新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

南高尾ー梅の木平から三沢峠ー大垂水峠ー城山ー裏高尾 日影2022.5.5.

2022-05-06 | ハイキング・登山

昨日は花好きの友人と、どなたかのブログで花が沢山見られたというコースをたどって歩いてみた。ちょっとロングコース。昨日お腹壊したばかりで大丈夫かな?とりあえず、朝食は軽めに、昼もハムとチーズを挟んだサンドウィッチだけ持参して出かけた。

最寄り駅7:36の特急で出かけ、帰宅はなんと7:10だった。帰りのバスの時間を調べないで歩いて、バス停少し前でバスが通るのが見え、30分後くらいにはあるかと思っていたバスが、その時間は1時間後しかなかったので、裏高尾の関所前まで歩いたから、友人の歩数計では3万歩を超えたとか。少々疲れました。

実はその前に、私が道を間違えたことも遠回りになりました。今日は高尾山ということで、地図も持たず、もちろん登山届も出さずに出かけたのでした。8時20頃着かな?高尾山口の駅前はハイカーや観光客で混雑していた。私たちは身支度を整えて、道路を相模湖方面に向けて出発。8:40

南高尾山稜の途中の桐の大木の花がきれい。

うかい鳥亭の方に出て、山下から去年見たクマガイソウを見てニリンソウとヤマブキソウの大群落を見てから西山峠から大洞山から大垂水峠に出る予定が、先行する女性二人組につられて、車道の左手を歩いて、梅の木のバス停から峰の薬師北参道前を通り、気持ちよい民家の間を通って、うかい竹亭の前に出てしまったのだった。信号まで直進してから左折したらよかったのですが。。。うかい竹亭の庭の新緑もきれいです。

そこから友人の地図を見たら、グリーンセンターというところに出て、三沢峠に出るようだった。緩やかな登山道の脇には二輪草とかイチリンソウ、沢山の野イチゴの花、黄色のヘビイチゴの花、ツボスミレか小仏コスミレとかが見られた。時折キケマンも。

コスミレ?ツボスミレ?

野イチゴの花

立った一つきれいに咲いていたイチリンソウ

キケマン

クワガタソウ

ヤマネコノメソウ

ヘビイチゴ

高尾グリーンセンターはりープが張られて入れないみたいだったが、布団が干されていたので、近々利用者がいるのかしらね?昔の雑誌を見たら、営林署の施設だった場所のようだった。

そのすぐ先に東屋があって、小休止しておやつを食べた。京都のお寺に行かなくても、枠の中から見る新緑がきれい。

ヒメウツギ

時折咲いているニリンソウなどを見ながら、三沢峠に出た。抜きつ抜かれつしていた先行の女性たちは津久井湖の方に出るとか言われていたので、多分左折されたのだろう。私たちは西山峠を目指して右折した。しばらく歩くとフクロウの木彫があった。手前にスマホを立てかけて写真が撮れるようにしてあったので、写真を撮り、若者も来たので、話をした。

それから西山峠まで比較的平坦な道を歩く。みやまハンショウヅルかな、の赤いつぼみが見られた。

向きを変えて写す。

ミスジアゲハかな?

ジュウニヒトエも立派な株が多いがこれは小さいもの。

西山峠に出て、少し下って花の様子を見た。もうだいぶ終わりかけだが少しだけニリンソウもヤマブキソウも咲いていた。

急坂を上り返して縦走路にでて、少し頑張ると、津久井湖を見渡せる展望地に出た。

富士山もみえていますよ、と声を掛けられ、見ると雲がかかってかすんでいるが肉眼では良く見えた。写真に撮ったら、ちょっと分かりにくいです。真ん中の三角の山の右ですが…

ベンチが空いていたので、お弁当を食べることにした。12時半だったし。ベンチの後ろに確かホタルカズラがあったと思って、座っている方に声をかけて、覗いたら一輪だけホタルカズラが青く咲いていたが人がいらしたので写真は撮らなかった。さらに確かコバノタツナミソウがあったはずと探したら端の方に少しだけ咲いていた。

