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「調整は、走り込みより難しい」〜と言いますが、調整が上手くいったのか
どうかの評価もまた、難しいですね。
そもそも調整が成功したという
のはどういう状態なのでしょうか。結果的には調子が良くなるわけですが、そ
れではマラソンを走るのに最適な調子の良さとは、どんな状態なのか〜という
問題があります。
ショートレースのように、脚が軽い・脚が良く動く・スイスイとスピ
ードが上がる!!!…ということが必ずしもそれに当たるとは限りません。む
しろ、ちょっと重いくらいでちょうどいいという人もいますね。30Kmから良く
動くのが良い調子だという人も。
もちろん最初からズboroボロで、最後までどうにもならなかった場合は失敗と
考えても良いかも知れません。が、それとて、レース展開やペース配分次第と
いうこともありますので、やっぱり評価は難しいです。
このことを含め、調整に成功した経験がないと、その成否の評価も出来ませ
ん。調整がド下手な人は、その成功体験もないわけですから、それ以前の問題
になってしまいますね。
マラソンの調子の良さの目安の1つは、体感とペースの一致度で、楽と感じ
るペースがどのくらいで、そしてそれがどこまで続くのか〜ということがあり
ます。
もちろん、走力レベルとは直接関係ないですよ。走力が低くても、調子は良
い!〜という状態はあります。その逆もありますが。
序盤だけ楽々で、中盤過ぎ、30Km手前から重さが出て来てズルズル失速する
のは、調子が良い状態とは言えません。ただし、スピード的に仕上げ、結果的
にオーバーペースだった場合もこうなりますので、一概に調整の問題だけでは
ないかも知れないので、ちょっと注意も必要ですが。
調整が良く分からないので、いつも「普通」の状態でレースに臨んでいると
いうランナーもいますね。こうなると、調整は反省の対象外となります。てか、
調整してないってことが反省点になるでしょうか。
もう1点は体調〜。
調子ではなく、体調です。調子の良し悪しと、体調の良し悪しはぜんぜん別
物です。
あなたはもっと速く走れます。
~健康とスポーツを科学する~http://fit-tec.com/
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【フィットネス テクノロジー】
取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ 澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
東洋医療専門学校講師
日本体育協会公認パワーリフティング指導員
日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
NISAQ認定SAQインストラクター
京都市南区吉祥院石原西町12-3 日産工業2F
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