昨日、お天気余りの良さに、午後自転車で出かけた。井の頭公園くらいまでと思っていたのに、ヘルメットつけるのを忘れていた。山パートナーからは風が強いからやめておいた方が良いと言われたが、午前中はそれほどの風でもなかったので、家を出てしまった。
家を出て、神田川に出るあたりで、強風すごいなと思って、危ないから止めようかと思ったのだが、川沿いはそれほどでもなかったので進んでしまった。川沿いはやっぱり気持ちよい。井の頭公園はやめて塚山公園あたりで戻ろうと思っていた。
下高井戸神社の下あたりで、北側から南側の遊歩道に。道路を渡って、走りだした時に、反対側から自転車が2台続いてきた。待機すればよかったのに、すれ違えるだろうと左端を走ったら、風にあおられたのか、やや下りで勢いづいて左に行き過ぎたのか、道路脇からタイヤが外れて落ちてしまった。
途中歯が一つ外れた、歯が折れたのかな?と思ったが、血が噴き出しているとは思わなかった。あとで見ていた方が横に2回転したとおっしゃっていたが、頭をどこかにぶつけたらしく、血が滴り落ちていた。すれ違った人とか近くにいらした方が、頭から血が出ているから、じっとしていてと言われ、またタオルを貸して頂いた。頭をしばらくお借りした(結局頂た)タオルで押さえているうちに血が固まったらしい。
出血が酷かったので、居合わせた方が救急車を呼んでくださった。皆さん強風で日陰で寒い中、救急車の到着を待ってくださっていた。ありがとうございます。上着は返り血を浴びた殺人犯のように真っ赤。
意識は遠のかなかったので、血だらけの手で携帯を操作して、家族に連絡。タクシーで来てもらったが、最近はタクシーもなかなか来ないのでどうだろうと思ったが、救急車よりも早く到着して、見守ってくれた。上着を一枚頼めばよかったが、その時点では自分の服がどれほど血だらけなのか分からなかった。
祝日で救急車もすぐには到着せず、1時間位して到着。脳外科のある救急病院を探してくださって、最終手段として、新宿の救急病院で受け入れて下さり、16時ごろに病院に着いた。
自転車の単独事故でも交通事故になり、警察に届けなければならないとかで、近くの警察署からお巡りさんが到着するのを待ち、説明。消防署と警察署とも住所氏名生年月日を言い、今日の日付を聞かれ、事故状況を説明。やっとのことで救急車が動き出した。
その後も意識障害が起こっていないか確認された。
トイレに行きたくなったが、CT撮るまでは動いていけないと言われ、病院で聞いてみると言われていたが、病院でもCT撮るまでは動いてはいけないと言われて、我慢。
しかし、救急外来は満員で、色々な処置が順番に行われて、トイレは緊急事態。やむを得ずおむつをあてがわれた。最初は抵抗感から出せなかったが、何とか腰を上げて、排尿できた。その後も寝たままで何か膀胱が押されるのか、確かに昼食後沢山お茶を飲んだなと思ったが、脳が何か衝撃受けたせいなのか、頻尿状態になって、何回かおむつをあてがって頂き、何とか漏れずに済んだ。
血だらけの衣類を取ったので、肌着一枚で、薄いタオルケット一枚かけられて、普段厚着の私はかなり寒く感じたが、我慢するしかありません。
足の打撲ヵ所のレントゲンを撮り、しばらく待ってCTを取り、さらにしばらく待って、若いお医者さんに頭の傷の所の固まった血を洗い流して、少し髪の毛も切られて、2か所ステープルで止め、さらに口内の切れたところを2か所細い糸で縫われた。局所麻酔をしたのでそれほど痛くはなかった。
やっと立ち上がることができて、トイレに行かせて頂けた。その後、肩に破傷風の注射をされて、地元の医者への紹介状を頂いて、やっと解放された。でも自分の不注意で事故を起こし、大変な緊急医療の方々の手を煩わすことになって、申し訳ありませんでした。
会計をしてから、最後に痛み止めのお薬を頂き、外に出てタクシーで帰宅した。病院内にコンビニは開いていたが、衣類はないだろう。何分上着は着られず、中着も一枚はやはり血だらけれ着られず、セーターは裏返してきて、2枚だけだったのでとても電車では帰れなかったのだ。
途中でウェットティッシュで手とか拭いたけれど、顔とか血が固まってバリバリになった髪の毛などは拭けなかったので、家に帰ってからぬるま湯に浸したタオルでせっせと拭いた。
衣類は一度水でつけ起き洗い1コース洗ってから、洗剤で再度洗ったら、ほぼ完全に取れた。その他の衣類は一晩、つけ起き。翌日洗ったが、血液は取れていた。良かった!
