今日先ほど、静岡の方でかなり大きな地震があって、慌てた。
この前の地震となにか関係があるのかしら?と不安になって、巨大地震の歴史を見ていたら、三陸地方の大地震の記録があるのだそうだ。
西暦869年の貞観三陸大地震で、マグニチュード8.5-9.0の巨大地震で大津波が岩手から宮城、千葉の方まで押し寄せて多大な被害をもたらしたと書かれていた。仙台平野が水浸しになったとか。
今回の東北関東大地震とそっくりなのだ。津波は30メートルにも及んだとあった。
大体1000年周期で起こっているらしく、そろそろ周期だと警鐘を鳴らしている研究者もいたらしい。誰も本気で取り上げなかったとしたらすごく不幸なことだった。そういう歴史がもっと知られていたら、防災対策も違っていただろうし、原発の設計基準も異なっていただろう。
津波が想定を超えていたというのは、過去の歴史を調べつくしていなかったということだし、甘い見通しで、原発を作って来たということになる。
東海・東南海地震は、それよりも短期間で起こっているが、こちらも東海地方から四国までの超巨大地震と大津波が何回か起こっているようだ。684年とか887年とか。
大昔のことで、どこまで正確な年数なのかは分からないけど。歴史に学び、対策を講じていかないと、日本は海辺の原発事故でおしまいになってしまうかもしれない。なんといっても地震・津波大国でもあるのだから。