 

この南高尾コースはヤマツツジが多くてオレンジ色がとてもきれい。

クロアゲハ?が飛び交っていた。黒いものがアゲハ蝶。

ヤマツツジ街道です。

それから巻き道を主に通って、コンピラ山に着いた。

ここで水分補給休憩。長く休むと足がだるくなる。

多少のアップダウンを繰り返して、大桐山に着いた。

道路を走る車の音が良く聞こえてきたが、急斜面もあり、大垂水峠にはまだしばらくかかった。

ここから杭の端の方から階段を登るところがあって、登り始めた。以前は橋のところから登って、一丁平の方に出てしまったので、気を付けた。野生のフジがきれいだったが写真では色がでなかった。

樹木に遮られて、日の射さない暗い道の段差の大きな階段を登る。登ったところに細っそりした若者が、タブレットを片手に中国語らしい言葉で何やら話していた。ちょっと気になったがそのまま進んだら、その人が追いかけて来た。

最初は同じくらいのペースで歩いていたが、友人が抜いてもらおうと声をかけた。片言の日本語をしゃべっていた。私たちは花探ししながら、ああ、キンランがあった、イカリソウがあったとか言いながら歩く。するとその若者も後から写真を撮ったりしていたので、また声をかけて花の名前を教えたりした

イカリソウ

 

アマドコロ

チゴユリやヒトリシズカ、フタリシズカなどもあったが写真は余り撮らなかった。

咲いているエビネは場所を通りかかった方に教えて頂いた。まだつぼみのものは見つかったが。

城山小仏の標識

東京方面も富士山の方もかすんで良く見えなかった。

城山でアイス最中を食べて小休止してから、日影バス停に向けて下山。途中、出会ったおじさまからシロバナシャクヤクが咲いているところがあるとお聞きして、見に寄ったのだが、残念ながら見つけることができなかった。

林道のコンクリートは足に来るので、途中から北尾根に入ったが、今はイチゴの花は散って、実はまだなっていない状態で、そのほかの植物はめぼしいものは見られなかった。ベニバナシャクヤクの場所だけ確認したが、まだ小さなつぼみだけだった。

その後、昨年も横道から林道にでて、ひたすら下り、ラショウモンカズラとかカキドオシ、ズミなどを見て、日影キャンプ場に出た。そのあたりにサイハイランがあったかなと思って、目を凝らしたが、見つからなかった。3号路の方で見られるという話を伺ったけれどね。

ラショウモンカズラ

カキドオシ(多分)

シャガの群落

いよいよバス停に近づいたときに、バスが通り過ぎて行ってしまった。バスの時間、まったく気にしていなかったのです。

バス停で時刻表を見て、えー!1時間後しかない!

1時間待っている間に、大分高尾まで近づきそう。それで疲れた身体に鞭打って、歩いて行った。

釣り堀があって、小さめだがこいのぼりが泳いでいた。

民家のサクランボ。まだすっぱそう。

ジャーマンアイリスとシラーが植えられた畑

する指の豆腐屋さんでおからドーナツでも、と思ったら、なんと木曜日定休日でお休み。ベンチで一休みしてから、また歩き出した。ずっと中国から留学してきているという若者と一緒だったので、関所跡まで歩こうと歩いて、ベンチに腰掛け、もう少しでバスが来るのでバスを待った。相当に足が痛くなってきていた。その若者はハイキング初めて位らしく、足が大丈夫か心配になった。痛そうにしていたが、頑張って歩ききった。城山から高尾山に戻ってもらった方が楽でしたね。申し訳ありませんでした。

途中の民家のオオデマリ

同じく民家のサラさドウダン?

ロングコース、お疲れさまでした。見付けられなかったお花もありましたが、人の少ない、気持ちの良いハイキングコースでした。

 

 

 


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