今日地元の医者に行ったが、シャンプーOKでお風呂も良いらしい。ヒアルロン酸の注射も一緒にして大丈夫とのことで、注射も受けた。12時間後にしか入れないけれどね。
熱が出ることもなく、痛みも少ないので、自転車もバスを使って取りに行ったが、ヘルメットを持参するのを又忘れてしまった。
ちょうど昨日お世話になった方が、私は取れた歯の詰め物を探していたら、見えて、よく見たら交通指導員の腕章をつけていらっしゃった。地元の町会関係の方だった。バスタオルのお礼をしようとしたが受け取って頂けなかった。レスキューシートも下さった方だった。本当にありがとうございました。歯の詰め物は残念ながら見つからなかった。
その場所、バスで塚山公園に出て、反対側から歩いて行ったのだが、確かに少し狭くなっていた。その方が幅が狭くなって、橋の方から軽く下り坂で、年に2~3年転落事故が起こっていて、13針縫った方もいらっしゃるとのこと。待機すべきだったのに、本当にバカでした。
自転車は電池盗難されることなくそのまま置かれていて、軸がずれることもなく、大丈夫そうだった。しばらくは押して歩いたのだが、人がいないところでは、ちょっと乗ってしまった。家に帰る途中、ひしゃげた眼鏡を直していただくべく、行きがけに預けた眼鏡を引き取りに行ったが、無料サービスだった。助かりました。使っていたレンズは昔のもので、一番新しい方は別の眼鏡と言われて、家に帰って探したら、ザックに非常用として入れてあったのが一番新しいレンズが入っていた。フレームは古い方だったけれど。どうも老眼が効かないと思っていたが、こちらの眼鏡が老眼はきつめのレンズにしてあったらしい。細かい字でも見えるようになった。
ついでに新年にお墓参りしていなかったので、花を買い求めてお墓参りも済ませた。暮れの新年の準備だけで、新年のあいさつをしていなかったので罰が当たったかなと反省しました。お寺の方が傷んだ花は片づけて下さっていたが、松は鮮やかな緑で、そのまま活けられていた。買い求めた花が4種だったので、足し花は良くないとのことだが、5種にしたいので松はそのまま飾らせていただいた。軽くて済んだのは守っていただいたのかもしれない。
今の所異常は起こっていないが、3~4日は自重しないととのことで、仕事は今週は休みになった。山予定も中止。宿のキャンセル料かかるかなと思ったがまだ無料期間中で助かった。
叔母が脚立から落ちてくも膜下出血を起こして、手術して、しばらく元気だったのだが、その後悪化して、数年の闘病のうちに亡くなられたことを思い出して、慎重に行動しないとと、思いました。
打ち所が悪かったら食事できなくなったり、骨折したら入院になりますね。本当に軽くて(今の所)良かったです。
夜シャンプーしたが、傷に触らないようにしながら、固まった髪の毛もほぼ、ほぐせた。何があるか分からないので、シャンプー冬でもこまめにした方が良さそうです。手鏡を使いながらその場所に抗生物質を塗った絆創膏を貼るのが難しかった。大型の絆創膏を買わないと。。。