今日は恒例の高幡不動尊に初詣に行ってきた。親の宗派とは違うのだが、以前厄除けにお参りし始めて以来、続いている。
グズグズして出遅れたのだが、おかげでなんだか晴れてきた。昨日は初雪が一時かなりの勢いで降ったが、すぐに止んで積もるようなことはなかった。朝は冷え込んでいたけれど、晴れてきたら少し楽になった。
駅に着いたら、参拝の最後尾は左に出るようにと言われて、今までこんなに長蛇の列になることはなかったのに!とびっくり。でもいつもよりもすいすい進行して、どうして信号があるのにこんなに早く進むのかしら?と思った。信号の時間、歩行者用を長めにしたのかしら?
ともかくもお札類の返納場所に直進してから後戻って、本堂前に。2階に上がると時間がかかるという放送に、直進したのだが、直進も時間がかかった。
お参りをしてから、五重塔の方に回り、その南側の丘に向かった。五重塔の相輪が日の光に輝いていた。
晴れてきたので、富士山見えるかも、と思っての四国88番になぞらえたお地蔵様が並ぶ丘をミニハイキング。家族連れが時々通る。ここはいろいろなアジサイや植物が植えられているところだが、今はどれも葉をおとしている。
途中、黄色の実が鈴のようになっている木に鳥がいろいろ集まっていた。ヒヨドリもいるみたい。自宅の方にもこの木の大木があってヒヨドリが群がって食べていたが、何の木だろう。スズカケの仲間かと思ったが実の形が違う。調べたら、センダンという木らしい。
駅の北側が見渡せる。
黒松の大木とお地蔵様
ハトが首をかしげていた。
どんどん駆け上がって、頂上部にたどり着いた。汗ばむほどだ。富士山見えるかしら?
富士山は見えたが、左半分に雲がかかっていた。手前は大山か大室山かしら?
それから、今度は広場の脇を通って行く。家族連れの女の子二人が遊んでいて可愛らしい。
丘とお地蔵様
回り込んで行くとまた富士山が見える場所があった。今度は頭のてっぺんがかすかに見えているような気がした。
そのあたりからは奥多摩の方がよく見えた。
霜が融けて、一部ぬかるんでいて、靴は泥んこ。階段の石と草むらの枯葉でこすり落とした。
高幡城跡と言う標識に、いつもは階段を登らないのだが、今日は登ってみた。すぐに平らになって、多分お城は南側の方にあったのかなと思う。
それから五重塔の横を下りて、最後の88番のお地蔵様にお参りして、ミニハイキングは終了。
お昼抜きだったので、結構空腹だが、あんず村までは我慢しよう。
無料休憩所で、破魔矢や厄除けうちわなどを求め、外に出た。
左の歩道が空いているという警察官の放送?で、左手に回り、さらに線路沿いにでて、お目当ての喫茶店あんず村に行って見た。去年は丁度昼時で満員。あきらめて、他の店に行ったけど、今日はもう1時半でかなり空いていて、窓際の席に座れた。
ハヤシライスを頂き、紅茶を出していただいたら、紅茶ポットにカバーをかぶせてくださった。おかげで暖かい紅茶をジャズを聴きながら、数杯頂くことができた。
その後アートマンで買い物。ハイキング用の小さい財布を落としてしまったので、小さめの財布を探したのだった。手帳のリフィルなどを買い求めたり、ぶらぶらしてから帰宅。今日は高幡饅頭のお店の方を通らなかったので、お土産を買いそこなった。残念ながら駅の近くには売っていなかった。
ミニハイキングですっかり疲れ、毎度のことながら熟睡して帰宅した。
追記:センダンの木
帰り道に黄色の実がなっているセンダンの大木に、ヒヨドリがたくさん群がって、実をついばんでいた。実が大きいから、小鳥には無理かもしれない。足元を見たら、実がたくさん落ちていた。どんな実だろうかと手に取ってみた。もうちょっとしわになってきていたが、柔らかい。それでどんな種なんだろうと、少し爪でほじってみたら、中は、たまに庭に落ちている大きめの丸くて筋が入って星形の種らしいものが見えた。いつも何の種だろうと思っていたのだった。指に果肉が付いたのだが、それがぎんなんに近い臭いがした。思わずティッシュで拭いたが。しかし、後で調べたら、昔はしもやけやひびにつけたとか。こんな臭いものをつけたのかな?大体は南方の木らしい。春にそういえばうす紫色の花が咲いていたかもしれない。