妙義神社の秋
妙義山を背に樹齢500年を超える老杉が鬱蒼としげる神域だ、
多くの重要文化財が建ち並ぶ妙義神社はかっての山岳信仰の
尊い守り神であったのだろう。
上野寛永寺との縁も深く、徳川幕府から厚い庇護を受け大切に
守られてきたと聞く・・・
本社殿には多くの素晴らしい彫刻が各所に見られる。
取り巻く紅葉が朝陽に照らされていた。
優美で繊細、雄揮な技術は日光東照宮の彫刻師がこの地に来て
彫り上げたと伝えられている。
妙義山で採られた安山岩で作られた見事な石垣の上に黄葉に
覆われた常夜灯が鮮やかだ!
妙義山の秋も頂上から中腹へ里へと下って来ていた。
妙義山の頂上付近は紅葉もすっかり終わり、里の柿の木が寂しそうだった。
神社や山の写真でもロマンティックな感じがします。