フィットネス テクノロジー ~健康とスポーツを科学する~

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走ること

2016年11月16日 19時43分05秒 | Weblog
走るということは、体に蓄えられていたエネルギー源を使い、
筋肉も収縮と弛緩を繰り返しますから、疲れたりほんの少し破壊さ
れたりします。筋肉だけでなく、内臓なども同じです。

 もちろんそのままでは良くありませんし、走り終えた体はすぐに「回復いつ
でもウエルカム!」の状態になります。壊れた筋肉の修復も始まりますし、エ
ネルギー源である糖質の再貯蔵も始まります。

 特に、走った場合、エネルギー源もたくさん
使います。ということは補充もたくさんしなければなりません。ちなみに使っ
た量より補充の量が多ければ、余剰分は脂肪となって蓄えられます(ので、軽
いjogなのに「今日は走ったから」とたくさん食べていると大変なことになり
ます)。

エネルギー源である糖質も、走り終えた直後の筋肉は再貯蔵す
る気満々です。そのタイミングで糖質を届けることができれば糖質の再貯蔵も
速やかです。

 そのタイミングを逃さないこと、そのためには走ったあとなるべく早い段階
で糖質を摂ることが大事です。また、この時に糖質だけでなく同時にタンパク
質も少し摂ると、糖質の再貯蔵がしやすくなると言われています。

 割合は糖質:タンパク質=3:1と言われています。厳密にきっちりとその
割合を守るのは大変ですが、例えば、シャケが入ったおにぎりや、パンと牛乳
などでも良いでしょう。


 また、直後の糖質補給だけでは走って使った糖質を全て補うこととはできま
せん。走ったあとに補給をしておしまい、あとは飲んで歌って…というわけに
はいきません。飲むにしろ何にしろ、走った直後の「補給」=間食の後、しっ
かり食事を摂り、そこでも糖質(ご飯や麺類など)は摂るようにしましょう。

 そうすることで、直後の補給でぐぐっと再貯蔵し、そして、その後の食事で
もじわじわと貯蔵を続けて、時間をかけて再貯蔵が完了する=回復する、とい
うことになります。





あなたはもっと速く走れます。
~健康とスポーツを科学する~http://fit-tec.com/ 
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【フィットネス テクノロジー】

取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ         澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
東洋医療専門学校講師
日本体育協会公認パワーリフティング指導員
日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
NISAQ認定SAQインストラクター

京都市南区吉祥院石原西町12-3   日産工業2F
電話 075-662-2010
FAX  075-681-4717
Eメール https://ssl.hp4u.jp/contact/site:fit-tec 
滋賀支社  滋賀県彦根市竹ヶ鼻町631
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