この間、小学生が課外授業で熱中症になり亡くなられたというニュースが流れて、教室にエアコンもなかったという報道があった。亡くなられたお子さんのご冥福を祈るとともに、小学校のエアコンって、どのくらい普及しているのか気になった。というか家族がそれに関する情報を送ってくれた。
それによると東京都ではほぼ全教室についているらしいが、地方では25%などの所もあるようだった。
今日のヤフーニュースに、なぜエアコン設置が進まないかということが書かれていて、第一は耐震化、老朽化の建て替えなどが先で、エアコン設置にお金が回らないのだそうだ。
家庭のエアコンはピンキリで安いものもあるけれど、教室となると、一教室200万円はかかるのだそうだ。確かに大金がかかるわけだが、この異常気象では、必須ではないだろうか?
自由に水を飲んだり、水浴びできるなら、扇風機だけでもやって行けるだろうけれど。
振り込め詐欺で何億ものお金が犯罪組織に流れているのを見ると、もっと寄付文化が広まれば、何とかなる金額のようにも思う。利益を上げている企業とか地域の篤志家が寄付してくれればよいのにね。
なんと言っても日本を背負っていく子供たちの命がこの異常気象で危機にさらされているのだから!
今は生活保護世帯でもエアコンはつけていられるそうで(標準装備品ではないけれど)、ぜいたく品とは認定されていないそうだ。小学校や中学校にないというのはアンバランスですね。