホラ、静かな
白川郷を堪能できそうだ!
宿に荷物を置き外に出ると、近くの山は雲に覆われていたが
雨上がりの茅葺屋根がしっとりと濡れていた。
翌朝雨も上がり、山裾は靄が立ち込めていた。静かな朝だ!
昔から雪に耐えてきた白川郷の人達の生活の苦渋は、想像を絶する
ほどであっただろうと感慨ひとしおだ・・・
水のひかれた田に、茅葺の家が見事に写し出されていた。
宿の裏に咲く水芭蕉の鮮やかで純白な姿が凛々しかった。
朝早くから外国人(台湾の人達)観光客が押し寄せてきた。
閑散としていた白川郷が急に賑やかになってきた。
最近の報道では、白川郷に大型のホテルの建設が計画されている
そうだ、”世界遺産を世界の人達に見てもらいたい”現状では宿泊
施設は民宿に頼るのみで、観光客に応えられない。
地元では賛否両論のようだが、現実を見ると外国人観光客が来て
くれなかったら・・・と思うと心細くなるしゾッとする。
世界の人に見てもらう事が世界遺産の使命であれば、自然に溶け
込んだホテルの建設は仕方のないことと思われる。
展望台から俯瞰する白川郷。
観光バスもなく人影もまばら、静かな朝を迎えた白川郷。