新 風のふくままに 

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2024年介護報酬改定―なんと、訪問介護の基本報酬が引き下げへ!

2024-02-23 | 介護

この間、介護の会社で研修会があったが、そこで責任者から言われたのが、介護報酬上がると言われていたのが、実は訪問介護の基本報酬は下がるという話だった。それで会社としては、加算が取れるよう、態勢を整えているが、加算が認められるか、また認められても、いつからになるかはまだ不明。少なくとも6月以降とか。手続きが相当に煩雑らしい。

ネット記事によると、訪問介護事業所は全体からみると黒字だからという厚労省?の見解だそうだが、それには実はからくりがあるそうだ。

我が家の近くにも介護サービス付き高齢者用マンションができたが、今そういうのが増えているそうだ。

そのサービスというのが実は訪問介護制度に乗っ取ったもので、高齢者専用マンションの業者とセットに訪問介護事業所ができていて、そこでは、移動の距離もなく、次々に訪問介護に入れるので、すごく能率的に訪問介護が行えて、訪問看護とか訪問診療、検診なども次々入れられて、報酬アップもやりやすいそうだ。

普通の在宅訪問介護だと、訪問する家は離れていて、移動に時間がかかるから、一番仕事を入れている人でもヘルパーの給料は正社員でも月20万円にしかならないそうだ。朝8時過ぎから働いて18時頃まで仕事を入れてだし、移動時間の若干の手当てはあるもののわずかのようだ。私も多少移動手当てがあるが、月2000円前後だ。自転車の移動時間は平均往復20分(電動自転車でパワーにして飛ばして)で一日平均3軒で60分、週5日稼働で5時間、月にしたら、20時間くらいは移動に時間を取られているわけだが、その手当は2000円余りだからスズメの涙です。

フリーで働いている場合、最初の家から訪問先までは通勤に該当するそうで、自転車だから、ただ。正社員の場合は、事務所までの通勤については通勤費が出るようだけれど。訪問先から訪問先までが移動の手当ての対象らしい。一度家に戻ったら、やはり次に行く人は、通勤になり、移動手当の対象にならないのだ。まあ、家に帰って何かといろいろできるから、やっぱりフリーの方がありがたいですね。

ということで、訪問介護事業者は、儲かっている事業所もある反面、赤字かギリギリでやりくりしているところも多いのだそうだ。

私達のところでも、報酬の低い要支援の人へのサービスは止めることになったそうで、4月から伺えなくなる方もいらっしゃる。大手でないと、そういう人に手を差し伸べるのが難しくなってしまったそうだ。要支援の人の介護報酬が低いせいだろう。

しかし、介護保険料が月1000円以上上がり、9000円代になるとか。年金5万円でも1万円位は介護保険料を取られるから、健康で使わないで済んでいる人は大損?介護保険料を取られているのだから、使わないと損々とばかりに、たいして不自由でもない身体を不自由に見せかけて、お手伝いさんのように使う人も出てくるのではないだろうか?

介護認定もケアマネ次第のところも見え隠れする。この人本当に要介護2?3?というケースもたまにはみられる。元気で何でもできますと頑張ってしまう人がいる一方、認定を取るためにわざと歩けないふりをする人もいるらしい。

なお、介護報酬というのは、事業所に入る金額で、その中から会社の経費などを引いて、ヘルパーの給与が決まるので、事業所ごとに給与は異なる訳です。休日手当も、ヘルパーに手厚い所もわずかなところもいろいろらしい。

東京都がヘルパーに住宅手当を出すということになったそうだが、ヘルパー歴5年以上というので、かなり高齢まで働かないと私は無理。もしかしたら通算で5年に達しているかもしれないけど、どうなんでしょうね。

じわじわと体力知力(記憶力)が落ちてきています。

 

 

 

 

 

 

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