初めて岐阜県で行われた全日本大会。
山々に囲まれた、とても静かな場所にある、立派な施設での開催。
旗やポスター、パンフや応援幕など、その一つひとつにチカラが感じられるものだった。
会場の雰囲気も良し。そして、何より試合は激闘の連続で。
浜松支部からは佐藤君、ユヅル君が優勝。池谷さんは準優勝。
岐阜道場は山田道場長、高瀬指導員が優勝。二人は地元ということもあり、じつにスピリッツあふれる試合内容を見せてくれた。
だから応援団もヒ―トアップ!会場全体が一体となる、素晴らしいものになったように思う。
そして、大会の表彰式終了後にはサプライズも。
突然の安藤先生の昇段表彰式には、本人も、みんなもビックリ!
長年、仕事をしながら少年部指導や団体運営の手伝いをし、何度も、あきらめることなく試合を通しての挑戦を続けてきた安藤先生。
その人としての強さを、団体として心からの評価をし、称えるものだった。
『おめでとう!安藤先生!』
私からも声をかけた。
泣き崩れる安藤先生。重い涙だ‥。そして遠くで泣いていた、山田道場長の涙も、想い涙であり‥。
そんな状況には真の感動があるわけで、自然とマワリだって寄ってくる。
みんなで安藤先生を胴上げ。
そう、自らに線引きをしなったことが、今までの苦労を喜びに変えた。今日、そんな瞬間に出逢えたのだ。
教え子達が声をかける‥
『安藤先生おめでとう!』
言葉ではなく、先生のそんな生き様こそが一つの強さであり、それは子供達への最大のメッセージとなった。
全日本大会としては小規模ながらも、これからの方向性を示すうえでも、希望となる良い大会だったように思う。
ウン、良い大会だった‥。 (^-^)